【感想・ネタバレ】悲鳴伝のレビュー

あらすじ

少年よ、逃げろ。新たなる英雄譚、開幕!

彼の名は空々空。
どこにでもいない十三歳の少年。
風変わりな少女、剣藤犬个が現れたとき、日常かもしれなかった彼の何かは終わりを告げた。

ひどく壮大で、途轍もなく荒唐無稽で、しかし意外とよく聞く物語は、そんな終わりを合図に幕を開ける。
人類を救うため巨悪に立ち向かう英雄は、果たして死ぬまで戦うことができるのか!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 空々空という、ちょっとどころかかなり普通とはズレた少年と飢皿木博士との会話から始まり、少年の異常性を最初から突きつけられた気がします。
 親兄弟の死に動じなかったり、直ぐ隣にいた少女が頭を撃ち抜かれても直ぐに行動出来たりと、人間性を疑う様な人物ですが、けれど情が無いわけでもなく左在存の逃亡に手を貸したり剣藤さんを助けに向かったりと理由さえされば他者の為に動けるのがより一層不気味に感じ、魅力でもあると思います。

 最後の最後で剣藤さんにお礼の言葉を言えたのが、空々少年と剣藤さんの距離が近付いていた証の様に感じました。

0
2024年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだまだ続くのが楽しみだが、本当に長い笑
空々ほどではないが、あまり周りに期待していない自分に少し通じるところもある気がした。地球と戦うというSF。大いなる悲鳴の正体はまだわからないけれど、空々の人柄がしっかり掴める1巻目だった。そして、地球撲滅軍がどんなとこか少し掴めたところが物語が始まる感じがして、これからがワクワクした。
長いが、これは続きを読まないとなぁと思う作品だった。

0
2025年01月29日

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