【感想・ネタバレ】拵屋銀次郎半畳記 汝 戟とせば三のレビュー

あらすじ

剣戟小説の頂点を極める大河シリーズ、最新作!

第七代将軍・徳川家継が重篤に陥り、次期将軍が紀州公・徳川吉宗に決まったころ、桜伊銀次郎は従三位・左近衛権中将にして本丸参謀総長九千八百石という位を発令された。しかも二条城の城代も兼職することになったのだ。女黒鍬衆の一人から、宮中で異変が起こっていると告げられた銀次郎は吉宗から駿馬・吹雪を与えられ、単身京を目指すことになった。銀次郎とは深い縁で結ばれた女黒鍬衆の元頭領・凄みの黒兵はすでに〈天之御方様〉として宮中に居住しているというのだ! そして京に入った銀次郎に襲い掛かる賊徒の群れ! 紀州藩京屋敷の筆頭留守居役・禅藤吾郎衛門の不可解な行動とは……。
剣戟文学の大いなる地平を疾駆する〈門田泰明時代劇場〉大河シリーズ最新作!

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Posted by ブクログ

『拵屋銀次郎シリーズ』としては13冊目だろうか。最初の頃の拵屋の仕事も全く無くなって、幕府の高官となって行動する事が殆どになっている。
今回も徳川家継から徳川吉宗への交代時期に当たり、吉宗との違和感のある友人関係から、吉宗の任命で本丸参謀長・二条城城代となり旗本最高位になってしまった。それでいて、気になる女性のために京都まで勝手に行ってしまう。
今回も剣での闘いは少な目。作者が調べた幕府の蘊蓄が相変わらず多め。シリーズで読んでいるのでやめ時が難しい。

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2024年09月13日

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