【感想・ネタバレ】傲慢と善良のレビュー

あらすじ

婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》

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「人生で一番刺さった小説」との声、続出! 恋愛だけではなく、生きていく上でのさまざまな痛み、あらゆる悩みに答えてくれる物語。
主人公・西沢架は、いつも通り帰宅した自宅に、同棲中で家にいるはずの婚約者・坂庭真実がいないことに気付く。突如失踪した真実の手がかりを探すべく、架は真実の過去と向き合うこととなる。浮かび上がる現代社会の生きづらさと、徐々に明かされていく失踪の理由からは目が離せない。
本作の見どころは、なんと言っても描写の細やかさです。作家の朝井リョウさんによる巻末の解説の中でも触れられているように、この作品では「何か」「誰か」を選ぶときに私たちに起こっていることを主題としています。"選ぶ"という行為の中でどういったことが起きているのかを細部まで描写することで、私たち読者の心に何かしらひっかかるものを与えてくれます。
もちろんすべての人におすすめですが、人間を傲慢と善良の2種類に分けたとして、自分はどちらかというと善良側の人間だという人にこそ是非読んでいただきたい1冊です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この小説は「善良」がキーワードであると思う。
真実=善良であるため、真実に共感できるかがこの小説を楽しめるかどうかだと思った。
私は優柔不断であり、元恋人にも自分の意見ないよねと言われた事のある自分には共感できる部分が多くあった。
この小説の凄いところは優柔不断なところ、決断できないところという悪い部分を「善良」と表現したことによって多くの読者を共感に引き込むテクニックだと思った。
また私が特に凄いなと思ったのは登場する女性陣はみんなストーカーによる誘拐ではないと思っている所である。架のために真摯に話を聞くが、彼女の友人と姉は、どちらも真実の意思で居なくなったと考えている。この描写に気づいた時は女性って怖いなぁと思い、感心しました。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後に再会できてよかった、、
その後、神社で2人だけで式をあげたのもとてもよかったと思う。

架みたいに、大切な人には何も言わずに寄り添えるような優しい人になりたいと思った。

石母田さんの言った「大恋愛」って言葉がすごくいい。
読み終えた後、なんか宇多田ヒカルの「初恋」が流れた。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白くて一気読みした。あそこまではしないけど、真実の心配しろ!追いかけてこい!みたいな証明してほしい気持ちめっちゃ分かる。

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

兎にも角にも、多くの場面で自分に突き刺さる文章が多かったのはこの本が初めてかもしれない。
きっと、皆さんにも突き刺さる。
自分の中の傲慢さ。
親とは。自分とは。他人とは。結婚とは。

沢山の人に読んで欲しいです。

婚活をベースに書かれた作品。
結婚目前の男女。女がわざと失踪する。男はわざとと知らず、探して歩く。
最終的には、男は全てを知り許して結婚する。

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2026年08月17日

ネタバレ 購入済み

突然号泣しました

石母田のおばあちゃんの「あんだら、大恋愛なんだな」に突然どばっと涙が込み上げました。渦中にいる人同士はわからんけど、確かにそうだと。

そして最初は架が主導権を取っていたようなこの恋愛が最後は真実の方がどちらかといえば主体になっていて、ちゃんと対等に立てているのが羨ましいような気持ちになり、こんなお似合いの夫婦はないだろうと、心から2人を祝福したくなりました。

この先の人生、子供や親戚、友人付き合い、いろんな事が起きてもきっと、自分たち夫婦の軸を大事にして生きていけるのだろうと思えました。

架も真実も最高のタイミングで出会いをして、偶然を積み重ね、そして真実の嘘も失踪も2人の恋愛には必要なイベントだったのだと思います。

この夫婦も10年後には同じように思うのではないかと思います。架も真実も恋愛だけでなく人として成長した。自分というものを見つめ直せた、こんな最愛の相手はいないだろうと。

架は、婚活に疲れ果ててまたゼロから探すのが億劫だったから別の相手を探さなかったわけではなく真実がよかったんですよね?

彼女の本当の姿の中に自分がひかれるもの、見えたもの、そしてそれらを丸ごと愛する思いが芽生えたから、彼女を好きだと言ったんですよね?

そこだけもう一度読み直してみたいと思います。

選ぶという事は、自分に見合うかどうか価値をつけている、やたら自分の評価だけは高い、など人が普段隠しているもしくは無意識にやっているような、心の深いところまで掘り下げた、剥き出しに描写したすごい作品だなぁと感じました。

#エモい #深い

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2023年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んでいるほとんどの時間が嫌〜な気分だった。でもこれは気味が悪いという訳ではなく、なんでそんな事まで書いてしまうんだ…!と、自分は善良な人間だと信じて疑いもしなかったのに、傲慢な部分が大小絶対にあるんだと頼んでもないのに自覚させられるような、共感したらそれを認めたことになってしまうのに!共感せざるを得ない、悔しいと何度も感じる本だった。そんなこと考えたこともないって言いたいのに、自分の感じていた事をポンポンと出されるような感覚、
単純に傲慢として描かれていた人物にも嫌気がさして、とくに真実の母親が出てくるたびに「やめてくれ〜!」と叫んでいた。とはいえ、本人たちは「善良」だと思ってもいて、結局は人の数だけ解釈があって。「大恋愛」然り。そう思えば、あまりにも多くの人に迷惑をかけた真実が、ようやく誰かに迷惑をかけられるようになった→自身で決断できるようになったんだなとも感じる。
朝井リョウさんの解説も良かった。

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2026年08月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価が高いので気になりつつ、恋愛小説は苦手だからと敬遠してたけど読み始めたら止まらなかった。
ずっといい子に生きてきた真実さんが、次第に必要な嘘をつけるようになっていく過程が微笑ましかった。
真実と再会したあとの架が優しくてジワーт т
終わってみれば、これもひとつの大恋愛だった!

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2026年08月21日

ネタバレ 購入済み

著書名の意味

本のタイトルに惹かれて手にしました。
その後、映画化決定ということを知り、ちょうど読んでいる最中だった書籍を
一旦置いておいて目を通しました。

私の年代で読むには、婚活がテーマなので、かなり若い内容かと思いました。
と同時に私が若かりし頃に「お見合い叔母さま」から言われたことが痛烈に蘇り、
いつの時代も婚活は同じなんだなと思いました。
気になっていた、タイトルの意味もすぐにわかりましたし、納得出来ました。
最後は予想通り収まってしまい、少々物足りなさを感じましたが、総じて
意外性もあり、面白かったです。今どきの小説という感じがしました。

#共感する

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2024年12月17日

ネタバレ 購入済み

傲慢と善良

婚活で知り合った2人の結婚までの紆余曲折の話…と思っていたが、大人しく良い子と周りから言われていたが自分に自信も無く、、決められない人。誰でもそんな部分はあるのではないか?私もそうだし。心を取り出して曝け出されたかのような気持ちになった。ただ、真実のように失踪する程の怒りや勇気は持ってない。

#深い

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2024年03月17日

匿名

ネタバレ

アラサー〜30代の独身の子には勧められない本no.1 (笑)

私は多分架の女友達に近い傲慢な人間なのだと思いながら読んだ。

実際は真実のような女性とハイスペ架が結婚することってそうない。それこそストーカーされてるってウソを付くくらいしない限り。だからこそ女友達の猛反発も少し共感できてしまう(彼女たちが直接傷つけることを言ったのはダメだけど)

架がアラフォーで真実が28歳とかならあるあるは組み合わせだけれども、
それまでモテてこなかった女性が30半ばで急に大逆転ってほんとに聞いたことがないから、ラストも含めてファンタジーだし、
真実みたいな女苦手だなーと思いつつ面白かった

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2024年01月07日

ネタバレ 購入済み

恋愛小説だったのか

出だしといい失踪という展開といい、サスペンスかミステリー小説だと思って読んでいました。
「善良」と「傲慢」が、登場する人たちの中で目まぐるしく表れて…
男性視点のパートの後半は、読んでいて息苦しく嫌な気持ちになるくらいでした。
それは巻末の解説で浅井さんが指摘していたことそのもののせいだと、読了して気づきました。
それだけに、ラストは納得できないというか、主人公達を理解できませんでした。

皆さんは、どう読んでいるんでしょうか。

#深い

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2023年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白い。ただ最後の結末が不服。結局そうなるのかーって感じ。自分が相手にとってどれだけ相応しいかとか、元カノとの劣等感とか感じてしまうのはわかるけど、人からの評価や見え方ばかり気にして自分を大事にしてなかったり相手の前で素の自分を出せてなかったりするのは本人にも問題あるのでは?と思ってしまった。男側も自分のこと棚に上げすぎなんだなーとか思ったり。傲慢と善良って紙一重というか、メタ認知をいかに出来ているかだったりもするのかな、考えさせられる点も多く面白かったけど登場人物たちの行動に納得できなかった

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2026年08月18日

ネタバレ 購入済み

あんまりかも。

オチが早い段階で分かる人には、あんまりかも。と思いました。
作者の世界観のリアルな女性像があまりにも簡易的すぎて、本当はもっと女性ってややこしいのになーって感じです。

#タメになる

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2023年05月27日

匿名

ネタバレ

微妙

微妙というか全くつまらなかった。
唯一主人公のみがまともな人間で、真実とスーパー過保護な母は読んでてイライラした。
真実は結局のところ自立できていないまま終わり、終盤に浮気の雰囲気もなぜか出てきて意味不明。
半年もの間、身近な人間に迷惑をかけた自覚があるのだろうか?

なんでここまで本の評価が高いのか微塵も理解できなかった。
やたら長い割に「え?それで?」という結末なのでガッカリ。

本を一言で言うと「傲慢=恋愛の理想を求める自分の欲望」「善良=自分を愛するあまり性経験の少ない状態」のこと。
主人公は傲慢で善良。笑
解説は良かった。

#ドロドロ

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2023年03月03日

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