あらすじ
神楽坂の路地の奥の奥にある木造家屋のスパイス料理専門店「スパイス・ボックス」。料理が美味しいのはもちろん、食べるだけで心の不調も直し、整え、癒やしていくお店として、ファンを着実に増やしている。今回は、ドタバタの子育てに疲れた祖母と母親、やる気を見せない後輩社員とそれを憂う先輩社員ご一行、そしてセルフ・プロデュースと周囲の視線に疲れた女性社員などが人生の岐路に立ってご訪問。美味しい料理を食べながら前に進む勇気が湧くお店はいかがでしょうか? 心にも栄養が染み渡る、大好評・料理小説、第4弾!
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Posted by ブクログ
チキンスープの話も、シェフゆたかの人生を語る上で大事なものだったが、今回作の中で私は1番タイ料理に惹かれた。スパイシーで、ヘルシーだからだろう。これからの時期、酸味とスパイスの効いた料理を堪能し夏バテにならないように過ごしたい。好き嫌いは激しそうだけど。
Posted by ブクログ
スパイス・ボックスシリーズ第三弾。
今回のお気に入りは「真夏のトムヤンクン」
実はアラフォーな明日実は、会社の同僚に若く見られているのを気にして自分を偽り、お酒もスパイシーな料理も我慢していた。その所為で心身共に疲れ始めていて…
自分をずっと偽るのは疲れるだろうな、と。それをちゃんと受け入れてくれる人が近くにいた事に気付けて良かったです。年下彼氏、可愛くてニンマリでした。