【感想・ネタバレ】星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?のレビュー

あらすじ

破綻したホテルや旅館の再生ドラマ。星野リゾートが再生を手がけた全国各地のリゾートが舞台。星野佳路社長の「人を活かす再生」によって、意欲を取り戻し、自主的に行動するようになったリゾートのスタッフが、戸惑い、壁に突き当たりながらも、再生への取り組みを軌道に乗せる。日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)で連載した「星野リゾートの事件簿」、日経トップリーダーに連載中の「星野リゾートの『教科書通り』で会社を伸ばす」に大幅に加筆して書籍化。──星野リゾートのホテルや旅館が、なぜ顧客を引きつけるのか。そのホスピタリティーの『原点』が明かされる。

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Posted by ブクログ

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1.社長の星野さんが社員とどのように向き合って、どう育てていったのか興味が出てきたので購入しました。

2.この本は、星野リゾートが直面したクレームや問題、悩みを短編小説集のように読みやすく書かれています。トップダウンに慣れてしまった組織体系からボトムアップ型へどのように変化していったのかというところが一番の見どころです。社員の意見に社長が折れるという波乱もありますが、社員の成長が会社の成長につながることがこの本で示されています。

3.一番印象に残っているのは、リゾナーレ(山梨県北杜市)の章です。社員が顧客のために必死になって考えて、社長に意見をし、その意思を貫き通して、収益を上げたところです。ボトムアップ型からの転換は難しいのは今の会社がそうなので、よくわかります。そのような中、社員が一丸となって顧客の満足にひたむきに向き合ってる姿は凄いと思いました。
ただ、私が一番凄いと思うのは星野社長です。自分の意見を曲げて社員の意見を通すことは、なかなかできることではありません。社員を信頼してるからこそできた判断だと思います。自分の意見が全て正しいとはおもわず、時には現場の意見を尊重できる広い心を持てるようになりたいと思います。

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2019年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<備忘録メモ>
社長判断による「特別賞与」(7年ぶり)・ジュラルミンケース入りの10万円
お金よりも自由:例「エデュケーショナル・リーブ」
「事件」をその場限りにしない、新しいサクセスストーリーへ

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2013年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

星野リゾートの星野社長はすぐれたコンセプトメーカーでありファシリテーターである。

コンセプトメーカーとして優れた点は、他社との違いを恐れないこと、一度信じたコンセプト(戦略)をぶれずに貫きとおすことにある。

さらに、すごいところは、自分で思い描いたコンセプトを自分で実行せずに、人にまかして実行させるところだ。たとえすぐれたコンセプトがあっても、実行する人がやる気にならなければうまくいかないことを良く知っている。

そのためにファシリテーションのテクニックをフルに活用している。
・徹底的に議論をさせる
・適切に軌道修正をする
・自分達で考えて軌道修正をさせるために、良い質問をする
(良い質問をするためには、実は答えをもっていなければならない)
・相談にのり。背中を押してあげる。
(「大丈夫間違っていない。」と言ってあげる。)

見習う点の多い経営者である

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2014年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

星野リゾートの企業風土が理解できたし、ユニークな働き方を取り入れていて面白いと思った。
しかし、星野社長が「言うことは絶対的に正しい」「欠点のない完璧なカリスマ社長」として描かれているところが気に入らない。

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2012年09月23日

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