あらすじ
“根源の渦を目指す孤高の魔術師・荒耶宗蓮が張り巡らした、死そのものを体現化する太極の結界。あらゆるモノの死を視ることのできる両儀式の“直死の魔眼”は、この絶無の結界を打ち破れるのか――!? もはや伝説となった同人小説から出発し、“新伝綺”ムーブメントを打ち立てた歴史的傑作――。
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Posted by ブクログ
再読。
「伽藍の洞」、しっとりとした雰囲気と、それまでになく前向きな式が良い。
「矛盾螺旋」、シリーズで最も好きな話。巴のまっすぐさとその運命に泣く。橙子さんは格好良いし、荒耶もいいキャラだった。
中巻、大好きです。
Posted by ブクログ
凄く面白かった、ラストの式可愛すぎる。 あと、幹也のキャラ造形が凄まじすぎる。橙子さんドン引きのマンション説明シーンとか、恐いけど未来視で死なないって言われたから無茶しても大丈夫とか明らかに異常である筈なのに、巴の呆れるほど害のないやつ発言とか前巻の式からの普通評とかに一切違和感なく読めるのちょっと可笑しいよ。文章が凄いのかキャラの描き方が凄いのかどっちもなのか、よくわからないけど凄まじい。