感情タグBEST3
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さすがマチバリ先生
素晴らしくよかった。
さすがマチバリ先生、と唸ってしまいました。
すさまじく話が噛み合ってるようで噛み合っていない主人公2人が切ないやらかわいいやらもどかしいやらで、一気読みしてしまいました。
あの悪者の執事はなんとも言えない小物感が逆によかったです。
伯爵の人格の素晴らしさにうっとりです。こういう上司に仕えたい。
アランの切なさもシーラの苦しみも素晴らしく描写されていて、引き込まれてしまいました。
この人たちの子どもたちの話とかも読みたい気分です。
次回作も楽しみ!
深い愛です
ヒーローもヒロインもずっとお互を想っていて、約束を交わした訳でもないのに愛しつづけていたなんて素晴らしいと思います。すぐにお互いの気持ちを伝えていればとは思いますが焦れったいけど気持ちが盛り上がってよかったかな。
両片思い
伯爵令嬢として暮らしていたヒロインですが、母親が事故でなくなり父親が冤罪によって牢に入れられてしまいます。そのことにより第二王子との婚約を破棄されてしまいます。父親の冤罪がはれるも爵位を返上し知り合いを頼って辺境で家庭教師として働き始めたヒロイン。そこに視察と称して王都から使節団がやってきてヒーローと再会します。
ヒロイン視点とヒーロー視点とがほぼ交互に流れます。ヒロイン目線のときは婚約破棄など可哀想で仕方なかったのですが、ヒーロー目線になると立場から動けない状況や無力な自分に怒りを覚える姿などがわかり切なくなりました。