【感想・ネタバレ】剣神 竜を斬る 神夢想流林崎甚助5のレビュー

あらすじ

蜻蛉切、唸る! 家康が若き秀頼を警戒する慶長十二年、重信は猛将本多平八郎と対峙していた。戦国を戦い抜いた男たちの生き様を見よ。文庫書き下ろし。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本作での山場は、老いたとはいえ日本史に疎い私でも知っている本田忠勝との手合わせの場面でしょうか。短い場面でしたが、名だたる相手との対決だったため、なかなかの緊迫感がありました。

ただ、前作と同じく重信以外の人物に割かれる文章が多くなってきたのと、ストーリー的に大きな幹となる大目標のようなものがないためか、やや散漫な印象を受けます。

個人的には1巻での仇討ちのような、明確な大目標のある物語の方が好みなので、次巻はそうした内容であってほしいところ。

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2024年04月23日

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