【感想・ネタバレ】剣神 風を斬る 神夢想流林崎甚助4のレビュー

あらすじ

関ヶ原の戦い、始まる――。徳川家康は、豊臣家の力を削ぐために、秀吉恩顧の大名らの分断を煽った。石田三成ら文治派と加藤清正ら武断派の衝突は、やがて天下を二分する争いへと拡大していった。その頃、甚助は九州肥後にいた。薩摩の島津家が睨みを利かせ、清正はじめ黒田如水、立花宗茂ら猛将智将がしのぎを削る九州で、甚助は新免無二斎の息子、野生児さながらの乱暴者に育った十六歳の武蔵と出会う。江戸開府前夜、新たな運命が動き出すシリーズ第四弾。文庫書き下ろし

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Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらず神夢想流を広める旅が続きますが、前巻あたりから林崎甚助の活躍ではなく、彼を介した戦国~江戸時代の武将や剣客たちを描くお話のような印象に。

それも、多くの人たちを広く・浅く描いているためか、これといった山場がなく、淡々と話が進んでいく感が強かった気がします。

ただ、重信が根岸兎角を切り伏せたシーンは、前作で岩間小熊之介を卑劣な騙し討ちした兎角の憎らしさも相まって、とっても胸がスカッとして気分が良かったです。

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2024年04月21日

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