あらすじ
天文一六年(一五四七)、出羽国楯岡城下で近習の浅野数馬が闇討ちされた。討手の追跡むなしく、下手人の坂上主膳は行方をくらましてしまう。
六歳にして父を殺された民治丸は、仇討を武神スサノオに誓い、厳しい修行に身を投じる――
居合の始祖・林崎甚助の生涯を描く大河シリーズ堂々始動!
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Posted by ブクログ
神夢想流居合の開祖・林崎甚助の波乱に満ちた生涯を描いた歴史時代小説です。
剣の道に身を捧げる覚悟や、仇討ちという重いテーマがしっかり描かれていて、読み応えがありました。
塚原卜伝や富田勢源など、実在の剣豪たちとの交流があるのも魅力的でした。
ただ、展開がやや都合よく進みすぎるところや、主人公の超人的な描写には少し冷める部分もありました。
それでも、剣と信仰が交差する独特の世界観に引き込まれ、時代小説ファンには一読の価値がある作品です。