あらすじ
【決して絶てぬ、縁結の紅い糸。】
黒水鬼イキでの一件は、天界を揺るがす悲痛な幕切れを迎え、黒水沈舟と風師(フォンシー)は姿を消した。
謝憐(シエ・リェン)は花城(ホワチョン)とともに千灯観へ赴くが、突然錯乱状態に陥った彼に押し倒され、唇を奪われる。
深く抱き合い、貪り合ううちに、謝憐は自分の中に抑えがたい感情があることに気づくのだった。
そして、銅炉山が開かれる――。
百年に一度、銅炉山では数多の鬼が殺し合い、最後に残った者だけが三界を震撼させる「絶境鬼王」となる。
君吾(ジュンウー)と花城の駆け引きの末、新たな鬼王の誕生を阻止すべく花城と二人で鬼の群れに潜入することになる謝憐だが――!?
※黒水鬼イキの『イキ』の正式表記は『むしへんに或』
※本作品には挿絵はございません
超一途な恋愛で、地獄の辛さから幸せなエンドをつかみ取る、濃厚長編を読みたい貴方へおすすめ。
年下800年片思いの一途なスパダリ×年上で地獄のような過去をもつ受のBLノベルです。
中華BLですが、すんなり読めるよう解説も丁寧に入れて翻訳してくださっているので、
バトルあり!大恋愛あり!地獄あり!笑いあり!と異世界系モノBLのように楽しんで読むことができます。
800年前に謝憐に命を助けられた小さい三郎が、その後転落の人生を送ることになる謝憐を影から支え続け、
消息を絶っても探し続け、再会しても見返りを求めず、ただひたすら愛することに徹する花城のピュアで一途な姿に、心打たれること間違いなし…!
恋心を自覚してない謝憐との甘酸っぱいやり取りもたまりません。
また、仲間の風師・地師の自称大親友コンビや、部下の風信・慕情の喧嘩コンビ、一真と引玉の師兄と師弟コンビと、
脇を固めるキャラクターもそれぞれの過去が魅力的。
彼らと関わりながら主人公の謝憐と花城が、人間界や天界のイザコザを解決しながら、過去の人間関係や、自国を滅ぼした鬼との決着、黒幕との対峙を経て幸せになる物語です。
合言葉は「花城を信じろ!!」です。
感情タグBEST3
匿名
何度も見返して幸せ感じてます
魔道祖師も見ましたし、こっちも大好きです!人生が変わる程の深くて素晴らしいお話です。世界観がとにかくすごいし、めちゃくちゃ感情移入してしまいます。悲しいところはすごく悲しいし、その悲しさがあったからこそ今があるという感じです。全部読まないと感じられないものがあります。
Posted by ブクログ
天官賜福4巻
おもしろいよぉぉー。おもしろすぎるっ。
ドキドキが止まらなくて、心がギュンギュンするっ
もぅ、先が気になり過ぎて英語版6巻まで一気読み。続きが読みたいけれど、英語版高いのよぉぉ
花城が郎蛍の姿でも、ちびっ子花城でも、もちろん素敵でクールな花城でも!
どんな姿でも花城が謝憐と一緒にいるとこちらまで嬉しくなってしまう。逆に、2人が離れ離れになる場面では心がシュンとしちゃう
だから、2人がずっと一緒にいられる日本語版4巻が大好きなのです。もちろん4巻以外も大好きー!
4巻のぎゅんとした場面は、
333ページ下段の運命の赤い糸のやりとりからの
334ページの花城が謝憐に危険なものを見かけても触らずに自分に任せて欲しいとお願いし、それに対しての謝憐の言葉。
「君も、ね。もし何か危険なものを見かけても私は触らないから、君も触らないで。私たち二人とも触らないようにする、わかった?」
謝憐の可愛いさよっ!TOP OF The可愛い!
可愛いOF THE YEAR!キューティTO THE HEAVEN!サイコーですっ
謝憐にこう言われた時の花城の表情がみたすぎるっ
あとは79ページの謝憐がちびっ子花城のほっぺをぷにぷにする場面がね、ほんとにね、可愛すぎてね、困っちゃうね。
好きな場面をあげたらキリが無い4巻でした。
ふぅぅぅ、さいこー!
Posted by ブクログ
シリアスとコミカルがてんこ盛りで!
何この珍道中?
そして「この人とはきっと最後まで仲良くならないと思ってたのに」とか。
ああここで「続きは1年後くらいに」になってしまいましたよ。
Posted by ブクログ
なかなか時間が取れなくて、発売日に買ってからようやく読み終わった。面白かった。
4巻読む前に軽く3巻読み直してから読んだ。
3巻は風師関係で怒涛の話だったが、4巻はロードムービー感があって、これまでの因縁キャラ多めで、お前また出るんだ!という驚きで面白かったし、また出てきた嬉しい!の気持ちもあって楽しかった。
読者を飽きさせない話の展開でほんとに話がうまいし読みやすい。
神だからちょっとやそっとじゃ死なないので、どのキャラも結構無茶やる。
引玉と権一真の関係も面白かったな。
幸せになって欲しい。
霊文も驚いたし、その話も今後どう明かされるのか楽しみ。三毒瘤ってほんとに三毒瘤の問題児だったってわけじゃん。
Posted by ブクログ
中国のサイトに会員登録して読んでたくらい好きな小説で、このおかげで簡単な中国語なら読めるようになった。
元々そんなにBLに興味ないし、身近にLGBTの人もたくさんいるので、そのへんは正直あまり気にならないんだけど(時代の流れとともにBLも変わってくるのかな?)
殿下の特異なキャラっていうか、聖人君子に関する倫理的になかなか責めるファンタジーが楽しい。
展開がちと早い。
Posted by ブクログ
殿下の花城への想いがどんどん垣間見えてくる四巻。話もクライマックスに近まって仙楽国の崩壊が実は意図されたものなんじゃないか…という不穏さと過去のトラウマから情緒不安定になる殿下を優しく抱擁する鬼王のスパダリ感、素晴らしかったです。
花怜以外にも他神官の活躍や辛辣な過去に涙止まらず主人公以外も主人公級にしてしまう墨香先生の筆の強さに圧巻されるばかりでした。凄く面白かったです!
待ちに待った4巻❗❗
発売日がわかってから首を長くして楽しみに待ってました😆
色んな人の過去がわかってくる巻であり辛い話もあるのですが、謝隣と花城の仲むつまじさが殿下は解ってないだろうけど誰が見てもCP化してるような...🤣
そして血雨探花の話題を「殿下の○🤍」「あなたの○🤍」と普通にみんなが謝隣に向かって言っちゃってるし🤣🤣笑
謎が多いし驚きや辛い話も多いけど、2人のやり取りに読んでる間しょっちゅうニヤニヤしちゃいました😂
続きが気になる終わり方だし...なるはやで5巻が発売される事を願います🙏🍀
Posted by ブクログ
登場人物を毎回確認してから読んでいたので、時間がかかってしまった。
中盤あたりから、続きが気になってスラスラ読めた。
謝憐がドキっとしたり、する所がかわいく感じた。
花城の謝憐を守ろうとする姿がよかった。でも必要以上に守り過ぎないで、口出しもしすぎない所がまたよかった。
誰が壁画を描いたのか?絶境鬼王になろうとしているのは?風師らはどこに消えたのか?分からないことがまだまだいっぱいあるな。
ひとまず、次巻発売前に読みきれてよかった。
Posted by ブクログ
読みながら繁体字本の内容を思い出しました(•ᴗ•; )
簡体字本やらラジドラの内容がごちゃ混ぜになってしまって。
引玉殿下のお話は何回読んでも辛いです。推しです♡♡
改めて日本語訳で読むと三郎はちょくちょく謝憐の腰に手が伸びてますね(≧▽≦)
あと、4巻で感じるのは日本語訳の三郎は大人しい?穏やか?と。ラジドラの声優さんが1番私のイメージに合ってるので。
次巻も楽しみに待ってます♬.*゚