あらすじ
イザベラがニューヨークを訪れたのには理由があった。それは、少女の頃から恋い焦がれていたセロンのそばにいるため。セロンはとてもハンサムな、ギリシアの富豪一族の次男だ。旧友だった互いの父親がともに亡きいま、イザベラにとっては、いわば後見人の立場にある。もう昔みたいに子供扱いはされたくない――久しぶりの再会を前に、イザベラはわざとセクシーな服を選び、成熟した自分の姿にセロンがうろたえるのを見て、満足した。だがその矢先、ある悲しい話を耳にする。セロンがもうすぐ、どこかの令嬢と婚約するという話を。■注目作家マヤ・バンクスが綴る、ギリシア人三兄弟の物語〈我が一族アネタキス〉二話目をお届けします。可愛らしく一途な初恋の行方は?
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Posted by ブクログ
前作「心があなたを忘れても」読破。
「我が一族アネタキス」シリーズ2。次男の話。
よかった。
ただ、前作ヒロインより切なさはなかったかな?泣かなかったからw
でも!前作より笑えた!ヒロインがすっごく可愛くて、する事言う事全部楽しくてよかったw
Posted by ブクログ
アネタキス家次男のお話。
兄から仕事を引き継いだヒーローは、若い娘の後見人まで引き継いでしまう。
ヒロインは10年以上前からヒーローにお熱。
既に結婚の計画を立てようとするヒーローの邪魔をするかのように誘惑しまくる。
割と手段は選らばないタイプのようで、かなり激しい。
そんなヒロインに翻弄されつつも惹かれるヒーロー。
ギリシャ人なので女性から誘惑されるなんて持っての他とばかり、誘惑し返す。
強気のヒロインが一転して弱腰になる終盤の展開が早い。
もう少し焦らしというかタメがあっても良かったかも。
でもまあ、早くくっついちゃった方が幸せだよね。
ヒーローの婚約者候補が中々良いお嬢様なので、彼女の幸せも願いたいものです。