あらすじ
千裕の部署にキャリア採用で新しく人が入ってきた。彼、向居は千裕と同い年、爽やかで人当たりもよく、人事が太鼓判を押すほどの優秀な人材だった。そんな向居に淡い敵愾心を感じつつ、まともに勝負するのを避けていた千裕だが、あるとき彼の眼差しに潜む熱に気付いてしまう。向居は自分が好きなのだ。仕事では敵わない向居が千裕にだけ甘くなる。それを心地よく感じていたところ……? 甘く切ない、大人の恋。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
良かった
最初の方、千裕の性格とかちょっと微妙だったけど、真也にキツイこと言われてからの成長が素晴らしい。
言われたことをきちんと受け止めて反省し、自ら学んでいった姿勢はホントに偉いしなかなか出来ないことだと思う。男性って見栄やプライドで生きてるから、ダメな自分を受け入れて勉強し直すなんて、難易度高いと思うから。
恋人になってからの真也の甘やかしっぷりが驚きだったけど(笑)真也も彼なりに反省というか。
少し変わったように思う。
お互い、ふさわしい相手に巡り逢えて本当に良かったなと思った。
伊崎にもそういう相手が見つかりますように・・・。
これは面白い!
この先生初めて読みました!
最近は異世界ものを多く読んでましたが、久しぶりにこっちで良さそうな物を見つけました。
文章が読み易くてどんどん惹き込まれます!
初めの頃に千裕が向居に対して持っていた嫉妬心とか、その感情がいつの間にか変化していく感じがリアルに伝わります。
でも捻くれてるだけで終わらない!素直な千裕は可愛い!
向居の実は必死な所も人間臭くて良し!
安定のすばらしさ
安西リカさんの作品は、まだ全部は読み切れていないけど、デビュー作から素晴らしかったから、今回も間違いないだろうと思っていた。途中、本当に二人の関係が終わりそうで、ハラハラドキドキした。そして、当て馬(ってわけではないのだけど)登場もあり、え!!となった。向居の粘り勝ちで、相手も自分にメロメロにさせてしまうとは、あっぱれでした。
Posted by ブクログ
ゲイ×ノンケ。リーマンBL。
前半はできる男前攻めの一途さにきゅんとした。お付き合い後の後半は、なぜか男女カップルでしか読めなくて…(ゲイがノンケと付き合えて葛藤しているんだけど)結局攻めは受けのどこがそんなに惹かれたのかよく分からなかった。単にドタイプだったんかね…?
といいつつ次作、隣の男期待している…
匿名
個人的に本編より、「勝てない相手」の方が良かったです。特にリバっぽい描写とか。ただ、書かれている人物像とイラストのイメージの違和感と、前後で受けの性格が一致していないような気がします。
タイトルには違和感
リーマン同士。スペック高めのゲイ攻めと、ノンケ美人受けのCP。受けの会社に中途でキャリア採用として入ってきた攻め。好みのど真ん中という受けが気になるが、ノンケだからと諦める攻め。
しばらく離れるが、再会してお互いの気持ちを確かめ合う。受け目線の前半と、付き合い始めてからの攻め目線の後半。スルスルと読める、先生の作品は大好き。攻めの友人が幸せになるところが読みたかったので、星は四つで。
Posted by ブクログ
BLアワード2023年 8位
初読み作家さん
題名と表紙絵で、こんな感じの2人がどんな感じに
甘々になってくのかなと、興味を持って購入。
出会ってから甘々になるまで、時間がかかってそこがよかった。
お互いすぐ好意をもって、すぐにくっつく話より、落ち込んだり、からまわったり、自分がわからなかったり、するお話の方がが好きなので、楽しく読めた。でも、わぁーってなる程ではなかったかな。
伊崎のお話も読んでみたいな。
お幸せに
最初の話はちょっとグダッとしてるかな?最後まで読めるかな?と心配しましたが、読み進めていくうちにおもしろくなって最後まで読みました。
私は会社員経験がないので、向居さん、あんなにサッパリ仕事やめちゃうんだ、責任の取り方ってこういうふうなんだ、キャリア採用厳しいとびっくりしました。潔さは気持ちいいですけど。
南さんは最初のほうは確かに性格ひねくれてるなーって思いました。
だんだん素直なところが出てきて、可愛いなって。
でもこういう人、多いよねとも思う性格です。
2話目では今度は向居さんがグダグダしてて、分かるけど、読んでるとモヤモヤするなって思ってたところに南さんの良いところに救われましたね。ラーメンいいですね。
お幸せにってカップルです。
伊崎さんのお話が読みたいです。向居さんの友達兼上司の方で、たくさんは出てこない人ですが、それだけでも魅力ある人です。伊崎さんのこの後が気になります。もうちょっと読みたかったです。