【感想・ネタバレ】おしどりの契り 代筆屋おいちのレビュー

あらすじ

母を亡くし、生涯共にと誓った颯太とも生き別れて、おいちがひとりで過ごす二度目の秋。本郷丸山の歌占師・戸田露寒軒を手伝いながら、自らも代筆屋の看板をあげるおいちのところに、犬猿の仲の従姉・お菊がやってきた。それをきっかけに、おいちは二度と帰ることはないと思っていた故郷を訪ねることとなる。一方、露寒軒宅に颯太の姉・七重が訪ねてくる。恋しい人との再会を期待するおいちだったが……。文によって人と人との縁を結んできたおいちは、自らが望む縁をたぐりよせられるのか――大好評時代小説、シリーズ完結。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戸田茂睡こと、このシリーズの中のガンコオヤジで歌占の露寒軒は、後書きによると、実在した方らしい。
「紫の一本」という江戸各所の紹介文に歌と漢詩を加えたユニークな本も出版している。

この第4巻で、シリーズはハッピーエンドを迎えるが、とても面白い作品になっている。

主人公が思いの外、頑固で誰に対しても臆さないで物申す、なかなかの女子と見た。

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2020年07月24日

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