あらすじ
ミレイア王国の王太子・フレッドの許嫁として育てられた公爵令嬢のプリシラ。
立派な王太子妃となるよう日々励んできたプリシラだったが、迎えたお披露目当日に彼がまさかの失踪!? 代わりに次期国王の座につき、夫となったのは黒い噂が付き纏う第二王子・ディルだった。
実はディルはプリシラが幼い頃に想いを寄せていたものの、告白を断られてしまった初恋相手。
「この結婚は形だけのものだ」と冷たく突き放してきたと思えば、時折甘い言葉を囁くディルに戸惑いを隠せないプリシラ。
そんな中、王宮内ではフレッド失踪は陰謀によるもので、ディルが黒幕だという噂が広まって――!?
(この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol.33に収録されています。重複購入にご注意ください)
感情タグBEST3
普通
今の所、よくある王道なお話かな。
スイスイ読めます。
そして、絵が綺麗です。
2人はそのうち誤解も解けて両思いになるんでしょうけど、お兄さん失踪の謎が気になります。
悪い噂
初夜以降、ディルがプリシラの部屋を訪れることはありませんでした。城内ではフレッドの失踪に関してディルを疑う噂話が広がっていました。それを咎めようとした彼女の口をふさいだのはディルでした。初夜でのことをディルに謝ろうと思っていた彼女でしたが、いざ顔を合わすと相変わらずの憎まれ口です。ディルは彼女の父親に関する悪い噂を彼女の耳に入れないようにしていますが、そのことを彼女に伝えられないのがもどかしいです。