【感想・ネタバレ】雪明かりのレビュー

あらすじ

貧しくも、明日への夢を持って健気に生きる女。深い心の闇を抱えて世間の片隅にうずくまる博徒。武家社会の終焉を予感する武士の慨嘆。立場、事情はさまざまでも、己の世界を懸命に生きる人々を、善人も、悪人も優しく見つめる著者の目が全編を貫き、巧みな構成と鮮やかな結末があいまった魅惑の短編集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本作は昭和48年〜51年にかけて「小説現代」にて発表された8篇の短編小説集。つまり、作者が48歳〜51歳頃の書き盛りの作品集でもある。
作者が生涯に発表した短編小説は数知れず、従って玉石混交があるのも致し方ない。とはいえ、完全な駄作というものが少ないのが作者の強み。
また、多くの出版社から短編集が編纂発行されているので、短編集によってはダブった作品もちらほら散見。私の様に、一度読んだものを忘れやすい人間には、再読のチャンスだとありがたく拝読させていただくが…
個人的に(藤沢周平作品の中で)本作の面白さに上中下をつけるなら、中の上かな。
特に「入墨」「冤罪」「暁のひかり」「雪明かり」の出来がよく、「遠方より来る」が再読でした~。
駒田信二氏の解説と巻末の年譜が充実しているのもありがたい。

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2026年03月26日

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