【感想・ネタバレ】徳川慶喜(4)のレビュー

あらすじ

文久2年(1862)7月の幕政改革により将軍後見職となった一橋慶喜は、混乱をきわめる内外政策の立て直しに着手した。だが、倒幕をねらう過激派の志士たちの活動はますます活発となり、相次いで来航する外国船の不穏な空気が、不安定な政情に一層の拍車をかけていく。

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Posted by ブクログ

朝廷の命令で、同じ人間が朝敵と呼ばれる賊になったり、官軍と呼ばれる殺戮者となったりしたのでは、この世が収まるはずがない。

そのことを憂いて、朝廷から武力を独立させたのが源頼朝。

攘夷も倒幕も、現実の政治 - 覇道の行い。

朝廷(天皇)は、その次元から一段高いところに位置づけられていたのに、その次元に引きずり降ろされた。

そういった構造を把握することができる巻です。

時期としては、
徳川家茂が上洛してから、長州藩が京から追放されて、薩摩が暗躍しだすあたり。

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2021年07月30日

Posted by ブクログ

うーん、どうもこの主人公魅力的に思えんな。
英邁さをアピールしているようだが、論評者ってな感じ。市井の下層民の世界でもあるある的な人物にしか見えない。作家の思惑とは異なる見え方かもしれないが、それはそれで面白いかも。

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2016年08月11日

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