【感想・ネタバレ】黒田如水のレビュー

あらすじ

『新書太閤記』の一大分脈を成すのが、本書である。秀吉といえども、独力では天下を取れなかった。前半は竹中半兵衛の智力をたより、後半は黒田如水を懐刀とした。如水は時勢を見ぬく確かな眼を持ち、毛利の勢力下にありながら、織田の天下を主張。また、荒木村重の奸計に陥り、伊丹城地下牢での幽囚生活を余儀なくされながら、見事に耐えぬく。――若き日の如水を格調高く描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

黒田官兵衛の青年~中年期が描かれてます。
戦略、智略がこのようにすごい!
というよりは黒田官兵衛の人柄、義を重んじ、正しいと思った道を貫き通す性分にクローズアップされているように感じます。

秀吉との心の交流。竹中重治との邂逅。
史実に沿ってどのように官兵衛が考え、信念の基に行動していったのか、その心情が描かれてます。

しかし、負けた城主は一族諸共処刑されたり、
責任を取って切腹したり、稚児まで手にかけたり、
時代がそのような時代であったにせよ、読んでいて苦しい気持ちになりました。

初め、官兵衛は飄々とした軽い男なのかな、と思いきや
そんなことはなく、話が進むにつれて義に篤く、主君には裏表無く仕える様、そしてそのような人柄だからこそ、家臣を含め周りの人間が官兵衛に何かあったときは損得抜きで助けようとしているのだと思いました。

正しい道を貫く人に、人はついていく。
そんなことを思いました。

官兵衛のその後が気になるので、その後を追った作品も読んでみたくなりました。。

0
2014年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

軍師とイメージがあり合戦が豊富にあるかと思った。しかし毛利につくか織田につくかの若かりし頃の話。捕まりながらの家臣の救出劇。その後の話が気になる

0
2021年04月30日

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