あらすじ
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】魔王サタンを倒すために最強のエクソシストとして、劣悪な環境で育てられた神父の少年は、心に深い傷を負いながら各地に蔓延る悪魔と戦い続けていた。やがて訪れる一人の少女との出会いをきっかけに、少年はこれまで抱くこともなかった温かな感情に触れて――…。これは、聖戦の中で芽生える恋と希望の物語。
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魔王サタンを倒すために最強のエクソシストとして、劣悪な環境で育てられた神父の少年。
唯一“尊敬しない”人生の先輩である「センセイ」から言われた
「恋をしろ 人を愛せ。そうすれば神が作ったこの世界をきっと愛せるようになる」
という言葉が、独り立ちした後も心にひっかかっていました。
そんなある日、彼はサタンに狙われている「恋する悪魔」をモチーフに絵画を描く少女・愛月(あつき)イムリの護衛を任ぜられます。
神に背いてでも貫きたい恋に憧れるイムリに対し、人に恋することがわからない神父の少年。
2人の波乱に満ちた同居生活がスタートするのですが…。
聖書をベースにしたバトルファンタジーな作品なのですが、“七つの大罪”“堕天使”“魔王”“ファムファタール”など、好きな人には刺さりまくる単語がバンバン登場します。
更には、七つの大罪を司る「魔王サタン」や「魔王アスモデウス」「魔王マモン」など最初から強敵登場でワクワクが止まりません!
また、戒律に縛られた神父の少年という要素も捨て置けません。
バトルマンガとしての要素で十二分に魅力的な物語なのですが、そこへ更にラブ要素が加わります!!
ヒロインのイムリは朗らかな人柄で、ふとした表情がとにかく可愛い。
自分をしっかり持っている所も魅力的です。
普段は自分を押し殺している神父の少年に「楽しい」と思わせてしまうくらい微笑ましい同居生活を送るイムリですが、実は裏がある少女だったのです。
今後、神父の少年との関係がどうなるのか…!?物語の中核になりそうな部分です。
他にも気になったのが、キャラクターの名前について。
この物語、エクソシスト側のキャラクターの個別の名前がほぼ出てこないのです。
「あれ」「神父」「センセイ」…。
立場を呼称することはあっても、名前そのものを呼ぶことがありません。
主人公の名前ですら1巻の中に出てこないのです。
神父は“個人”ではなく、神の聖名のもと信仰に従事する存在であるということを表すために名前が出てこないのか…。
主人公の神父の少年の名前が明かされる時はいつなのか…気になるところです。
1巻目から非常にテンポよく物語が進みます。
迫力あるバトルシーン、可愛いキャラクターデザイン!
どこをとっても期待しかありません!!
感情タグBEST3
ドドドドド級の天才エクソシストの主人公と、エクソシストとして人間としての折り合いをどうするかを教える先生の回。聖書関連の内容がガッツリでます。人との関わり不器用少年と実は警護対象じゃなくて…なヒロインがどうなっていくのかドキドキ┌|∵|┘です。強姦して…というセリフはだいぶ名言だと思いました。
血液表現多め、セッ表現は欠片的にアリ。暴力表現は特に虐待表現があるので苦手な方注意、無理矢理表現もあります。イラストは、表紙通りです。
イラストがいい!
僧侶が主人公なのにバチバチのバトルものという設定が面白そうだと読んでみたのですが、ストーリー展開の上手さとバトルの演出が派手で凄く良かったです。ですが私はかっこかわいいキャラデザが一番気に入りました。
迫力すごすぎ
1話読めばもう分かるんですが、とにかく迫力がすごくてスタイリッシュ。構成があまりにもカッコよくて、まず傑作に数えられる作品です
面白い
絵のタッチが好きです
多少のグロはあるにしても見やすいというか読みやすいなと思います
バトル描写も迫力があっていいですし主人公の成長や人間模様も楽しめる作品です
表紙絵とタイトルに惹かれて読んでみたら正解。
エクソシストと悪魔のバトル物なんだけど、単純に神父が悪魔から世界を守るという物語ではない。
7つの大罪をモチーフに物語が構成されていて、聖書の行も良い感じに引用されていてドキドキハラハラする。
バトルシーンは若干自分の好みではないので☆一つ引き算。
世界観もいいし、キャラデも好みでいいですね。
Posted by ブクログ
キリスト教の禁欲的世界観を押し付ける大人(味方)と、最強であるが故に虐げられる子供って要素が至るところで自分の不快感に刺激を与えてきて、少しキツイ。 一番最初の不良神父を主人公の横に置いてメインに据えてくれると軽減できそうなのに