【感想・ネタバレ】許可証をください!のレビュー

あらすじ

中小化学薬品メーカー・喜美津化学の品証部に勤務する阿久津弘は初の四大理系卒のホープとして期待されている身。そんな弘が社命でフォークリフトの免許を取ることに。慣れない乗り物の操作に難儀する中、指導係として遣わされてきたのは製造部の若頭・前原健一郎。弘と同い年であるにもかかわらず同僚からの信頼も厚く、独特の迫力と風格を持ったこの男に、弘はとある出来事がきっかけで苦手意識を持っていたのだが、意外にも前原の方は――。それなりに平和な工場ライフを送っていた弘を襲う前代未聞の“男×男”関係、ガテン系濃密ラブ!

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購入済み

解禁〜。

解禁といっても至極個人的に、です(笑)。長らく気になってた本シリーズ、セールに便乗して読み始めました。もおしっかりハマっております。もっと早く読めば良かった〜!弘のド天然純粋培養な発言や反応が面白すぎです。おかげでか興味あるとは言えない製造業の云々が詳しく描かれてますが不思議と飽きません。前原は弘との関係に関してちょっと傍若無人(というかメチャ強引で勝手)なところもあるけれど弘の仕事ぶりを認めていたり責任感が強くいつも全力で働いてる「ザ・仕事人」って感じが恰好イイ。これってガテン系に入るのかな〜、でも泥臭くもムサ苦しくもない。それなりに艶っぽいシーンもあり。表紙絵が好みでなく躊躇いがありましたが挿絵はまあいい感じです、細マッチョ好きなので(笑)。仕事に切磋琢磨し人付き合いにもまれたり色事に翻弄されたりと、とにかくお話の構成がしっかりしてて楽しくサラサラっと読めちゃいます。今のところ「一線越えちゃったけどこれってどーゆー関係よ?」ってところまでの展開。

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2013年03月21日

購入済み

最終巻ずーーっと待ってますよ!

このシリーズはホントに面白かった。BL小説は数百冊読んだけど、私のランキングで5本の指に入ってます。だから尚更完結してないことが悔やまれます。何年も待ってますよ。そろそろおねがいしますよ!

#笑える #感動する #カッコいい

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2024年12月01日

Posted by ブクログ

はじめに思った感想は、「すごいな」ということ。何がっ、てここまで仕事の描写が多いBL作品もないだろうということです。もう工場の仕事描写のてんこ盛りです。主人公達がどんな工場でどんな仕事をしててどんな仕事仲間かしっっっかり分かる!どこにBLみが…と思ってたら、あらあらちゃんとカップリングできてたな、みたいな(笑)男女もそうだけど、やっぱり責任もってきっちり仕事してる人はかっこいい!惚れるのも分かるよーって感じです。
とりあえずこの作品は仕事を頑張る男の人のお仕事小説って感じで、今読んでも新しい。作者さんが仕事がとても好きな人なんだろうな、と思ってしまう。そして、仕事にプライドをもってるからこそぶつかり合うこともあり、「あー、男の人の喧嘩だ」って描写もある。ただの恋人の痴話喧嘩とは違う、男臭い喧嘩。だがそれがいい。完結していないので、いつまでも待ってます。

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2020年07月08日

Posted by ブクログ

リーマンものって大好き!っていうのは、自分の年齢がそれなりになったせいでしょうか?
BLと呼ばれる分野のリーマンものと言えば、登場人物がただそれなりの年齢だから一般人としての設定として会社員。というだけで、働いてる現場の描写等ほとんどないのが多いのですが、この話はまさしく「事は現場で始まる」んです。
現場特有の用語や動きがきちんと話に絡んで、ただの設定と置かれたリーマンではない。
カップルは元々ノンケの2人。だが話の始まる前には、片方は既に意識してる、、、、にしてものノンケ2人の割には割とあっさり絡んでしまうんだけど、進行は意識していなかったほうの葛藤もあり遅々としてる。その進行途中にある、2人の「普通の」台詞にいちいち萌えてしまう。
おもわずその「普通の」台詞を読み直したくて、何度ページを繰ったか。

この本を知ったのはホントに偶然だったのだけど、続きが読みたくてついさっきシリーズの6までネットで注文しちゃいました。

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2013年12月26日

Posted by ブクログ

全巻夢中になって読みました!

お仕事BLの最高作品かと思います。工場ってこういう仕事してるんだな~と感心しまくり。
CPは同僚で部署違い。
いわゆる現場主任×デスクワークの品質管理部門の新人。
オラオラ系×ど天然美人で、もちろん攻の押せ押せで関係が深まって行きます。
お仕事で揉めつつ、互いの恋心でもすったもんだありと、素晴らしくドタバタしていてとても楽しい!
泥臭いほど男っぽい攻と、負けん気の強いこちらも大変男らしい受。
仕事に対するプライドと恋心の折り合いが互いにつかず、イライラオロオロムラムラ。ほんと愛おしい男たちです♥

最終巻がいまだ発行されず・・・と、本当に出てくれるのかしら・・・と、それでも信じて待つわ・・・と、首を長くしておりますが、お話しとしては1巻完結ものなので、臆せず手を出して大丈夫な作品ですよ。

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2014年01月02日

Posted by ブクログ

製造業のお仕事ものです。リーマンものはいっぱい見かけるけど、工場が舞台の骨太なBLは貴重。
スーツ姿じゃなくて、作業服なんですよね。話も工場中心で仕事の部分もものすごくリアルに描かれていて、思わず引き込まれました。
部署同士の関係や、工場の行程や業務、そして作業行程でのトラブルなど、女性にとってあまりなじみのない世界というのは興味津々。
BLでは、職業や背景が飾りのように扱われている作品も少なくないですが、こちらは細部まできちんと描写されていて本格的です。
さらに、前原と弘が出逢って同僚から恋愛へと発展したのはこの仕事があったからこそ、という必然性も感じられるんです。そこがよかった。

比重的にはお仕事に目がいくのですが、恋愛面もハンパなくドキドキさせられます。高卒で製造部の前原と大卒で品証部の弘。
同い年なのに前原が社内では先輩格なのが、二人の関係のポイントですね。いいところついているなと思った。仕事でも恋愛でも同格でありたい男の矜持がすごく伝わってきます。

登場人物もみんな個性的で面白いヤツばかりです。
頭もよくて美人なクセに、天然ボケな弘はとても魅力的なキャラだし、意外にもかなり下心見え見えだったりする前原もよかったりします。
メインばかりじゃなく上司も部下もひとりひとり個性が際立っていて印象的です。

お仕事シーンもしっかり描かれているけど、Hシーンも負けず劣らずガッツリなところがこのストーリーの面白さです。お仕事中とは全然違う二人の豹変っぷりに萌えます。

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2012年10月18日

Posted by ブクログ

男の自分がBL初挑戦。もっとイチャイチャしてる描写が多いのかと思っていたら、ぜんぜんそんなことなく。まったく未知の職業だったので、そういう点でも面白かった。真面目に働く男はカッコいい!

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2011年11月26日

Posted by ブクログ

職業ものの味付け以上の製造業というお仕事へのディープな描きこまれよう、働くということへのウェイトの重さに感嘆。そしてそんな骨太な過程と、打って変わってエロ過ぎる絡みのシーンのメリハリ。素晴らしい。もえた。

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2010年12月18日

Posted by ブクログ

ツボ満載設定で萌え悶えました。工場の話が噂通り面白い。前原の無口な切れ味するどいキャラと弘の天然キャラの組み合わせが新鮮。野獣っぽいエロも好みだった。風呂がええ。楽しいっ。互いの気持ちを話し合う事もなく仕事ばかりしているけど、読み応えあって、不確定な二人の関係が続きを読みたくて仕方なくさせます。ジロウにコバヤシ…どんどんやってww

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2010年05月12日

Posted by ブクログ

働く男はいい。そこを読ませつつ充分BL成分を満たしてるので、凄く面白いです。
現時点でシリーズ最終巻手前らしいので、それまで待って一気読みもいいかもしれないですね。

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2010年01月17日

Posted by ブクログ

働く男たちのガテン系ラブ。だとはいえ、土建屋さんとかじゃなく、工場の現場で働く若きリーダーと品証のエースの手探りラブでした。
好きなんですよこのシリーズ。でも続きが出ない……

いきなり恋に落ちているんじゃなく、ちゃんと好きになる過程が仕事を絡めながら描かれているところがツボです。
だんだん恋人と同僚の狭間でどういう立ち位置でお互いがいればいいのか迷う阿久津が可愛くて好きです。
普通にしてれば真面目な好青年なんでしょうよ。カッコいいな。
こういう人が職場にいたら速攻で婚姻届に印鑑押させますよ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

【あらすじ】 中小化学薬品製造業・喜美津化学の品証部に勤務する阿久津弘は初の四大理系卒のホープとして期待されている身。そんな弘が社命でフォークリフトの免許を取ることに。慣れない乗り物の操作に難儀する中、指導係として遣わされてきたのは製造部の若頭・前原健一郎。弘と同い年であるにもかかわらず同僚からの信頼も厚く、独特の迫力と風格を持ったこの男に、弘はとある出来事がきっかけで苦手意識を持っていたのだが、意外にも前原の方は―。それなりに平和な工場ライフを送っていた弘を襲う前代未聞の“男×男”関係、ガテン系濃密ラブ。

満を持して読んでみた。既刊全巻集めてからと思って。
コレはすごい。仕事しててエロくて、隙がない。

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2009年10月23日

Posted by ブクログ

現在5巻まで発売中。

工場で働く二人のお話です。
しっかり書き込まれた仕事のなかみや、「男同士…だけど好きなんだ!」っていうなんやかや、右往左往する2人が愛しすぎます。

6巻を執筆中らしいので、期待したい!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ガテン系だけど、文系人間でも楽しめます!

化学工場における研究職と現場の男の恋愛物語。
工場見学に行った気分になれます。
数学、科学、研究所というものに拒否反応でしたが
ものすごく興味深く読みふけってしまいました(笑)
脇役もしっかり固められていて、是非こちらの
お話も書いてほしいぐらいです。

現場で働く男の頼もしさを感じたい方にお勧めです。


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2009年10月04日

Posted by ブクログ

烏城あきらさんのこの「許可証シリーズ」は、もう至宝です。
なんて言うか、どなたかが「まるでプロジェクトXを見ているよう」とおっしゃっていましたが、まさにそんな感じ。
会社の中の人間関係、会社と取引先の上下関係、本社と工場、高卒と大卒、様々な相反する価値観の中で己の信念に向かって進んで行く、、、
でもちゃんとBLなんだよね〜。
このシリーズは全然そう言うラブなシーンが無くても満足しちゃうのですが、ところがどっこいこゆいラブシーンもしっかり。すごいよ!
今シリーズは5巻まで出てるのかな?もうね絶対お勧めしたい一冊です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

働く男は萌えます。そしてガテン系
男はさらに萌える。タオルが似合いそうな男をBLで読みたいと思っていたら
まさにコレ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

化学薬品に勤める品証の弘と製造部の前原の話。

舞台こそ地味だが、仕事に燃える男とそこで生まれる想いがリアル。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ガテン系BLではあるけど、キャラも話もしっかりしていて、読んでいてぐいぐい引き込まれた。
仕事の話も嫌味でなくしっかりと書かれているし、脇役までちゃんと個性が出てる。
久々に、続きを読みたいと思えたしっかりした作品。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

シャレード本誌ではすっ飛ばしてしまっていたのですが、あちこちの書評サイトさまで評判がよかったので単行本を手にしてみました。そしたらめちゃくちゃ面白いじゃないですか。もっと早く読むんだったと後悔…。前原はどうでもいいですが(おいおい)、弘の性格がすごく好きです。負けず嫌いなところも勝手につけたあだ名(?)を勢い余って本人に言っちゃったり、可愛いところが多すぎて堪りません。仕事系のお話も良いもんだなと思ったり。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

かなり好きなBL小説です!
内容が、仕事のこともちゃんと書かれているから面白いです!
ガテン系ラブ最高☆

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ドラマCD原作大人買い。
CDで謎だった所が納得。それにしても面白いな。弘はもちろん可愛いけど、それ以上に自分の気持ちもてあましてる前原が可愛い。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

**感想
2巻を先に読んでから、二人の出会いを知りたくて購入。正直、面白かったです。最近、お金持ちやヤクザ者、刑事物等々・・・特殊な方?の話が多かったもので。ごくごく普通の社会人、しかも作業着姿のお兄さま方の話は初めてでは?
余談ですが・・・私は高校卒業後、印刷会社に勤めてました。女子社員が少なかったので作業着のおじさま方に可愛がって頂きました。旦那とは社内恋愛だったんで、会社内で遭えるとラッキーって思ったこととか懐かしく思い出しましたね。さすがに社内Hは経験無いですけど。未だにスーツ姿より作業着・・・特にツナギ姿に弱いです。スーツってホントに格好良く着こなしてる人って少なくないですか。
**あらすじ
中小化学薬品製造業・喜美津化学の品証部に勤務する阿久津弘は初の四大理系卒のホープとして期待されている身。そんな弘が社命でフォークリフトの免許を取ることに。慣れない乗り物の操作に難儀する中、指導係として遣わされてきたのは製造部の若頭・前原健一郎。弘と同い年であるにもかかわらず同僚からの信頼も厚く、独特の迫力と風格を持ったこの男に、弘はとある出来事がきっかけで苦手意識を持っていたのだが、意外にも前原の方は―。それなりに平和な工場ライフを送っていた弘を襲う前代未聞の“男×男”関係、ガテン系濃密ラブ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

読めば読むほどスルメのように味わえる(笑)、しっかりとした話し運びの作品。 工場で働く人々の描写が細かく、感情移入しやすいです。BLですから、当然、受け攻めと役割分担(^^;)があるわけなのですが、ふたりともオットコマエの性格で、とにかく仕事に情熱を傾ける侠気があふれてます。一転して、そういう描写の熱い二人に、まさにダブルで参らされます。

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2009年10月04日

ネタバレ 購入済み

おもしろかった

シリーズ1作目。仕事に一生懸命な攻めと受けの組み合わせが好きなので本作を読んでみようと思ったのだが、仕事メインの話すぎて、薬品の話なんか出てきたらエロ重視のわたしは読み飛ばしてしまうんではないかと読む前にはちょっと不安もあったけれど、結局は、ほぼほぼ仕事の話でしめられているのに、世の中の理系全般まるでわからない私でも、小難しく感じられた単語も読み飛ばすことなく強くひきこまれて読んでしまった。作品全体に、この社会がいろんな人の仕事で成り立ってるんだなという爽やかさみたいなものが充満してて読んでて気持ちよかったし、尊敬しあえる相手と一緒に仕事できる幸せみたいなものも感じられて、くされリーマンの自分には眩しくて心が洗われた。要所要所で前原(攻め)と弘(受け)がくっつく前のぎりぎりの緊張感みたいなものも感じさせてくれて、自分でも意外なほど夢中で読んだ。エロもちゃんと盛り込まれてて、前原の強引な感じと、弘の迷いながら拒絶しながら結局行為に夢中になってる感じはすごくよかった。それにしてもまだ20代の二人が、今の職場に骨をうずめるような覚悟でいることが新鮮だったというか。自分は最初から転職することしか考えていなかったし、前原が同じ会社に30年後もいるつもりで話をしていること、そしてそれをごく当たり前のことのように考えていることが妙に感慨深かった。 はやく続編読みたいぐらいおもしろかったけど、★4にした理由:前原のセリフが時々BLのあるあるなセリフで私の好みじゃなかったり、弘のあえぐ感じが好みじゃなかったり、最初作品の文体みたいなものに慣れなくてちょっと違和感を感じたりなど非常に些細な理由。文体は読み進めると気にならなくはなった。こういった細かいことがひっかかったけど、お話はとてもおもしろいしとても好きな二人。

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2023年06月12日

Posted by ブクログ

参った。会話で『はぁ~い』とか『っスよ~』『~してよぅ』など苦手表現満載にも関わらず、内容は工場で働く男達をしっかりと描写してあって、とても面白く読めてしまった。
男同士だからという至ってまともな理由で逃げようとする受が、攻の心意気や強引な触れ合いに押され傾いていくのにも違和感がなく、焦らし加減も最高だった。なにより受も攻も仕事に誇りや愛情をもっている中で相手を認めていくのが互いに強く出ていて、お仕事ものと言われる作品の中でも一線を画している感じ。時代を感じさせる表現や挿絵は気になったけど、これはいい男同士!よい本に出会えました。

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2016年02月27日

Posted by ブクログ

焦れ焦れするところもいいけど、なんだろう・・・そっちサイドじゃない方向でも読んでて面白い。
と、いうわけで次いってみよ~う!!

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2013年09月09日

Posted by ブクログ

久々に、おもしろすぎてページを捲る手が逸るって感覚を味わった。仕事に関してもすげええ細かいし、なによりふたりの駆け引きめいた距離感がたまらない!じりじりする!たまらん!早く続き読みたいっ!て思わせる力があるなーすごいなーおもしろかったよう

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2011年12月13日

Posted by ブクログ

やっぱり、けなげで頑張り屋受けに弱い・・・
つか、ISOとか、PDCAサイクルとか、仕事思い出してちょっとウツになるわ・・・
最後ぷっつんきて、消火ホース持って全力疾走するのが、ほんと、分かります、分かります・・・・

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2011年02月24日

Posted by ブクログ

工場の中でBL・・・というよりも仕事をメインで読んでしまうシリーズ。というのもこのカップル、恋の過程より仕事の方が丁寧に描かれている。ライバル心を持ちながらも互いに惹かれて行く二人の、仕事にかける熱い情熱は必見です。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

借り物。ガテン系BL。
大卒で品質管理専門で小企業の期待の星!と、現場の若頭!
お互いをライバル視してるのがヨイ〜

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まずこの作家さんの語り口が不思議。『さてさて皆様』とか『すわ~』とか日頃耳慣れない言葉づかい・・・なんちゅうかちょっと小噺みたいな。でもそのうち慣れます。舞台は化学薬品工場。製造業ですよ。いわゆるガテン系です。うん、一言で言えば地味!で、タイトルの『許可証』とはフォークリフトの許可証です。なんか今までに体験したことのない世界で興味津々。作中にもこのお仕事描写ががっつりあって、なかなかおもしろい。攻ははえぬきの若手ホープの若頭、対する受は工場史上初の理系大卒のキャリアです(刑事でいえばね?脳内が刑事ものに浸食されている)で、まあ恋愛自体はありがちなパターンだと思うんだけど、この受がよくいるインテリクールとかツンデレじゃなくって、仕事はできる男なんだけど、ちょっとドジッ子でたまにすんごいウッカリさんなのがかわいい。攻からしてみると、やっと手に入ったと思ったら、懐くどころかスタコラサッサと逃げていく。でもって追いかけてつかまえると必死に逃げようとする。でもすぐに陥落してグダグダになるっていう全く持って魔性なわけですよ。攻も男気溢れる感じで、なんか微笑ましいカップルだなぁ。これはシリーズもののようなので、しばらくふたりの行く末をみつめていこうと思います。

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2012年06月04日

Posted by ブクログ

文章がところどころユニークな感じがして、作者さんは明るい性格の方なのかな~と思った。
あらすじのところに「ガテン系濃密ラブ」とある通りの内容。化学工場とかは、私には縁のない所なので興味深く読めた。

それなりに面白かったけれど、めっちゃ続きが読みたいというほどでもなく……。私のツボからは外れてたみたいです。
シリーズものなので、はまれたら良かったんだけどな。

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2011年06月30日

Posted by ブクログ

二人がそういう関係になるのは運命だったんだな、と(笑)お互い、なくてはならない存在というか。前原含め、工場内のみんなに親しまれ大事にされてる弘のキャラクターも魅力的でした。前原さんとの関係にあたふたしてたりするとこや素直で天然なところがまた可愛らしいv製造業という仕事のお話もありつつ、メイン二人の恋愛もありで、これからどういう展開になるのか楽しみです。

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2010年11月10日

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