【感想・ネタバレ】小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記のレビュー

あらすじ

映画ドラえもん×辻村深月。

のび太たちのクラスに、季節外れの転校生・ルカがやってきた。同じ頃、テレビでは月面探査機が謎の白い影を捉えて大ニュースになる。のび太が「月のウサギだ!」と主張するとクラスのみんなは大笑い。悔しがるのび太はドラえもんに泣きつき、ひみつ道具『異説クラブメンバーズバッジ』を使い月の裏側にウサギ王国を作ることに。ルカとともに向かった月でのび太たちは、エスパルという不思議な力を持つ一族と出会う。そこに彼らを狙う赤い宇宙船が現れた!
映画脚本を担当した辻村深月が、自ら完全小説化。
大ヒット作!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

辻村深月さんの本は、前に数冊ほど読んだ程度。
ドラえもんにも思い入れは特に無くて。
でも、実力ある人気作家さんが書いたドラえもんのお話って、どんなん?と、本があったので読んでみました。

病院の待合室で読みながら、不覚にも泣きそうになっちゃった。
友達の為に、その気持ちで、小学生の子供たちが、危険な場所へと夜にこっそりと、荷物をまとめて出掛けて行く。
もう二度と会えなくなるかもしれない家族、戻れないかもしれない場所に後ろ髪を引かれながら、恐怖と不安をぐっと飲み込んで。
その夜の静けさや、決意と不安が伝わってきて、マスクの下で唇噛み締めちゃいました。

宇宙舞台のSFとしてはツッコミどころ多いのでしょうが、そういう視点で見たらダメですねドラえもんなんだから。

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2023年10月20日

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