【感想・ネタバレ】隠れ公安 S１S強行犯のレビュー

浜田文人

国交省のエリート官僚・伊藤正志が射殺された。現場に駆けつけた強行犯三係の鹿取信介は、そこに公安部の幹部が五人いることに気づく。この事件は、公安事案とつながりがあるのか？ 強行犯三係の同僚、児島要とともに捜査に入った鹿取は、消息の分からない公安刑事・螢橋の身を案じながらも、独自のルートで事件を追っていくのだが･･････。『公安捜査』の鹿取刑事を主人公に描く、新シリーズ第１弾！（解説・杉山正人）

[ブクログ · ★★★★☆]

公安捜査シリーズからのスピンオフ作品。

この悪の強さはいいねぇ。
今年の1冊目はこのシリーズと決めて正月から楽しみにしていました。特に良かったのは、蛍橋の名前は出てくるものの今作品に登場しないところ。次の作品にどう続いてゆくのか、ファンとしては、ヤクザ者である三好や黒田等ももっと場面を増やして欲しいところ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

隠れ公安シリーズ第1弾。螢橋が失踪し、鹿取が活躍する展開。
宗教と政治にからんだ殺人事件が起こり・・・
鹿取が主人公になったことで、警察内部のゴタゴタも描かれ、おもしろくなってきたかも。

[ブクログ · ★★★☆☆]

公安捜査シリーズ、鹿取を主人公にした新シリーズ。
ホタルが消えた後、隠れ公安として、動くことを誘われ、揺れ動く鹿取の苦悩をメインに描く。
公安やら、捜査一課など、多数の登場人物が登場し、人間関係が複雑で、読み進めるのが、ちょっと苦労した。