あらすじ
胎児の命を守る“天使の代理人”という組織を運営する桐山冬子。突然銀行でのキャリアを捨て精子バンクを利用する出産を決意した川口弥生36歳。妊娠が分かった直後、人違いで中絶させられた佐藤有希恵26歳。一時は中絶を考えたが産み育てることを選んだ佐藤雪絵20歳。それぞれの人生と“天使の代理人”が交錯した時、奇蹟が起ころうとしていた。
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Posted by ブクログ
巻を読み終わったら すぐに下巻を読まずには いられなかった・・・
天使 = 胎児のことで、中絶しようとしている人に 思いとどまってもらって
赤ちゃんの命を 守るべく “天使の代理人”という組織を運営していく
助産婦さんや看護士さん達の行動がすごく感動的だった
例え それが 犯罪行為だとしても 誰かがやらなかったら
救われなかった命を 思うと 正しい行為に思えた
途中 何回も胸を ぎゅうっと 掴まれる感じで 重い気持ちになって
溜息を 何度も ついてしまった・・・
すごく重いテーマだったけど 改めて命の尊さ 大切さを 感じた
自分自身も経験したことだから 余計に 辛かったけど 今はもう
前に進むしかない 何にも変えられない 大切な命の話・・・
男女、年齢関係なく 色んな人に読んでほしいなと思う 小説です