あらすじ
重版続々出来中!
耳の不自由な奏音。奏音に惹かれる咲希。
知られたくないのに、おさえられない思い。
耳の不自由なクラスメイトの奏音に
惹かれる自分に気づいた咲希。
図らずも奏音が自分の家に泊まることになり、
彼女から将来についての話を聞かされる。
一人で生きていけるようになりたい…
どこでも誰かに頼れたらいいのに…
2つの矛盾した思いを吐露した後、
眠りについた彼女の寝顔を目の前にして、
咲希もまた相反するような知られたくないのに
おさえきれない思いに突き動かされていく。
感情タグBEST3
少数派であるということとか
映画は楽しかったようです。帰り道で美容院のチラシを配っている高倉さんが風でチラシを飛ばし、拾ってあげたところからカットモデルで金田一咲希さんが呼ばれます。女子校でも面倒な恋愛沙汰はありますよ、という友人の話はご本人の体験でしょうか。鈍かったからか、男子高校出身でもそういうのは気付きませんでした。
奏音父が帰国してコンサートの指揮をするので、凛音さんが当日は姉を泊めて欲しいという申し出を受け入れるものの、咲希さんは同じベッドで一緒では寝れなかったようです。
行き先のお店で以前、奏音さんと親しかった綾乃さんに遭遇して話を聞きだすエピソードは次の巻に続くようです。綾乃さんもシングルマザーの許で下の弟妹の面倒などで色々あったらしいと示唆されていますし、彼女と奏音さんの関係の破局、も気になります。
読めば読むほどグイグイ物語に中に惹き込まれる漫画。
咲希さんも聞き返していましたが、ハードルを越えるではなくて潜るという表現の良さ。
お泊り会での凛音さんが普段は咲希のことを「おまえ」呼びしかしないのに名前で呼ぶところ。
色々な演出が上手い!凄い!絶妙!
1話毎のタイトルも簡潔で好きです。
引き込まれました
くずしろさんは本当うまい。そこに生きるリアルな心情をぶち込んでくるのが、本当にうまい。3巻ラストの方の綾乃さんの苦労人気質とか無茶苦茶「分かる」んですよ、そうならざるを得なかったこととか、そのままではいられないこととか。咲希と奏音の関係もこの先をドキドキ楽しみにしています。