【感想・ネタバレ】雨夜の月(4)のレビュー

あらすじ

「何で奏音が壁を乗り越えなきゃいけないの!? 壁の方が崩れなきゃいけないよ!!」

耳の不自由な奏音、彼女に惹かれる咲希。
2人の少女の雨の夜の月のように、目には見えないものけど、確かに在るもの。

世界で刊行決定!


奏音は顧問の三浦から、所属する文芸部では全員が、
夏休みを使って文芸作品を創作する決まりを聞かされ、
自分が耳が聞こえなくなって感じたこと、
そして咲希と出会ってからのことを書こうと思い立つ。
また、夏休み明けの文化祭で行われるクラスごとの
合唱の伴奏を務めることになった咲希は、
過去に周囲から耳のことでうまく合唱できないのを
非難されてきた奏音の心情の吐露に接し、
彼女がこれまでそうした状況で乗り越えてきた壁は、
壁の方が崩れなきゃいけないと言い放つ。

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ネタバレ 購入済み

考えさせられる

「壁のほうが」〜のセリフがとても印象に残った。題材が題材だけに考えさせられることの多い作品。休み始めたあの子の事情も気になるところ。

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2023年08月10日

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