あらすじ
『双子の王女は不祥である』神託による命の危機を秘密裡に救われ、ひっそりと育てられた妹王女エステル。普段は明るく振舞うも寂しさにふるえる日々を送っていた。美しく成長したエステルは、父王の暴政により崩壊寸前となった国と、困窮する国民を救うため、再会した双子の姉ミレイアと共に隣国の力を借りて再興を図る。そんな中、隣国“オルトロスの軍神”アドルファスの逞しい腕と「綺麗だ」囁く情熱的な眼差しに心を奪われて……。決意の夜、純潔を散らされる――。寡黙な軍神×運命にあらがう王女のエターナルラブ!!
※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
健気なヒロインに涙
作者さん買いです。
期待を裏切らず、満足。
かっこよくて強いけど影のあるヒーローと、
不遇な立場でも前向きで健気なヒロインが
少しずつ距離を縮めて結ばれるのが素敵です。
ヒロインが自分の幸せではなく、
国と民の為に行動しようとする場面では
思わず涙しました。
個人的には皇帝と双子のお姉さんのストーリーも
もっと読みたかったけど、ページ数の都合上匂わす程度だったのが残念!
愚鈍な父王の所業で生まれながらにつらい人生を送る双子の姫様たち。民を、国を守る為に、姉妹お互いの幸せの為に、自分を犠牲にしても構わないと動く。
相手を思う気持ちが真摯であるほど、その思いに応える人々。そして迎えるその日。
ハッピーエンドでよかった。もっともっと幸せになってほしい。
。
面白かった!
最初はちょっともったり感があるかなー……と思っていたけれど、読み進めるうちにどんどんのめり込んでいって、『伯爵令嬢は~』と読み比べながら楽しみました。
惜しむらくは、作者さんもあとがきで書かれていた通り、夜の章が欲しかった……!
是非、続編たのしみにしてます!
良かった
双子姫ですが、ヒロインは妹のエステルです。
とにかく、ヒーローがいい!素直に気持ちを伝えてくるので、困惑したりもしますが安心感がすごい。優しく包み込んでくれるのに、線を引いてしまえば踏み込んでこずに見守ってくれる。
色々と片付いたあとの話も結構書かれてますので、その後を知りたい人にもお勧め。
「伯爵令嬢は英雄侯爵に娶られる」の二人もちょこっと出てきます。同じ世界みたいです。
匿名
作者買い
蒼磨先生お得意の前向きヒロインと武骨ヒーロー。どちらも生い立ちが辛く影がある。無愛想で寡黙な男がヒロインにだけ愛情深い。ヒーロー視点あり、自制して悶えてる最高。
国とお互いを想い合う双子姫が健気で美しい。
わーん!
めちゃくちゃよいお話だったー!
エステルもアドルフも大好きだ…。ミレイアとカイルのお話もすっごく読んでみたいのですが!!とにかく登場人物たちの頭の回転が早くて聡明で魅力的でした。最高です…。
やっぱり蒼磨さんはいい文章書くなぁ。次回作も楽しみにしてます!
良かったです
言い方は悪いのですがあまり期待していませんでした。ところが読み進めるうちに生い立ちに負けない健気な双子の王女に涙する場面も。良かったです。
国が傾いてから他国に助けを求め救済されるまでが妹姫の恋物語としたら、救済後からの恋物語で姉姫のお話が書けそうです。作者さんもあとがきでダブルヒロインのはずが〜と仰っていたので是非姉姫と皇帝陛下のお話も読んでみたいです。流行りに乗っとったありふれた意味もない異世界転生物の続刊よりも切に願います。
蒼磨先生の作品は安心して読めますね。しっかりとした設定で面白いです。他作品のキャラが少し出てきて、その作品好きな私としては嬉しいご褒美でした。
個人的には幸薄ヒロインのお姉さんをメインにしたストーリーの方が読みたかったかも。
4にしましたが...
3.5かな。
面白かったのですが、設定が実に勿体なく感じました。
長編か、上下巻にして、あれらの設定を活かして、もっと重厚かつ悲壮感満載のラブストーリーにしてくれても良かったかもw
革命?を起こすわけです、なのに、ヒロイン達の悲壮な覚悟の割に、めっちゃスムーズに事が進み、何事もないw
無血開城が目標だったのはわかりますが、ちょっと肩透かしでした。
姉妹愛や妹の恋愛はとってもよかったです。
でも欲を言うと、ダブルヒロインがよかった!
姉が時計の肖像画を見て胸を痛めるシーン、思わず涙が。
妹姫より感情移入してましたw