あらすじ
刊行以来、老若男女を問わず、100万人以上の読者から「目からウロコが落ちた」「いままでの常識が覆された」と絶賛された『病気にならない生き方』。
その待望の第二弾がいよいよ刊行となります。
本書は前作を踏まえ、ではいったいどうすれば「病気にならない生き方」を歩んでいけるのかを、できるだけ具体的に、かつわかりやすく、書き下ろしたものです。
前作が「究極の理想を謳った書」だとすれば、本書は誰もが楽しみながら健康な食生活を送るための「実践の書」といえるでしょう。
たんなる「健康オタク」として生きる道ではなく、
幸せで健康な人生をより長く送っていただくための健康法、人生をガラリと変える「病気にならない生き方」実践法をお届けします。
*目次より
◎人間の体は本来、病気にならないようにできている
◎低体温の人はガンになりやすい
◎インド人がガンジス川の水を飲めるのはなぜか?
◎「白い食品」は「体によくない食品」と考えよ
◎口呼吸は病気の引き金となるので要注意
◎90歳まで長生きする愛煙家がいるのはなぜ?
◎日本人が知らないトランス脂肪酸の恐怖
◎腸は自ら考える「第二の脳」である
◎工場由来の食品に命は宿っていない
◎毒素レベルがチェックできる50の質問 ほか
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Posted by ブクログ
人間の体は、何重もの防御システムや免疫システムに守られ、本来病気にならないようにできているそうです。著者が特に強調してるのが5千種以上もの「酵素(エンザイム)」で、主に解毒作用を司っているそうです。健康な人とは酵素もちな人と言っても過言ではないと。そして、7つの健康法による5つの流れを推奨されてます。7つは、「正しい食事」「よい水」「正しい排泄」「正しい呼吸」「適度な運動」「上手な休息・睡眠」「笑いと幸福感」で、5つは、「血液・リンパ」「胃腸」「尿」「呼吸」「気」だそうです。
Posted by ブクログ
Part1を読み終えていると、大きな驚きこそありませんが、人は忘れるもので、繰り返し訴えてくれるのはとても有難い事だと思いました。とは言っても、意外な発見もあったりして、行動に移す理由を沢山教えて戴いた感じです。
しかし新谷先生は凄いですね。的を得た事をシンプルに述べてくれています。仮に真実ではない部分があったとしても、可能性を考えると、やはり彼の見解を信じて行動する価値は大きいと思いました。
最近、ミネラルウォータ2リットル/日の実践を再開しました。昔、成功の9ステップ(ジェームススキナー)の影響を受けて始めたのですが、いつの間にか止めてしまってました。リベンジです。
最後の方は、人間の生き方と言うか、成幸哲学にまで踏み込んでいます。これをちゃんと弁えられているからこそ、新谷先生は長年健康に生きているのだなと思いました。
Part1に続き、様々な自律に対するモチベーションが上がった一冊でした。新谷先生、ありがとうございます。
以下、本書で共感した箇所です。
【プロローグ】
☆page.2
病気にならないための食事指導、健康に長生きするための生活習慣指導は、医療の盲点といってもいいほど見過ごされてきた部分です。
☆page.3
本来、人間の体というのは、病気にならないように、何重もの防御システムや免疫システムに守られています。
☆page.5
カルシウムを摂るためには牛乳がいい、動物性の脂を使ったバターよりも植物性のマーガリンのほうが健康的だ、成長期の子供には良質の動物性タンパクが欠かせないといった「時代遅れの栄養学」が、世間一般ではいまだに広く信じられている。
世の中の常識はすぐには変わりません。たとえば、たばこのように体に害があることが昔から広く知られているものでさえ、いまだに規制が充分ではありません。
☆page.7
体に悪いからと好きなものを我慢してストレスをため込むのは、かえって健康によくありません。それよりも自分の体が処理できる範囲をわきまえ、食事を楽しみながら、トータルとして「正しい食生活」「正しい生活習慣」を続けることが大切なのです。
大好きな食べ物の食べる回数を少なくすると、「食べる喜び」を感じられるというメリットも生まれます。
☆page.9
解毒しなければならない要素が多い人ほどエンザイムの消耗が激しく、その結果、健康維持に必要なエンザイムが不足し、病気になりやすいと考えられるのです。
☆page.16
体に、内蔵に、一つひとつの細胞に、腸内で働く細菌にも、思いやりと感謝の心をもってほしいのです。そうすれば、おのずと体に悪いことは控えるようになるでしょう。
☆page.17
命という自然が生み出したものに備わった機能を100%生かし健康を維持するために必要なのは、自然の摂理に従うことです。
☆page.18
病気になることを恐れて、「絶対にこうしなければ」と必要以上にストイックになる必要はないのです。
【第1章 天寿をまっとうする生き方】
☆page.37
日本人の平均寿命を大きく延ばした要因は、乳幼児の死亡率が低下したことであり、高齢者の平均余命はそれほど大きくは延びていないということです。
☆page.39
動物食に含まれる脂は酸化しやすく、体内に大量のフリーラジカル(活性酸素)を作り出します。フリーラジカルがさまざまな健康被害をもたらすことは広く知られている通りです。
☆page.42
喫煙者の方に知っていただきたいのは、喫煙者が吸う「主流煙」よりも、喫煙者の身近にいる人が吸わされている「副流煙」のほうが、毒性が何倍も高いということです。
☆page.51
現在、これほどまでにアンチエイジングがブームになっているのは、実年齢にふさわしくない老化スピードに悩んでいる人が増えているかだらと思います。
実年齢以上に体の老化が進んでしまうのには、さまざまな原因が考えられます。動物食の過剰摂取、喫煙・飲酒という悪習慣、そしてストレスや電磁波などによるフリーラジカルの大量発生。食品添加物や農薬なども老化を進める一因といえるでしょう。
☆page.53
多くの人は見た目を若々しく、美しくすることばかりを求めますが、本当の美しさというのは、健康な肉体からにじみ出てくるものです。美容整形や間違ったアンチエイジング法で外見だけ美しくしても、体の中が変わらなければ、問題は何一つ解決しません。
☆page.58
病気になって苦しみながら高い治療費を支払うことを思えば、健康に生きるためによい食物と水を手に入れるコストを惜しむのは愚かなことだとわかるはずです。
【第2章 エンザイムの暗号を読み解く】
☆page.66
喫煙・飲酒習慣があり、肌が荒れている人、肌の色がくすんだり黒っぽくなっている人は、すでに体が危険信号を出していると思ってください。
☆page.83
私たち人間は、自分たちが自然の一部であることをもう一度思い起こす必要があると思います。自然の摂理を無視したところに健康はありません。
☆page.95
のどが渇くというのは、体内の水分量が足りないことを訴える緊急警報なので、のどが渇いてから飲むのではじつは遅いのです。
【第3章 病気にならない食生活】
☆page.107
何でも手に入るようになった代わりに、私たちは伝統食にこめられた「知恵」や「食べ物の大切さ」というとても大切なものを失ってしまったのではないでしょうか。
☆page.109
テレビ番組などで、あそこの村は○○を食べているから長寿なんだというと、翌日にはその商品が全国のスーパーで飛ぶように売れると聞きます。しかし、マスコミの情報にすぐに飛びついてしまうのは、自分のなかにものごとを判断する「基準」がないからです。
☆page.111
よい食物の条件は二つあります。一つは「ナチュラル」であること、そしてもう一つは「フレッシュ」であることです。
☆page.113
食べ物は、時間がたてばたつほど、「おいしさ」を失っていきます。じつはこの「おいしさ」こそ「命」がそこに宿っている証拠なのです。つまり、賞味期限とは、食べ物に宿っている「命の期限」ともいえるのです。
☆page.116
工場由来の食品は、食べられるものであっても、命を養うことはできないのです。
☆page.122
お米が本来もっているビタミンやミネラルの95%は、じつはいちばん外側の表皮と胚芽の部分に集中しているのです。そのため、精白された白米を主食にしていると、エンザイムが働くために必要不可欠な補酵素(ビタミンとミネラル)が、どうしても不足しがちになります。
☆page.134
食べ物の中のエンザイムは、新鮮であればあるほど多く含まれ、「時間」がたてばたつほど少なくなります。そして、エンザイムが完全に失われると、その食べ物は腐敗が始まり、命を養うどころか、健康を害す毒になってしまいます。
野生動物が生きたままの他の動物を食べるのを見て「残酷だ」という人もいますが、じつは生きたまま食べるということは、相手の命を最大限に生かす「命を尊重した食べ方」だったのです。
☆page.140
私がもっとも残念に感じているのは、ほとんどの人が果物を食後のデザートとして食べていることです。
☆page.142
よく目にする「濃縮還元」タイプのジュースでは、エンザイムが完全に失われてしまっています。
☆page.149
農薬と化学肥料で育てられた野菜は、畑で収穫された見た目に美しい野菜かもしれませんが、私は「工場由来の食品」と考えます。なぜなら、命の情報をもたず、工場で作られた化学薬品の情報をその身に秘めているからです。
☆page.174
短時間で加熱できるというのは、電子レンジの最大のメリットでもありますが、なぜこれほど短時間で加熱できるのかというと、自然界ではありえない速度の振動が物質内部で生じているからです。この自然界ではありえない状態に細胞や遺伝子が耐えられるという保証はありません。
☆page.179
アメリカでは子供たちにキャンディーなど甘いものをあげすぎると、「シュガーハイになるからやめなさい」とよくいいますが、アメリカではすでに、白砂糖を多く含む菓子類をたくさん食べる子供は「集中力がなく、思考力も減退し、短期でイライラしやすい」ということがほぼ常識となっているのです。最近の子供たちは「キレやすい」といわれますが、その原因の一つは精製糖の過剰摂取にあると、私は考えています。
さらに糖類は体内で分解されるときに、ビタミンB1を消費しますが、白砂糖にはビタミンがほとんど含まれていません。そのため、ビタミンBの摂取量が少ないと欠乏症を起こし、過労やめまい、貧血、うつ、短気、記憶障害といった、さまざまなトラブルも招いてしまいます。
☆page.180
白砂糖に代わるものとしては、黒砂糖やハチミツ、天然のメープルシロップなどをお勧めします。
☆page.184
ビール、ワイン、日本酒などの原材料は、それぞれ小麦、ぶどう、お米と植物食なのですが、醗酵によって作り出されたアルコールを含むものは、体の中でアルコールを解毒しなければならないのでよい食品とはいえません。
☆page.185
醗酵食品を購入する場合、とくにみそや醤油で絶対にやめていただきたいのが、「減塩」表示のついているものです。・・・塩分を控えるということは、それだけ腐りやすくなるということです。・・・減塩と名のつく商品のほとんどに「防腐剤」が使われています。
☆page.187
これらのものをパンにつけるときは、使う分だけあらかじめ小皿にとって使うようにしましょう。よく食卓の上に保存容器のまま蓋を開けっぱなしにして使う人がいますが、酸化を早めてしまうのでやめてください。容器は密閉できるものを選び、蓋の開閉も最小限度にすればそれだけ酸化を防ぐことができます。
☆page.190
小魚や小エビはカルシウムなどのミネラルを豊富に含むとてもよい食品です。とくに成長期の子供や妊娠中の女性は、どうしてもカルシウムが不足しがちなので、毎日1、2回は積極的に摂取しましょう。また海藻類も毎日食べるようにしてください。
☆page.195
大切なのは時間を決めて食事をすることではなく、胃腸をいつも決まった時間におなかがすくような健康な状態にしておくことなのです。
☆page.197
胃に食べ物が残ったまま寝ると、胃がもたれ睡眠の質が悪くなり、体の疲れを取りきることができないので、慢性的な疲労を感じるようになるでしょう。
☆page.199
(食べる事が)いくら大きな喜びだからといって、快楽だけを常時追求するのはやはりよくありません。その快楽は、目や舌や脳といった、私たちの一部だけが感じているものだからです。その快楽の陰で、胃腸は大変な苦しみを背負わされてるのです。おいしいステーキをたくさん食べたとき、胃腸がどれほどがんばってそれを消化しているのか。そのためにどれだけ多くのエンザイムが使われているのか。そのことに想いをはせてください。
幼いころから添加物入りの食事をしてしまっていると、体によくないものでも「おいしい」と感じてしまうようになります。これは添加物による一種の味覚破壊です。
☆page.201
私は、嫌いだというものを無理に食べるように指導することはいっさいしません。とくに子供の好き嫌いを無理に治す必要はないと考えています。嫌いなもの、おいしいと感じられないものは、その人にとってよくない食べ物であるケースが多いからです。
☆page.202
体はとても正直です。体によいものは「おいしい」と感じますし、体に悪いものは「まずい」と感じます。これは一種の自己防衛システムで小さい子供にとくに多く見られます。だだし、それが食品に含まれる本来の成分を「まずい」と感じているかどうかを見極めることは必要だと思っています。それを確かめるもっともよい方法は、できるだけよい食品をまず食べさせてみることです。
最近は野菜嫌いの子供が多いのですが、それは、野菜が嫌いなのではなく、野菜に含まれている化学肥料や農薬を「まずい」と感じている可能性が高いと私は考えています。その証拠に、無農薬で有機栽培された本当によい野菜を食べさせると、ほとんどの子供がおいしいといって、嫌いだったはずの野菜を食べてくれます。
【第4章 この実践法が寿命を延ばす】
☆page.211
エンザイムをもっとも消費するのは、体内に悪いものが入ってきたときに行われる「解毒」です。
☆page.213
人が自らの意思で取り入れている毒の代表が、「たばこ」と「アルコール」です。とくにたばこは、自分の体だけではなく、周囲の人々にも害を与えるので絶対にやめていただきたいと思います。
もう一つ、食生活の乱れから、体内で作り出してしまう「毒」もあります。動物食の摂りすぎ、食物繊維や水分の不足などが原因で、便が腸内で腐敗することによって生まれる有毒物です。便秘時やガスが多いとき、そしてガスや便のにおいが臭いときは、腸内で腐敗が起きている証拠ですから、食生活を改めるとともに、腸内の有毒物を便とともにいち早く体外に排泄することが必要です。
☆page.214
たしかに薬には薬効というのがありますが、それは「毒を以って毒を制す」という力なのです。
ちょっとした胃腸の痛み、消化不良、下痢や便秘、かぜぐらいなら、薬を飲まないで体や胃腸を休めエンザイムやビタミンなどのサプリメントをとったほうが、体は何倍も早く回復します。解毒に使われるエンザイムが少なければ少ないほど、体の免疫力は高まるということを、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。
☆page.216
もう一つ、体温のことで最近気になっているのは、若い女性を中心に、平熱が35度台という「低体温症」の人が増えていることです。これはじつは、みなさんが考えている以上に危険なことなのです。なぜなら、体温が0.5度下がると、エンザイムの不活性により、免疫力が35%も低下するからです。つまり、平熱が低いということは恒常的に免疫力が低下した状態にあるということなのです。
低体温を改善するもっとも効果的な方法は、「正しい食事」と「上手な休息・睡眠」と「適度な運動」です。食事で気をつけていただきたいのは、冷たい食品を食べすぎないことです。
☆page.220
毒素はさまざまなかたちで私たちの体の中に入ってきます。オゾン層の破壊によって生じた強すぎる紫外線、さまざまな電気機器から発生する電磁波、たばこの煙、自動車の排気ガスやゴミの焼却場の排煙に含まれるダイオキシン、安全であるべき室内でも建材からホルムアルデヒドが出ています。そのほかにも何気なく使っている防菌・防カビ剤に含まれる界面活性剤。食品にさえ有害物質が含まれています。市販されているほとんどの加工食品に使われている食品添加物、野菜には残留農薬、汚染された海でとれた魚介類には水銀やカドミウムといった有害ミネラルを含むものもあります。
☆page.229
お風呂のお湯に「入浴剤」を入れる人がいますが、入浴剤にはたくさんの化学物質が含まれている場合が多いので体にはよくありません。
皮膚から入る毒素としては、シャンプーやリンス、ボディシャンプーなどに用いられている界面活性剤の危険が無視できません。
☆page.230
マッサージやストレッチも、血行不良でかたくなった筋肉をほぐし、毒素のたまりにくい体を作るのに効果があります。とくにストレッチは、体のゆがみを整えることで肝臓の機能を改善する効果もあるのでぜひ毎日の生活習慣に取り入れていただきたいと思います。
☆page.241
じつは「口呼吸」は、自然の摂理に反するとても体に悪い行為なのです。・・・口呼吸が免疫機能を破壊し、多くの病気の引き金になっていると警笛を鳴らしています。
☆page.242
アルコールを飲んだ翌朝や、アレルギー性鼻炎の人に心筋梗塞が起きやすいのは、口呼吸によって、血中酸素濃度が低下することが大きな要因の一つなのです。
口呼吸の習慣がついてしまっている人は、鼻を使った腹式深呼吸を行うとともに、普段から口を閉じるように心がけましょう。
☆page.243
適度な運動を行うことは、健康な生活を送るためにはとても大切なことです。なぜなら適度な運動は、「血液・リンパ」「胃腸」「尿」「呼吸」そして「気」という大切な五つの流れをよくしてくれるからです。
☆page.244
適度な運動は体温を上昇させるので、エンザイムをいっそう活性化させ、免疫力も増進させることができます。
☆page.246
歩くことは、誰でも手軽に行えるもっともよい全身運動です。・・・でも運動は交感神経の刺激につながるので、副交感神経が優位になる時間帯である夜の運動は、あまりお勧めできません。夜の運動は、一日の疲れをとるマッサージやストレッチ程度にとどめ、できるだけ朝の運動を心がけるようにしてください。
☆page.249
長時間のデスクワークが、運動量が少ないにもかかわらず大きな疲労感を感じるのは、体内の流れが滞り老廃物や疲労物質である乳酸が血液中に長くとどまってしまうからです。
☆page.250
私は昼食後、必ず20~30分ほど体を横たえて昼寝をすることを習慣としていますが、ほんの20分でも昼寝をすると、午後も午前と同じ集中力で仕事に臨むことができるので、ぜひみなさんにも昼寝の習慣を身につけていただきたいと思います。
☆page.251
疲れたとき、眠気を感じたときはけっして無理をせず、5分でも10分でも、体を休めるようにしましょう。
☆page.255
体はどんなときでも健康によいものを喜ぶようになっています。おいしいと感じるものを食べ、おいしいと感じる水を飲み、気持ちのいい排泄をし、心地よい運動をする。鼻から新鮮な空気を吸い、疲れたらゆっくり体を休ませ、心をつねにハッピネスで満たす。
☆page.256
言葉は現実を作ります。ネガティブな言葉はネガティブな現実を引き寄せ、ポジティブな言葉はポジティブな現実を引き寄せます。
☆page.257
発声した言葉は、たとえひとりごとであっても、あなた自身が聞いています。そしてあなたは、耳から聞いた自分の言葉の強い影響を受けるのです。
☆page.258
私は夜、寝る前におなかに手を当て、「ああ、今日もいい日だった」「僕は幸せだな」と毎日声に出していっています。たとえつらいことや嫌なことがあった日でも、こういってから休むと、やる気とエネルギーに満ちた朝を迎えることができます。
【エピローグ】
☆page.261
いまのあなたの体は、あなたが歩んできた人生の集大成です。よいことも悪いこともすべてあなたの生きざまが体には現われています。
日本人は勤勉な民族です。家庭の事情より仕事が優先なのは当たり前、自分の健康よりも仕事が優先という人もけっして珍しくありません。でも、本当によい仕事をしたいのなら、自分自身が健康でなければなりません。
すでに衰えを感じている人も、すでに病気になってしまった人でも、体によいことを始めるのに遅すぎるということはありません。
☆page.267
人間は、生きがいややりがい、他者への愛や他者からの愛がなければ「幸福」にはなれません。そして、そうしたものを得て幸せに生きるためには、多少の「無理」も多少の「犠牲」も必要なのです。
☆page.268
私が本書を通してお伝えしたかったのは、たんなる「健康オタク」として生きる方法ではありません。生きがいと喜びをもちながら、体をいたわる心も併せもって、バランスのよい幸せで健康な人生をより長く送っていただくための健康法なのです。
Posted by ブクログ
内容紹介
刊行以来、老若男女を問わず、100万人以上の読者から「目からウロコが落ちた」「いままでの常識が覆された」と絶賛された『病気にならない生き方』。その待望の第二弾がいよいよ刊行となります。
本曹ヘ前作を踏まえ、ではいったいどうすれば「病気にならない生き方」を歩んでいけるのかを、できるだけ具体的に、かつわかりやすく、書き下ろしたものです。前作が「究極の理想を謳った書」だとすれば、本書は誰もが楽しみながら健康な食生活を送るための「実践の書」といえるでしょう。
たんなる「健康オタク」として生きる道ではなく、幸せで健康な人生をより長く送っていただくための健康法、人生をガラリと変える「病気にならない生き方」実践法をお届けします。
そりゃー
病気にならないほうが、いいですよね♪
色々参考になること沢山です。
少しずつでも改善していかないといけませんね。。。
少しずつ・・・
Posted by ブクログ
前作の補足といった感じでしょうか。前作もそうですが、字がでかく読みやすい。
本書で参考になったのは、
・日本人の平均寿命を延ばした要因は、乳幼児の死亡率 が低下したことであり、高齢者の平均余命はそれほど 大きくは延びていない(寝たきりが増えている)
・「うちはガンの家系」は運命ではない
・カテキンを多く含む緑茶を大量に飲めば胃ガンになり やすくなる
・工場由来の食品に命は宿っていない
・濃縮還元のジュースに栄養はない
・白い食品は体によくない(かぶや大根は違うけどね)
そして、極めつけは「安全な食品を本気で求める消費者が増えれば、安全な食品を作ろうとする生産者も増えてくるはず」という言葉。
昨年は食品偽装が次々と明らかになったけど、やはり顔が見えないところに問題があるんでしょうね。家族や知人にはいい加減なものを食べさせたいとは思わないから。
ところで、本書では前作で少し触れられていたトランス脂肪酸(マーガリンなど)について詳細に書かれており、それも参考になります。
Posted by ブクログ
著者の言うエンザイムをオージャスやアグニと入れ替えるとアーユルヴェーダの本にもなってしまいそうな内容。
これを読んでアーユルヴェーダってすごい!と思ってしまった。
Posted by ブクログ
ミラクル・エンザイムについて知りたくて読書。
2009年8月に読んだ本を再読。
なかなか成果は出てはないが、現在の健康、食事習慣について再認識することができる。
さらなる改善点は、
夕食の時間を早くする。
アルコールを減らす。
玄米食(発芽玄米)を増やす。
自然塩を上手に活用する。
引き続き、肉魚は避けるが、たまに食べると食材、命の有り難みを実感できる。たまに食べるのでいいものを。
まだまだ世界中、精製された白い食品、食材が多い。世界中の消費者が、本書で著者が指摘する健康的ではない白い精製された食品、食材にノーの意志を示していければ、市場から減っていくのだろうか。その意味では、これからなのかもしれない。
読書時間:約1時間5分
Posted by ブクログ
チェック項目5箇所。1947年と2005年のゼロ歳児の平均余命(=平均寿命)の差は、男性が28.47歳、女性では31.53歳もあるのですが、同じ条件で80歳の人の平均余命を比べると、男性が3.61歳、女性でも6.02歳の差しかないのです、つまり、日本人の平均寿命を大きく延ばした要因は、乳幼児の死亡率が低下したことであり、高齢者の平均余命はそれほど大きくは延びていないということです。塩が高血圧を誘発するというのは「精製塩」、いわゆる「食塩」を摂った場合であって、自然海塩を高温で焼いた還元作用のある塩では、精製塩を摂ったときのような血圧の上昇が起きないことが私の臨床データでは明らかになっています。減塩と名のつく商品のほとんどに「防腐剤」が使われています、防腐剤が使われているかどうかは、みそや醤油がカビるかどうかでわかります、夏の暑いときに出しっぱなしにしておいてもカビないようなみそ・醤油には、まず間違いなく防腐剤が入っています。大切なのは時間を決めて食事をすることではなく、胃腸をいつも決まった時間におなかがすくような健康な状態にしておくことなのです。エンザイムをもっとも浪費するのは、体内に悪いものが入ってきたときに行われる「解毒」です、アルコール、たばこに含まれる何十種類もの化学物質、コーヒーや紅茶のカフェイン、緑茶のタンニン、さまざまな化学薬品(食品添加物を含む)、病気の原因となるウイルスや病原菌、環境ホルモン、フリーラジカル(活性酸素)、電磁波、ストレス等々、これらはすべて、体の中に入ると、解毒するために大量のエンザイムが使われます。私が本書を通してお伝えしたかったのは、たんなる「健康オタク」として生きる方法ではありません、生きがいと喜びをもちながら、体をいたわる心を併せもって、バランスのよい幸せで健康な人生をより長く送っていただくための健康法なのです。
Posted by ブクログ
2007年発刊。
前作の病気にならない生き方にはかなりどぎもを抜かれました。
で、今更その続編を読んでみました。
前回と同じで読み終わった感想は、この内容とおりやってたら何も食べれないなとうことです。
でも、少しずつ変えていけるところはあるのでやってみたいと思います。
●米なら玄米、小麦粉なら全粒粉。
押し麦、もちあわ、もちきび、アマランサス、もちひえを一緒に混ぜて炊く
水加減をすこし多めに、最低でも30分、できれば2時間水に浸す。炊く前に自然海塩をスプーン半分くらい入れる
●パパイヤ、パイナップル、イチゴ、キウイはエンザイムが多く含まれている
●全体食
●水分をジュース、お茶などで補給せず、水で
●電子レンジはなるべく使わない
●コーヒーエネマ
Posted by ブクログ
食事に関して何となく自分がよくないと思っていた事が明確に述べられていた。
有害なものから自分を避ける事はできるが、一方で正しい選択をすることは非常に難しい環境。自分の周りがいかに経済活動主体で動いており(コンビニに体にいいものなんかほぼない)、短期的には有害であることが露呈、証明しづらいく、長期的に健康を蝕んでいく悪い食生活がいかにしみついているか、、
明日からは
・なるべく新鮮なものを食べる(フルーツはいいかも)
・水分はなるべく水からとる
・乳製品はやめる
・よく噛む
全体的に食に興味のない自分なので、食べて毒になるくらいなら可能な限りコントロールしたいと思います。
Posted by ブクログ
「命を養うことができるのは、命だけ」
「健康な遺伝子を作ることができるのは、健康な遺伝子だけ」
「健康な遺伝子は、自然の摂理の中で育まれる」
未精白、全粒粉の穀物を選ぶ
玄米・発芽玄米
マーガリンは使用を避けるべき
バターも極力
電子レンジに抱く一抹の不安
Posted by ブクログ
これもドミにあった本。
比較的新しい本ですし、読みやすく内容も分かりやすいものでした。
事実と経験に基いて書かれており、分からないことや推測でものを
言っている場合はその旨が正直に記載されていて、
読んでいて気持ちの良いものでした。
このシリーズをもう少し読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ
「正しい食事」
「よい水」
「正しい排泄」
「適度な運動」
「上手な休息・睡眠」
「笑いと幸福感」 の七つの実践と
5つの流れをよくする
「血液・リンパ」
「胃腸」
「尿」
「呼吸」
「気」
もう少しまとめてくれたほうが
取り入れやすいかもなっと
Posted by ブクログ
「正しい食事」「よい水」「正しい排泄」「正しい呼吸」「適度な運動」「上手な休息・睡眠」「笑いと幸福感」という7つの健康法が紹介されている。
電子レンジはなるべく使わないようにする。
今晩の焼肉より10年後の自分のタメにいたわる精神を体のどこかにおいておこう。
Posted by ブクログ
『病気にならない生き方』の続編です。
前編を読んでいなくても、問題なくわかる内容です。
《本書では、健康に長生きするための細かな実践方法を、「正しい食事」「よい水」「正しい排泄」「正しい呼吸」「適度な運動」「上手な休息・睡眠」「笑いと幸福感」という7つの項目に分け、できるだけ具体的に述べていきます。》
とあり、特に食生活についてたくさん書かれています。
前編と同じく、たくさんの方に読んで頂き、実践して欲しい内容です。
前編も読んでおり、又、本書でも紹介されています、「安保 徹」「安部 司」の著書も読んでいますので、目から鱗が落ちるという内容はありませんでしたが、どのように健康に良い生き方を実践すれば良いかがわかりやすく書かれています。
健康の本をあまり読んだことのない方には衝撃の内容と思います。(内容を信じるかという問題はありますが…)
《前著が究極の「理想」を謳ったものだとすれば、本書は楽しみながら健康によい食生活を送るための「実践編」です。自分体の許容範囲を知り、健康によい生活習慣を無理なく身につける方法をできるだけたくさん盛り込みましたので、それぞれの生活スタイル、個人差に合わせ、楽しみながら、エンザイム・セラピーにもとづくこの健康法を日々の生活に取り入れていただきたいと思います。》
とあり、まずは、無理をせず、自分に出来ることから始めたら良いと思います。
Posted by ブクログ
前作も読んだので、これも読んでみました。
電子レンジー!
わかってるけど、どうしても使ってしまいます。現代人。
電子レンジがないと、生活できないレベルです。
何でもチンしちゃいます。これは便利。
んー、でもやっぱり危険があるかもなんですね。
電磁波ですもんね。
言われてみると、そうだよなーと思うけど、
なかなか、使用頻度が高すぎるので、実践は難しい。
蒸し器とか持ってないよ。置く場所もないよ。使う時間もなさそう。
電磁波の問題は、まだ、きちんとした結果が出てないんですね。
きちんと研究してほしい。
発芽玄米の作り方は、役に立ちそうです!
水ひたひた、冷蔵庫に3日とかで、できるなんて、簡単。
これならできそう!実践してみよう!
Posted by ブクログ
残念ですが前著より影響力は落ちました。食の大切さの再認識、やはり生きた命の宿った新鮮な食材を取ることが大切です!安価な食材はそれなりの理由があります。高価な食材は何故高いのか?製法、飼育、手間隙、環境、等安価なだけで食品を選ぶ週間は避けなければなりませんハピネスの重要性も書かれています
Posted by ブクログ
1を読んでから1年以上空きましたが、やはり興味があったので読んでみました。
新谷先生のおしゃる事は正しいんだろうけれど・・・
それを実践するのは普通の生活をしていたら難しいのでは?
1を読めば2を読む必要はなさそうな。そんな内容でした。