あらすじ
第7話 黒の竜鱗(りゅうりん)
ギルドのマスターになったらなぜか借金の連帯保証人にもなっていたドノバン。借金の肩代わりにと伝説の黒き魔竜の鱗を差し出すが、その鱗には強烈な呪いがかかっていて、借金取りの一味が甚大な被害を受けてしまう。
王道、でも新しい! 異世界バトルファンタジー開演!!
長きにわたって数々の国を滅ぼしてきた「黒き魔竜」と呼ばれる存在が封印され、しばらく経った交易都市・ハンザルクの冒険者ギルド「銀月の狐」のドノバンは、B級冒険者でギルド有数のベテランにもかかわらず、“討伐”の依頼ではなく“輸送”ばかりを引き受けている。曰く「年のせいか重い武器を振り回す“討伐”とかきつくてさー」「“輸送”だったら丸腰でもこなせるからさぁー」。それを聞きとがめた同じギルドのB級冒険者・ヘイブンから「もしも本気でおっしゃっているのであれば」「引退してもらえないだろうか?」と諭されると、「…目標もなくなったし」「それもいいかもしれないな」とつぶやくが、そのとき、ヘイブンが仕留めてギルドに持ち込んでいたはずの魔殺熊が…!と始まる『引退したおっさん冒険者、再雇用で最強ギルドマスターになってしまう』。内容はもう、このタイトルがすべてを物語っていると思うのですが、それがわかっていてもなお、描かれるその過程がめちゃくちゃおもしろいのです!!
ハチャメチャなダメおやじっぷり、そして同じくらいハチャメチャな強さのドノバンは、どうやら何かを調べているらしいのですが、それは何なのか。新たなギルドマスターになるために向かった城塞都市・ニーベルグのギルド「赤鉄の龍」にも問題があるようだし、気になるポイントが盛りだくさんで目が離せません。表紙でふにゃけているドノバンの様子からは想像できないくらい熱いバトルファンタジー、ぜひご一読ください!
感情タグBEST3
あの悪の親玉っぽいの領主だったの!?
おじさん....手持ちのアイテム全部貴重なのでは....!!!
契約書燃やしたのは、手元に残されると調べられるからだろうな。
シアーネ1人だったら終わってたなこれ....
描き込みが凄い!
龍のウロコや炎などの描き込みが細かくて凄い!
ギルドや領主などが絡んでくる今後の展開も楽しみ。
独特の空気感がよい
まだ読み始めたばかりですが、独特の空気感がよくて引き込まれます。話の展開も早くてダレません。よくある設定のお話かと思っていましたが、いい意味で予想裏切られました。