何冊か読んだ中では、わかりやすくて網羅的。初学者に向いているが、それでもC言語の中身の話となると、やはり難しかった。最後の章、「15大言語入門」は今一番知りたいテーマであった。
?C＃
・得意分野：WindowsアプリやWebアプリの開発。
・多くの言語の長所を取り入れたMicrosoft発の言語。
・様々な言語の長所を取り入れているので記述しやすい。
・多くのプラットフォーム向けのアプリを開発できる。
?JavaScript
・得意分野：ブラウザ上で動くWebアプリの開発。
・Googleマップ等の新しいサービスが登場したことで再評価。
・ブラウザさえあれば開発が可能。
・データは関数とオブジェクトだけ。（クラスやインターフェースといった複雑な機能はない。）
・HTML5 APIでさらに重要な言語に。
?Swift
・得意分野：iOS/OS Xアプリの開発
・充実した開発環境を持ち、誰でも簡単にマスターできる
・オーソドックスな文法。
・関数は超多機能。
?Scala
・得意分野：先進的なWebサービスの開発
・現代的な特徴を備える「進化したJava」
＝充実したコレクションライブラリ、簡素な記法、強力なパターンマッチ、
並行処理機能、オブジェクト指向の強化、関数型プログラミング。
?C言語
・得意分野：OSや組み込み機器で動くソフトの開発
・主要なプログラミング言語のベースとなった言語。
・ポインタを使うことでメモリーに直接アクセスできる。
?VBA
・得意分野：WordやExelなどの処理の自動化
・Officeさえあれば始められる仕事で活用できる簡易言語。
?Java
・得意分野：Webサービス開発、組み込み開発
・Webや組み込みに加えて、JavaFXでGUIアプリにも進出中。
・同じバイナリファイルがどのOSでも動く。
・現在はOracleのJavaが純正品。
・Webアプリケーション、GUIアプリケーション、コマンドラインアプリケーションという主要な3つの分野の開発で競争力がある。
?PHP
・得意分野：Webサービス開発
・初心者でもWeb開発をすぐに始められる。
＝「XAMPP」というパッケージがよくできていて導入が簡単。
HTML文書にPHPのコードを書き込める
変数を宣言しなくてよい
データベース管理システムを簡単に使える
統合開発環境（IDE）も入手しやすくなってきた
?Phython
・得意分野：コマンドライン、GUI、Webサービス
・字下げに意味がある個性派、Webサーバーを簡単に作れる
?Ruby
・得意分野：Webアプリケーションフレームワークを使ったWeb開発
・書いてすぐに試せるがお手軽言語、直感的で柔軟な記述が可能
・Ruby on Railsを使えば、データベースを利用するWebアプリを楽に開発できる
?C++
・得意分野：OSのシステムプログラミングやアプリ開発
・Windowsで「最高機能」が欲しい人向け
?Clojure
・得意分野：先進的なWebサービスの開発
・JVM上で動く関数型のモダンLisp
＝Javaの豊富なライブラリを利用可、マクロを利用可
?Scratch
・得意分野：プログラミングの基礎学習
・学習向けに利用できるビジュアルプログラミング環境
?R言語
・得意分野：大量のデータの統計解析/グラフ化
・統計処理や解析処理に特化したプログラミング言語
?Processing
・得意分野：プログラミングの基礎学習や図形の描画
・プログラムから楽に図形などのCGを描画できる
