渡辺明のレビュー一覧
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著者二人の違いがおもしろい。
特に保木邦仁氏の学者ぶりがおもしろいというか、ものを見るセンスが自分と似てるかも。ドラマ「ガリレオ」の主人公にも似てる気が…Posted by ブクログ -
初めてプロ棋士と平手で対戦したコンピュータ将棋ソフト「ボナンザ」開発者の保木氏と、対戦した渡辺竜王それぞれの思い。対談もあるが、これはかみあってない。あまり将棋に詳しくない開発者の割り切り開発手法がすばらしい。美しくはないが数学的なアプローチとしては正しい選択だろう。大局観のようなものがないのだそう...続きを読むPosted by ブクログ
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安永四年(1775年)、江戸時代、実在した将棋指しの物語。
幕府公認の『将棋御三家』。その筆頭本家当主・九代目 大橋宗桂を巡る将棋ドラマ。
・桔梗屋
・浦見
・お香
・家治
・鬼外
徳川家治や平賀源内、田沼意次など、実在の人物がいろいろ登場します。
目隠し将棋というのもあるんですね。
渡辺明...続きを読むPosted by ブクログ -
加藤一二三と渡辺明のインタビュー、対談。
どちらもデビューが中学生の天才棋士。
インタビューも個性がでていて面白い。
渡辺明は論理的に分析している。
加藤一二三は達観した哲学者のよう。
インタビューの言葉に垣間見れる、厳しい世界。
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一四歳でプロになるような人間は、初段、二段、三段と進...続きを読むPosted by ブクログ -
加藤一二三さんと渡辺明さんが、それぞれの将棋観や昨今の将棋界のトレンドを語る内容。
ひふみんは引退した今も将棋に対する並々ならぬ愛情や情熱、誇りが文章から溢れだしている。将棋の奥深さや魅力を感じる。
渡辺明さんは文章に無駄がなくて、誰にでも分かりやすく言語化している。こちらは冷静に将棋を研究して向き...続きを読むPosted by ブクログ -
ボナンザのストーリーはもちろん面白い。それとは別に著者が語っている科学的思考についての考えも面白い。科学的思考を取り入れるだけで人に騙されにくくなる。
役に立つということは既存の価値であり、役に立つかわからないところにイノベーションがある。Posted by ブクログ -
2014.11記。
今読むと、その後のAIの進展に唖然としますね・・・
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「ウォー・ゲーム」というアメリカ映画があった。東西冷戦の時代、ハッカーの高校生がひょんなことから米国防総省のホストコンピュータに侵入し、米軍は「ソ連が臨戦体制に入った」と大騒ぎになる。実際にはただの高校生の悪戯と判明す...続きを読むPosted by ブクログ -
将棋会若手の第一人者渡辺竜王(史上最年少九段)VS将棋ソフト・ボナンザは、史上初の公式コンピュータ対プロ棋士対局として、新聞などのメディアにも取り上げられたのでご存知の方も多いだろう。 本書では、この当事者二人のそれぞれの将棋に対する考え方や、対話が掲載されている。保木氏は将棋を数学的に考え、渡辺竜...続きを読むPosted by ブクログ
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[ 内容 ]
最強将棋ソフトとトップ棋士、最高の頭脳による最前線の戦い。
[ 目次 ]
第1章 ボナンザ誕生
第2章 コンピュータとの対決
対談 保木邦仁×渡辺明
第3章 コンピュータ将棋の新たな可能性
第4章 プロ棋士はこう考える
終章 科学的思考とは?
[ POP ]
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