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この20年、将棋界は“羽生善治”という巨星を中心に回ってきました。今、その巨星に劣らない輝きを放っているのがこの男。史上4人目の中学生棋士としてプロデビューし、弱冠20歳で棋界最高位「竜王」に上り詰め、そのまま5連覇して「初代永世竜王」の称号を得た渡辺明さんです。1970年前後生まれの“羽生世代”に、一回り以上年少の渡辺さんが単身渡り合っている、という状況がもう10年ほど続いています。7割近い通算勝率を誇り、唯一、羽生善治と五分の星を残している彼の強さの秘訣はどこにあるのか? 「ゲンは担がない。将棋に運やツキは関係ない。すべて実力」と言い切る渡辺さんが、人間同士が対峙する将棋という勝負の厳しさ、奥深さ、そしてその一見ドライなスタイルの裏に隠し持った勝負を制するために必要な心構えを惜しみなく語り尽くします。
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文章自体が読みやすく、内容もとても充実していました。
渡辺三冠の人となり、棋士としての考えや心がけを知ることができました。
過去の対局で考えていたこと、勉強方法など、棋士の頭の中を覗けたようで買って良かったと思いました。
Posted by ブクログ 2018年07月29日
羽生さん以外の棋士の本を読むと羽生さんの凄さが分かる。渡辺さんは羽生世代以上と比べると(いい意味でも悪い意味でもなく)ドライな感じがする。ふと本の袖を見たら同じことが書いてあった。趣味:競馬というところは、(変な言い方だけれど)人間味を感じる。上の世代を考えると、そこまで将棋以外のことで打ち込むこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月26日
現在の将棋界で、羽生さんに並び立つ存在であり、やがては羽生さんに取って代わる可能性もある渡辺竜王による勝負論。
昔は盤外での駆け引きも将棋の一つという考え方がありましたが、渡辺さんはこれを全面否定し、将棋の実力が全てと言い切ります。実力をつけるために、全力で普段からの研究を怠らないこと。現代の将棋...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月10日
羽生善治に挑戦する若きチャレンジャー。渡辺明。
その本を読んでみたいと思って、読んだ。
実に言葉の選び方が 平易で 平凡である。
煌めく言葉が あまりないから、
結構 手慣れた 芯の強い人なんでしょうね。
羽生善治への あこがれ みたいなものが
強く押し出されていて、
あらためて 羽生善治と言う天...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月21日
渡辺さんのエッセイ。
森内さんの覆す力に続いて。
このエッセイは渡辺さんが竜王9連覇して10期目で森内さんと戦う前に書かれた本。
最高に強くてその自信があふれてる感じ。
羽生さん大好きだなー、ってのが読んでての一番の感想。
森内さんにとっても羽生さんは特別な存在として書かれてたけど、
同世代であ...続きを読む
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