渡辺明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
最強将棋ソフトとトップ棋士、最高の頭脳による最前線の戦い。
[ 目次 ]
第1章 ボナンザ誕生
第2章 コンピュータとの対決
対談 保木邦仁×渡辺明
第3章 コンピュータ将棋の新たな可能性
第4章 プロ棋士はこう考える
終章 科学的思考とは?
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる -
Posted by ブクログ
将棋ソフトボナンザ開発者と、渡辺竜王による共著。
将棋をまったく知らないので、こまかい部分までは
読み取れなかったけど(対局のこまかいところだけ)
コンピュータがヒトと将棋で戦うことを
開発者からの目線と、挑戦を受けたプロ棋士の目線から
読むことができてとても興味深かった。
意外だったのは、後半で二人がそれぞれ
将棋に対する思い、科学に対する思いを語っていたこと。
すごく響くことばがたくさんで、
ただタイトルに興味惹かれて読んだだけだったけど
面白いだけじゃなく、読んで良かったなぁと思った。
(特に最終章は事業仕訳関係者に読んでもらいたい、かも)
これからの将棋ソフトの発展を気にしていこ -
Posted by ブクログ
将棋は好きで、新聞の将棋欄はよく見るし、毎号とは言わないまでも、将棋の雑誌も買う。海外に転勤になってからは、ネットのスピードが極端に落ちたので、ほとんどやっていないけれども、日本にいる頃は、ネット将棋も時々やっていた。でも、うまくならない。新聞の将棋欄や雑誌に掲載される棋譜は、プロのものだし、そういうのを素人である私がまねることはもちろん、手の意味も解説がなければ、ほとんど理解できない。でも、強くなりたい。と思って買ったのが、この本である。この手の手筋の解説書や詰め将棋の本っていうのは買ったことがなかったのだけれども、なかなか上達しないのは基礎が出来ていないからだろう、と今更ながら考えて買って
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Posted by ブクログ
2022/02/16
加藤一二三はまるで、哲学者のように
考えが達観しておりました。
以下は自分に刺さった点
・本番という考え方は存在しない
→棋士は、いつでも真剣勝負
戦国時代の武士と同じ感性を感じました。
負ける=死
そんな世界で勝ち続けていく精神
・研究した分だけ「結果」として
返ってくるとは限らない
→準備するのは当たり前
自分が可能な準備して負けたら、それは仕方ない
・「熱意」は才能
→才能×熱意 でプロの道を初めて目指せる
島田紳助の努力×才能の話を思い出しました。
才能があり人は熱意があってより深い道へいける
・自分の性格をどれくらい長所として発揮できる -
Posted by ブクログ
羽生善治に挑戦する若きチャレンジャー。渡辺明。
その本を読んでみたいと思って、読んだ。
実に言葉の選び方が 平易で 平凡である。
煌めく言葉が あまりないから、
結構 手慣れた 芯の強い人なんでしょうね。
羽生善治への あこがれ みたいなものが
強く押し出されていて、
あらためて 羽生善治と言う天才のすごさを感じる。
それでもって、偉ぶらない。
「羽生善治は生きた教材」という渡辺明の表現が合っている。
「熱意こそ才能である」
「最後にミスした方が負けるゲーム」
しかし
「後悔は時間の無駄」と言いきる。
切り換える能力が高く、情熱が持続するというのが
渡辺明の 強さかもしれない。
しかし、