渡辺明のレビュー一覧

  • 将棋・ひと目の手筋
    コマの動き方を覚えて、囲い方の初歩を覚えて、崩し方も少しわかる。
    そんな初学者に調度良い一冊。
    実践で現れるかどうかはわからないが、将棋の打ち方を教えてくれる。

    まさに初級の壁を突破するにふさわしい一冊
  • ボナンザVS勝負脳 ――最強将棋ソフトは人間を超えるか
    ボナンザが人間らしい理由を開発者、および対局した棋士の視点から解説している。また、今後のコンピュータ将棋の発展、将棋のあるべき姿、ボナンザのような一見、まったく社会の役に立たないようなことの大切さなど様々なことを教えてくれた。最近話題になったので読んでみたが、コンピュータ好きにも将棋好きにも...続きを読む
  • ボナンザVS勝負脳 ――最強将棋ソフトは人間を超えるか
    将棋ソフトボナンザ開発者と、渡辺竜王による共著。

    将棋をまったく知らないので、こまかい部分までは
    読み取れなかったけど(対局のこまかいところだけ)
    コンピュータがヒトと将棋で戦うことを
    開発者からの目線と、挑戦を受けたプロ棋士の目線から
    読むことができてとても興味深かった。

    意外だったのは、後半...続きを読む
  • 将棋・ひと目の手筋
    将棋は好きで、新聞の将棋欄はよく見るし、毎号とは言わないまでも、将棋の雑誌も買う。海外に転勤になってからは、ネットのスピードが極端に落ちたので、ほとんどやっていないけれども、日本にいる頃は、ネット将棋も時々やっていた。でも、うまくならない。新聞の将棋欄や雑誌に掲載される棋譜は、プロのものだし、そうい...続きを読む
  • 天才の考え方 藤井聡太とは何者か?
    生まれ変わっても棋士になりたいか。
    尊敬する棋士二人の生き方、ポリシー、人柄に触れることができた一冊。
    棋士に共通点はあるのか、算命学で調べてみたくてたまらない。やろう。
  • 天才の考え方 藤井聡太とは何者か?

    2022/02/16
    加藤一二三はまるで、哲学者のように
    考えが達観しておりました。

    以下は自分に刺さった点
    ・本番という考え方は存在しない
    →棋士は、いつでも真剣勝負
     戦国時代の武士と同じ感性を感じました。
     負ける=死 
     そんな世界で勝ち続けていく精神

    ・研究した分だけ「結果」として
    ...続きを読む
  • 増補 頭脳勝負 ──将棋の世界
    集中力の使い分け、封じ手の戦略性。

    無難で成績がいい馬より個性があってちょっと成績が芳しくない馬が心に残る。プロ棋士全てがトップ棋士になるわけではないから、個性を活かすという視点も当然出てくる→サラリーマン経験を経て、アマチュアとしてプロに7勝した瀬川さん
  • 天才の考え方 藤井聡太とは何者か?
    藤井聡太はあまり出てこない。渡辺明と加藤一二三の考え方と対談。将棋は今は研究が重要であり、AIと練った知らない戦法をぶつけられると厳しいが、加藤の時代は事前研究がさほど重要ではなく、その場の勢い(?)も重要だった。
  • 天才の考え方 藤井聡太とは何者か?
    両天才が相まみえたが
    謙遜もあり、遠慮もあり
    ずばずばと書くジャーナリストにインタビューや調査をしてもらったほうが面白くなると思う
  • 天才の考え方 藤井聡太とは何者か?
    棋士が将棋というものをどう考えるかがなんとなく分かる本

    AIがいくら強くなっても将棋は人と人の戦いなのかなと思う

    テニスをロボットがやっていくら強くなっても面白くないように人と人がやるから見ていて面白いと思う
  • ボナンザVS勝負脳 ――最強将棋ソフトは人間を超えるか
    2007.3.21、ボナンザ(先)vs渡辺明、112手目でボナンザが投了。持ち時間は2h。その後のコンピュータソフトの目まぐるしい進歩は、衆目が刮目しているところです。ただ勝てばいいかどうかの哲学は別にして。将棋の世界、昔「矢倉は将棋の純文学」と言われていました。現代将棋、多分に将棋ソフトの影響を受...続きを読む
  • 勝負心
    羽生善治に挑戦する若きチャレンジャー。渡辺明。
    その本を読んでみたいと思って、読んだ。

    実に言葉の選び方が 平易で 平凡である。
    煌めく言葉が あまりないから、
    結構 手慣れた 芯の強い人なんでしょうね。
    羽生善治への あこがれ みたいなものが
    強く押し出されていて、
    あらためて 羽生善治と言う天...続きを読む
  • ひと目の詰み筋 初級編
    比較的難易度低めの詰め将棋が七百問以上収録。その分、解説は薄い。詰め将棋が苦手な自分でも三手詰めまではサクサク進む。勉強やり直しの最初には最適な一冊。5手詰め548問まで約1ヶ月。
  • 勝負心
    将棋界では一番気になる存在です。
    やはりというべきか、羽生さんについて
    触れている記述が多かった。

    棋士としての心構え、在り方、印象的な出来事などを
    章立てで書かれている構成で
    わりとあっさり。

    もう少しテーマを絞って、深堀する本も読みたい。
  • 勝負心
    渡辺さんのエッセイ。
    森内さんの覆す力に続いて。

    このエッセイは渡辺さんが竜王9連覇して10期目で森内さんと戦う前に書かれた本。
    最高に強くてその自信があふれてる感じ。

    羽生さん大好きだなー、ってのが読んでての一番の感想。
    森内さんにとっても羽生さんは特別な存在として書かれてたけど、
    同世代であ...続きを読む
  • 勝負心
    このひとのことを知ってるほど将棋には詳しくなかったけど、やっぱり棋士ってすごいひとだ。将棋に費やしてきた時間の量が半端じゃない。
    途中にあったおやつを食べるタイミングについて語っている部分は、かわいかった。
  • 勝負心
    思ったよりも淡々と読むことができた。

    もう少し真剣に将棋に取り組むことができれば、考えも変わるかもしれないですが。

    有馬記念のTV観戦のところや、草履はき違い事件など、謙虚さを持たねばいけないなというところと、7番勝負と5番勝負での振り駒の重さの違い、また、やらなければいけないタスクを机上メモに...続きを読む
  • 勝負心
    本当に羽生さんのことを好きなんだろうな。常に羽生さん賛美。渡辺竜王(当時)は修行時代谷川さんの将棋を勉強してたって認識だったんだが。まぁ生きる教材と言っているってことは今も勉強できるって意味なのだろう。
    敗着は検討しない。しかけや中盤の検討は未来に活きる。
  • 勝負心
    専門誌あたりじゃないとうかがえない渡辺明の勝負観、人生観。彼はまだ29歳。これから人生観の変化もあるだろう。とりあえず〝中間報告〟として受け止めておく。この本を読んで感じるのは、やっぱり羽生善治の偉大さ。
  • ボナンザVS勝負脳 ――最強将棋ソフトは人間を超えるか
    ボナンザについて語った本。

    既にボンクラーズが米長永世棋聖を破るくらいの実力を身に着けてる今となっては、わずか数年前とはいえ隔世の感が。