柴田光滋のレビュー一覧

  • 編集者の仕事―本の魂は細部に宿る―
    自分が本に携わる仕事をしているので、当然ながら題材に大きな興味を引かれて読んだ。「本とはモノである――。」という点が冒頭からしっかり強調されている点で良書だと感じて読み進めました。

    本は文字や絵が書かれた紙が束ねられただけものと言えばそうなのだが、それが完成に至るまでに細部でいろいろな要素があって...続きを読む
  • 編集者の仕事―本の魂は細部に宿る―
    編集者としての職人魂を感じる。著者が言う「本とはモノである」という定義から、モノ作りに対する意気込み等が良く伝わる本。今後電子かの流れがあるかもしれないが、一つの時代の区切りとして語り継がれるかもしれない。
  • ワインをめぐる小さな冒険
    2007年の出版。ワインを飲んだ時期が1990年代に集中のせいか、今現在の市場の状況とはイマイチずれが。この本を読んで気になったワインがあるから買う、というのはムリそう。
    ということを考えるとワイン本はお手頃価格のワインの紹介というのなら雑誌などのタイムリーな媒体の方がいいということになる。
  • 編集者の仕事―本の魂は細部に宿る―
    本が出来上がるまでに、編集者は何をしているかを記す作品。

    目次、索引、段組、フォント、装丁・・・・ありとあらゆる本の部品が、どういう経緯で現在のようなスタイルになっているかを、「読みやすさ」という軸を中心に教えてくれる。

    一つ一つの解説を通して、編集者はどういう哲学に基づいて本を作っているか、編...続きを読む
  • 編集者の仕事―本の魂は細部に宿る―
    知ってるようでほとんどしらない編集、書籍の仕事を垣間見た。本好き、活字好きならちょっと読んで見る価値はあるかも。
  • ワインをめぐる小さな冒険
    ワインは飲み始めたばかり。
    ワインの評価や感想は、あまりにも日常の会話からは遠い。
    どうして「土のかおり」がいいのかもわからない。
    わからないことが多い・・というのは、探索する楽しみもあるということ。
    新しい探求の対象が生まれたことに感謝。
    普通に、入門書として楽しめるかもしれません。
  • ワインをめぐる小さな冒険
    2008/2
    ワインについて、その周辺の話題を中心としたエッセイ集。嫌味っぽい表現は少なく、軽い気持ちで読むのに適している。それこそワインを片手に読みたい一冊。