柴田光滋のレビュー一覧
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編集の仕事の面白さ、不思議さがよくわかる一冊。本に対する見方が変わります。
本を読むとき、その内容ばかりを気にしているような気がするけれど、実はそうではない。内容の良し悪しはもちろん重要だけど、内容を気持ち良く読者に伝えるためにはいろんなことが工夫されている。
本のサイズ、紙の種類、フォント、文字の大きさ…。とにかくいろんなことが、工夫されている。本を読むとき物理的にいちばんよく見える部分になされている工夫なのに、いちばん見逃されている工夫。
でもきっとそれは、見逃されてしまうくらいのものがいちばん読者にとって自然で心地よいものだからなのだろう。逆にいろいろ気になってしまうようでは、編集 -
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[ 内容 ]
納得のいくボトルを仲間や料理とともに―。
会社帰りの居酒屋でも、ちょっと気張った会食でも、これが楽しむ大前提。
ワイン好きなら、そこからさらに一工夫、いや数工夫。
「トンカツとの果てしなき闘い」「ロゼに栄光の日をふたたび」「イタリアの白もここまできたか」「強肩ボルドーからいかにして盗塁を奪うか」「廉価ピノ・ノワール世界選手権大会」…三十余年、ひたすら飲み続けてきた著者が繰り出す好手に妙手。
[ 目次 ]
トンカツとの果てしなき闘い
時にはブルゴーニュの白で贅沢を
スーパー・トスカーナと騒ぐ前に
ロゼに栄光の日をふたたび
世界最優秀ソムリエを前にワインを選ぶ
コルドバの夜はふけて -
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Posted by ブクログ
新潮社に40年勤務し書籍編集に携ってきた著者が、編集者の仕事について語った本。
本はその中身だけでなく、装丁や紙の種類、文字組み、余白のとり方、ノンブルの位置など、本を読みやすくするための様々な工夫の上に成り立っている。
私も仕事柄、編集の一端は見てきたつもりだけど、初めて知ったことや、改めて認識したこともあり、まるで先生に教えてもらっているような感じで楽しく学ばせてもらった。
特に、新潮文庫の上がカットされてないのは、子供のころから疑問に思っていたので、謎が解けてすっきり。
今は電子書籍の仕事にも取り組んでいるけれど、折りに触れてこの本を思い出し、「読みやすく編集する」ことの大切さを忘れない -
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Posted by ブクログ
電子書籍という、本の内容だけのデータをダウンロードして
読書を楽しむような時代になりつつあります。
しかし、そういう合理化や効率化でそぎ落とされてしまう部分、
それは装丁で選ぶ本自体のサイズや紙質やデザインだったり、
フォントのサイズや種類、配置などもそうですが、
本という物体まるごとをつくりだすこと、
つまり、受け手のことを考えて表現し楽しませるための工夫について、
本書は「編集者の仕事」として紹介・説明しています。
そうそう、そうなんですねえ。
文庫や新書ばかりに触れていると、
それほど本の体裁というものを気にしなくなりますし、
それこそ電子書籍のほうが検索とか楽でいいじゃん、
なんて思 -
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[ 内容 ]
本の良し悪しは、読まなくても分かる。
なぜなら「いい本」には、オビから奥付まで随所に工夫が凝らされているから―。
「1頁が存在しないのはなぜか」「目次と索引こそ技量が問われる」「余白の意味」「明朝体の美しさ」「本文紙は白ではない」など、数々の名著を手がけた編集歴四十余年のベテランが、本づくりについて縦横に語る。
“電子書籍元年”と言われる今こそ伝えたい、昔ながらの「紙の本」の知られざる魅力。
[ 目次 ]
1 本とはモノである(作りの良し悪しを見分けよう;一次元の原稿を三次元に)
2 編集の魂は細部に宿る(すべては判型から出発する;頁はどこから始まるの?;目次と索引は技量が問わ -
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