菊地敏之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2004年に発売された本の復刻版。
当時の文章はそのままに、補足という形で追加記入がありました。
読みたくてもなかなか手に入らない本だったので、復刻されたことに感謝です。
博識(?)でユーモアのある文章、いかにもクライマーらしい感じが読んでて心地よかったです。
発売から20年経っているため、少しギャップを感じますが(昔の人がそのまた昔の話をしている感じ)、今楽しんでいるクライミングがこうして繋がってきたのかと思うと感慨深いです。
クライミングの姿勢や考え方を改めて見直す良い機会を得られました。
私もワンゲルの先輩に背格好が同じという理由でいきなりリードのビレイをやらされ、登れる所までとリー -
Posted by ブクログ
クライミングの歴史書とも言える当作、復刻したので読んでみました。トポ以外の菊地さんの本は初めてかも。
タイトルそのまま、クライミングの誕生から、どうクライミング業界が醸成されてきたのか、を数々の記録や著作、(主に)著者の体験から解説した本。文字通り石にかじりつくようなクライマー人生が赤裸々に綴られています。
クライマーというのはほんとに特殊な人種で、専門用語が悠久にまかり通ること。久しぶりに会った仲間に「今何やってるの?」「赤矢印」とか、クライマー以外が聞いたらなんのこっちゃだよな。
さすがに2年半もクライミングやってると少なくとも国内のクライミングエリアは大体わかるし、それがどういう歴 -
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Posted by ブクログ
名(迷)著。
日本におけるフリークライミングの発展と
その時のクライマ達の生の姿を
著者の恐ろしいまでの主観に基づいて
綴られた40年の歴史。
「ガメラ」こと菊池氏の毒舌が冴え渡る。
次から次へと、身近なクライマをこき下ろす
素晴らしい文章力は、さすが中根穂高氏と並び、
「日本三大嫌われ者クライマ」
の異名を持つだけの事はある。
RCC?のグレード表記について、
「VI級=お前にも登れる。VI級+=お前には登れない。俺だけが登れる。VII級−=俺にも登れないけど檜谷さんならたぶん登れる。」
と評したり、
アルパインに転向した山野井泰史氏について、
「アメリカに働きながら滞在し、おか -
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