加藤尚武のレビュー一覧 20世紀の思想 マルクスからデリダへ 加藤尚武 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.6 (5) カート 試し読み Posted by ブクログ 19世紀の哲学に比べて、20世紀の哲学は何をやってきたのか。西洋の著名な哲学者、日本の西田、丸山という二人の巨人、これらの思想を紹介した上で、結局20世紀哲学の目指した方法論は破綻しており、現代社会において役に立っていない、と本書には書いてあります。非常に平易に哲学者たちの思想を解説してくださっているので、分かりやすく読みやすい本だったといえましょう。 0 2009年10月04日 脳死・クローン・遺伝子治療 加藤尚武 学術・語学 / 医学 3.9 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ タイトルのとおり、脳死とクローンについてコンパクトに書かれてあっていい本です。遺伝子治療は独立した章ではなく、脳死との関連で書かれているのが中心だと思います。特に、クローンについて反対意見が簡潔にまとめてあって勉強になりました。根拠をもってクローンに反対するのは至難の業です。 0 2009年10月04日 戦争倫理学 加藤尚武 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.5 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ なんかの講義で本読んで感想提出しなさい見たいなのがあって、その関係で読んだ本です。 どう考えても「戦争」と「倫理」が結びつかないのですが。ちょうどイラク戦争が始まった頃に読んだのだったと思います。戦争の意味とか政治家の思惑とか色々考えていた時期でした。考えさせられる本です。 0 2009年10月04日 戦争倫理学 加藤尚武 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.5 (10) カート 試し読み Posted by ブクログ 9・11以後の対イラク攻撃を起点にして、戦争の是非について論理的考察を行ったもの。 といっても「戦争は是が非か」という実にナイーブな問題を扱うので、著者の意見よりも、作者の倫理的観点に合う他著作の引用の寄せ集めの感がいなめない。 それでもまあ、「戦争はなぜいけないの?」「戦争をしていいの?」どちらにしても、戦争について思う素朴な疑問に、一つの答えらしきものを提示してくれるものではある。 0 2009年10月04日 <<<123・・・・・・・>>>