ぺこのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
異世界に召還されたゲーム大好き主人公が、クラスメイトの憧れの女の子と一緒に、ゲームゲームした世界のクエストを攻略していく話。
筆者の力量かもしれないが、主人公の気持ちになって読むという新しい読み方を発見し、新鮮な気持ちで読めた。今までは素の私で読んでいて、主人公にイラッとしたり顔がいいヒロインは羨ましいと思ったりしたけれど、自慢できるような取り柄のない高校生男子が憧れのヒロインとどうにかお近づきになりたいが、きっかけもないしどうすりゃいいんだという気持ちに寄り添ってすっと本に入っていけた。ヒロインもただ綺麗なだけではなく、裏と表があり、ツンとデレが逆で、でもいい奴という造形が良い。主人公の周 -
Posted by ブクログ
前半は、巧たちが修学旅行で京都に出かける話。後半は、乙女姉さんの婚約者と名乗る音楽プロデューサー須藤エイジが鈴音町にやってきたことがきっかけで、迷い猫同好会のメンバーたちの心が揺さぶられる話。このエピソードを通して、十和野心が自分の想いを巧に伝えようと、前に進むことになります。
前半のハイ・テンション・ラブコメは、さすがの安定感。ただもう少し千世の気持ちを大切に描いてほしかったという気がします。最後のややシリアスめいた展開は、かなり雑に片づけられていたので、少し残念です。
後半は、巧と心の気持がていねいに描かれていて、好印象でした。エイジが乙女に指摘されて秘書のジェシカの気持ちに気づくとこ -
Posted by ブクログ
クリスマス直前、ストレイ・キャッツはケーキの準備に追われています。そんなときにも乙女姉さんは通常運転で、とつぜん姿を消したかと思うと、金髪美幼女と見せかけてじつは少年のクリス・ロンドをつれて帰ってきます。迷い猫同好会のメンバーたちはクリスの尋ね人を探し歩きつつ、文乃、千世、希の3人はたがいに神経戦を繰り広げながら巧へのクリスマス・プレゼントの用意しなければならず、さらに芹沢教会でおこなわれるクリスマス・イベントの準備も重なって、大忙し。というか、ちょっとストーリーがゴタゴタしすぎのように感じました。
とにかく「いい話」です。おなかいっぱい、胃もたれしそうなくらい。
「家族」という重いテーマ -
-
-
-
-