河本敏浩のレビュー一覧

  • 医学部バブル~最高倍率30倍の裏側~

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    医学部バブル~最高倍率30倍の裏側~ (光文社新書)
    河本敏浩(かわもととしひろ)氏による著作。
    2017年11月20日初版1刷発行。

    名古屋市立向陽高校卒業後、同志社大学法学部政治学科を経て、同志社大学文学研究科新聞学専攻修士課程修了。
    大学在学中から現代文講師として活躍し、1994年から2012年まで東進ハイスクール講師(2000~01年、河合塾講師兼任)。
    現在、医学部予備校The Independent代表、学研「MyGAK」統括リーダー、
    映像講義「学研医学部ゼミ・スタンダード」統括リーダー、
    保護者対象講座担当。他に教員、講師、保護者、
    生徒を対象とする講演を毎年50回以上で行っ

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    2021年12月11日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~ (光文社新書)
    問題は学力論ではなく大学論なのである
    2020年6月7日記述

    河本敏浩(かわもととしひろ)氏による著作。
    2009年12月20日初版1刷発行。

    名古屋市立向陽高校卒業後、同志社大学法学部政治学科を経て、
    同志社大学文学研究科新聞学専攻修士課程修了。
    大学在学中から現代文講師として活躍し、1994年から2012年まで東進ハイスクール講師(2000~01年、河合塾講師兼任)。
    現在、医学部予備校The Independent代表、学研「MyGAK」統括リーダー、
    映像講義「学研医学部ゼミ・スタンダード」統括リーダー、
    保護者対象講座担当。

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    2023年06月13日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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    福沢諭吉の名著『学問のすすめ』を、わかりやすく現代語に訳してヨコ書きレイアウトで表わした本。

    本書は、20代から40代のビジネスマンに向けて発信するという意図からヨコ書きレイアウトになっています。

    自立とは自分の人生を自分の足でしっかりと歩むこと。自立するために人は学び続けなければいけません。その重要性を福沢諭吉は『学問のすすめ』を通して熱く説いています。

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    2020年01月01日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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    チェック項目3箇所。ただ君がめざすべき大切な道は、心を養い、行ないを正し、「勉強したい!」という強い意欲を持ち、好奇心を持ってさまざまなものにふれ、知力と真心を備えることだ。外国に対して自国を守るには、国民の自立こそが最も重要だ、自立心がある者は愛国心を深く持つが、自立の気力のない者は愛国心など持ちようがないということだ。なぜ、人は他人の幸福を妬み、他人が不幸になることを願うのか? その原因として、唯一考えられるのが貧困だ。

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    2014年04月20日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    タイトルだけ見ると、「今どきの大学生はダメだ」というような大学生批判の内容なのかと思う。しかし中身はむしろ今どきの大学生を擁護している。ゆとり教育批判に対する批判や現在の大学入試に対する苦言など、一読するのにふさわしい一冊。

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    2013年01月03日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    日本型教育制度への真摯で切実な問いかけ。切り口も鋭いし、ほとんどの論考(虐待や援助交際に関してはいただけぬ)が的確に問題の本質を捉えている。しかし、返す返すもうすら寒くなるような内容、多くの示唆を受けた。

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    2012年10月28日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    現代の大学生に、ではなく日本の教育制度に危機感をもった。
    現状への憤りをあらわにし、先入観やメディアに囚われずに分析して、今後の大学生の在り方や周りの大人達の態度に指針を示す著者の姿勢に好感が持てる。

    学力低下はゆとり教育のせいだという報道にはじまる責任の押し付け合いや、異常な学費・アクセスの悪さ、学力社会において自身に価値を見出す難しさを述べている。現代の大学生が置かれている環境を知るには良書
    もしもこの環境が、学ぶ・生きることへの意志を阻害しているのなら今後改善しなければならないと思う。
    「なりたい自分の形成のために何を学びたいか」を問い、自分と向き合っていきたい。

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    2020年08月25日
  • 大学受験らくらくブック 面接

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    集団面接の事がわかりやすく書いてあります。
    マンガなので実際の面接の雰囲気等が
    つかめやすいと思いました。

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    2009年10月04日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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     大学生が勉強をしない、学力が低下している、と教授らは嘆くが、自分たちが入試制度を変えたり基礎学力をつけるための対策を取ったりしないから、とのこと。
     該当世代かどうかはさておき、比較的若い世代がミスしただけで「ゆとり世代が〜」云々と責められることにずっと違和感を感じていた。原因がゆとり教育にあったとしても、その世代に生まれた人に罪はない。また、生まれた世代の人口により、大学入試の難易度は変わる。センター入試など変わったらしいが、合理的で底上げを図るような制度改革はまだ先なんだろうな。

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    2022年03月05日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    現代の大学生には十分な学力を持たない層が含まれるとかそれ以前の中等教育の話など面白かった。
    さてさて、このような現状で大学入試や教育はどのようにあるべきか。

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    2021年10月31日
  • 医学部バブル~最高倍率30倍の裏側~

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    予備校講師らしく、現状の医学部進学学生の適不適を喝破。医学部、学生、社会的背景の分析も論理的でわかりやすい。

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    2018年04月15日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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    人生で初めて学問のすすめを読んだ。他と比較することは出来ないが、読みやすい現代語訳だったと思う。
    社会に貢献するのが、人間の存在意義であり、そのために学び、自立するんだ、という話は、現代には更に求められる思想である。
    良民の上に賢政、愚民の上に暴政、というのは最もで、この国の在り方に無関心な、政府丸投げの国民ばかりだと、政治家も政治も大したことがないというのは、いつの時代も変わらない。
    もっと若いころに読んでおきたかったが、今の年齢で読むと意味が良く分かる書籍だった。

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    2012年10月28日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    現在の大学入試、ならびに教育のあり方について考えさせられる一冊。

    AO入試枠が増えつづける私立大学と、筆記試験の難易度が右肩上がりの国立大学。
    「大学で何を学ぶかが大事」なんてきれいごとは、もはや言ってられないレベルにまで、教育格差は広がっている。

    現実的な問題点を突きつけるのみでなく、解決策についても検討していて、現状批判にとどまらない点がすばらしい。

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    2011年12月06日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    タイトルを見ると安直なゆとり批判の本かと思いきや、大学生およびそれを取り巻く環境の問題点を「ゆとり」の一言で片付けず資料を元にわかりやすく指摘している良本だった。最近の若者の学力が問題なのは「ゆとり世代」だからではなく、少子化・大学増加・AO悪用による「勉強させない環境」にあることがわかった。と同時に日本の教育行政に危機感・末期感・無力感をおぼえた。

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    2011年08月02日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    本題とは裏腹に大学生を批判する本ではない。むしろ、そういった状況を作り出した大人たちや批判だけし続ける大人たちへの批判をした本。

    予備校の先生であるから多くの大学生・高校生を見てきているのだろう。とても明快ではっきりとした批判をしてくれていて気持ち良い。

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    2011年02月25日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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     名前は知られていても実際にはあまり読まれてない本の一つである学問のすすめを簡易な言葉で書かれているため30分くらいでさくっと読める。
    学問とはなにか?それは読書・勉強の類のみではない。実際の生活を誠実によりよく生きるために必要なことすべてである。従ってお金の管理も一つの学問である。自立することの大切さを説く。平穏無事に日々を生きるだけでは自立しているとはいえない。国家・社会のために何をなすべきかを考え実際に行動することが必要なのである。本当の意味で自立した国民が増えれば日本はもっとよくなるし、世界の国々の手本となれるはずである。

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    2011年03月23日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    大学生とは名ばかりの学生を大量に輩出し卒業させている日本。学ばない、基礎学力がないといった状況を高校まで放置し、大学入学させ、卒業までさせている。受験しないなら勉強しなくていい。子どもの頃からの蓄積としての学力。

    本人の能力や努力だけの問題ではないし、影響も本人だけではなく社会に及ぶ、という観点でとらえるべきということがわかりました。

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    2025年10月06日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    Rメモ:160
    2009年12月20日初版。

    サブタイトルは「日本型教育制度の終焉」。

    日本の大学制度への批判と、教育改革の方向性への提言。

    小中学校に問題を求める姿勢では学力のない大学生:「名ばかり大学生」はいなくならない。
    彼らにとって大学生はアガリであり、そこで勉強する動機はまったくない。

    それは社会の側がそういったシステムを作ってしまっているから。

    後半に紹介されている東北大学の取り組み:積極的で内容あるオープンキャンパスの事例は非常に興味深い。

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    2018年10月09日
  • ヨコ書き 学問のすすめ

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    タイトルと著者しか知らなかった「学問のすすめ」に初めて触れた。明治に書かれたとは思えない世界的な大きな視点での話がすごかった。生き方あり方について考えさせられた。次は原本に挑戦したいところだけど・・・。

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    2012年08月05日
  • 名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

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    この本は、最近の学生の学力低下を統計などを使ってあれやこれやと謳った内容のものではない。
    そうではなく、現状をきちんと認識しなぜ学力低下が起きたのかを提示する。もちろんこれはただゆとり教育がだめだ、などという一般論で終始しているわけではない。

    この本を読めばいかに現在行われている方策が実態にそぐわないものであるかわかる。

    興味深かったのは、問題であるのは学力論ではなく、大学論である、というところ。

    偏差値競争の問題はいったんその競争に脱落してしまったものは生涯勉強しなくなる、ということである。それだけならまだしもそれが子どもに続くからたちが悪い。

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    2011年05月25日