名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~

726円 (税込)

3pt

小学校・中学校のカリキュラムをいじれば、学ぶ意欲が増し、学力は底上げされるのか? 入試問題や教育関連のデータの分析から、新たな視点で教育問題に対する処方箋を提示する。

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名ばかり大学生~日本型教育制度の終焉~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年01月03日

    タイトルだけ見ると、「今どきの大学生はダメだ」というような大学生批判の内容なのかと思う。しかし中身はむしろ今どきの大学生を擁護している。ゆとり教育批判に対する批判や現在の大学入試に対する苦言など、一読するのにふさわしい一冊。

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    Posted by ブクログ 2012年10月28日

    日本型教育制度への真摯で切実な問いかけ。切り口も鋭いし、ほとんどの論考(虐待や援助交際に関してはいただけぬ)が的確に問題の本質を捉えている。しかし、返す返すもうすら寒くなるような内容、多くの示唆を受けた。

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    Posted by ブクログ 2022年02月24日

     大学生が勉強をしない、学力が低下している、と教授らは嘆くが、自分たちが入試制度を変えたり基礎学力をつけるための対策を取ったりしないから、とのこと。
     該当世代かどうかはさておき、比較的若い世代がミスしただけで「ゆとり世代が〜」云々と責められることにずっと違和感を感じていた。原因がゆとり教育にあった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月31日

    現代の大学生には十分な学力を持たない層が含まれるとかそれ以前の中等教育の話など面白かった。
    さてさて、このような現状で大学入試や教育はどのようにあるべきか。

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    Posted by ブクログ 2011年12月06日

    現在の大学入試、ならびに教育のあり方について考えさせられる一冊。

    AO入試枠が増えつづける私立大学と、筆記試験の難易度が右肩上がりの国立大学。
    「大学で何を学ぶかが大事」なんてきれいごとは、もはや言ってられないレベルにまで、教育格差は広がっている。

    現実的な問題点を突きつけるのみでなく、解決策に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年08月02日

    タイトルを見ると安直なゆとり批判の本かと思いきや、大学生およびそれを取り巻く環境の問題点を「ゆとり」の一言で片付けず資料を元にわかりやすく指摘している良本だった。最近の若者の学力が問題なのは「ゆとり世代」だからではなく、少子化・大学増加・AO悪用による「勉強させない環境」にあることがわかった。と同時...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年02月25日

    本題とは裏腹に大学生を批判する本ではない。むしろ、そういった状況を作り出した大人たちや批判だけし続ける大人たちへの批判をした本。

    予備校の先生であるから多くの大学生・高校生を見てきているのだろう。とても明快ではっきりとした批判をしてくれていて気持ち良い。

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    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    Rメモ:160
    2009年12月20日初版。

    サブタイトルは「日本型教育制度の終焉」。

    日本の大学制度への批判と、教育改革の方向性への提言。

    小中学校に問題を求める姿勢では学力のない大学生:「名ばかり大学生」はいなくならない。
    彼らにとって大学生はアガリであり、そこで勉強する動機はまったくない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月25日

    この本は、最近の学生の学力低下を統計などを使ってあれやこれやと謳った内容のものではない。
    そうではなく、現状をきちんと認識しなぜ学力低下が起きたのかを提示する。もちろんこれはただゆとり教育がだめだ、などという一般論で終始しているわけではない。

    この本を読めばいかに現在行われている方策が実態にそぐわ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年04月12日

    [ 内容 ]
    21世紀の大学生は、70年代の暴走族レベル?
    入試問題や教育関連の統計データの分析から、新たな視点で教育問題に対する処方箋を提示する。

    [ 目次 ]
    1章 学力は本当に低下しているのか?(学力の現状;大学生の増員と少子化;二一世紀の大学生は、七〇年代の暴走族レベル;定員を絞ればいい?...続きを読む

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