外尾悦郎のレビュー一覧

  • ガウディの伝言

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    サグラダ・ファミリアほど多くの人々が関わり、世代を超えて思いを受け継ぎながら建築され続けている建造物はない。
    見た目の圧巻さは言うまでもなく、技術や工夫においても驚くべきポイントがいくつもあることを本書で知れた。
    そして、産業革命後、アナーキストが台頭して不安定な時代に建築家たちを取り巻いていた過酷な環境を知り、今まで疑問だったなぜそんなに時間がかかるのが理解できた。
    構造やデザインは、常に機能と象徴を豊かにするように考えられていて、彫刻が構造を強くする役割を担っているのには驚いた。 
    自然を観察する少年だったガウディが、自然界には無駄のない関係性が存在していることを理解し、そこからヒントを得

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    2026年03月23日
  • ガウディの伝言

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    ガウディ展が面白かったので手に取った本。
    サグラダファミリアのことについてほとんど知らなかったので、終始興味深く読み進めることができた。
    著者の思想が大きく入り込んでくることもなく、読みやすい文体で、それでも丁寧に綴られた文章はどこか心地よく感じるものがあった。
    自然を教師に非凡な建造物を創造した一人の天才について思いを馳せる、こういう読書もいいものですね。

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    2026年03月18日
  • ガウディの伝言

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    ガウディ建築の背景が細やかに描かれていて、実際のガウディ建築をさらに見たい欲が高まった。
    また、それだけではなく、実際に自らも彫刻家として建築に携わられた外尾さんの視点の想いや、外尾さん視点で汲み取るガウディの意思もとても興味深かった。

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    2026年03月16日
  • ガウディの伝言

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    1番の驚きは外尾さんがカトリック信者になったということ。
    そうなるよな〜とも。
    それぐらいサグラダファミリアもガウディの思想も素晴らしかった。

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    2025年12月30日
  • ガウディの伝言

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    今更ながら、あのサグラダファミリアの彫刻造りを担っている日本人がいるということに驚いた。その人が著した本があるということで、早速読み始めた。
    建設し始めてから百数十年。その歩みがこの本の中にある。内部にいる人しかわからない、貴重な情報が満載であった。

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    2025年12月19日
  • ガウディの伝言

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    サグラダファミリアの建設、彫刻に携わった若者日本人彫刻家によるガウディとガウディ建築についての話。

    ガウディの魅力が深まった。

    ・逆さ吊り実験
    ・二重螺旋
    ・機能的にも考えた、今までになかったデザイン
    ・自然は偉大な書物、自然から影響を受ける
    ・ロザリオの間。爆弾をもった若者。スペイン内紛。
    ・ライバル、モンタネール
    ・ピカソ、ミロ、ダリ への影響
    ・パトロン 富豪グエルとの関係

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    2025年12月10日
  • ガウディの伝言

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    「博士ちゃん」で知って。
    サグラダファミリアで彫刻家として生きる著者による、その建て方・設計の考え方についてと歴史。後半は、著者視点によるガウディの伝記のような構成になっている。
    サグラダファミリアをはじめとするガウディ建築には、機能とデザインと(宗教的な)象徴が、一体となって現れている。また、一見複雑な構造は、じつはシンプルな数学的・幾何的デザインになっている。
    テレビで逆さ吊り実験の話は見たが、主に天に伸びる形というデザイン的・象徴的意味合いからの解説だった。それだけでなく、重力をうまく分散できる、耐久性的にも合理的な形だというのは驚いた。

    この本が書かれた時点(2006年)で、著者は外

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    2025年12月08日
  • ガウディの伝言

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    凄い本を読んだ。とにかく圧倒された。
    サグラダ・ファミリアもガウディも一応その名は知ってはいた。が、恥ずかしながら本書の著者、外尾悦郎のことは知らなかった。サグラダ・ファミリアの彫刻に携わる日本人だ。

    巨大な岩山や森など、人間の力が及ばない自然の造形を見たとき、人は畏敬の念を抱くものだと思うが、サグラダ・ファミリアを目の前にしたときに感じる迫力も、その感覚に近いものがあると著者は記す。著者がこの彫刻に一生を捧げるもとになる考えだ。

    ガウディは本当に人間を幸せにするものをつくろうとした。人間がつくる最高のものを神に捧げようとした。建築や彫刻などの造形だけでなく、光や音も組み合わせた総合芸術。

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    2025年11月13日
  • ガウディの伝言

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    ネタバレ

    タイトルの通り、ガウディは建築という形で最大限の伝言を残している。そして外尾さんは、それを彫刻家として、また一人の人間として、しっかりと受け取っていることが伝わってくる一冊。

    本書で1番印象的だったマラガールの詩を引用しておく。

    終わりなき形成の何という喜びであろうか。
    この聖堂の建設に一生の命以上のものを捧げている男が、慎み深くも、その完成を見ようとせず、後の世代の人々に建設の継続と完成を託していることを私は知っている。
    この慎み深さと自己犠牲の下に、神秘主義者の夢と詩人の研ぎすまされた楽しみとが脈動しているのだ。
    なぜなら、一人の命よりも長い年月を要する作品に、また、将来の幾世代もの人

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    2025年12月07日
  • ガウディの伝言

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    サグラダファミリアの彫刻家である外尾氏が、ガウディの建築、人生、思想などについて説明した本。

    子供の頃、北野武が外尾氏の案内でサグラダファミリアを訪れている番組を観たことがある。何故かその番組の印象がずっと残っており、大人になってからバルセロナを二度訪れ、ガウディの建築を観てまわった。一番好きなのはグエル公園だったが、サグラダファミリアも確かに壮大な建物だった。偉そうに講評できるような知見もないが、人工物の中にいながら、自然の中にいるような感覚になれるのは、独特な気がする。

    機能性、象徴性、デザイン性を全てが重なる建築方法を発見し、それを自らの建築に実装したガウディは、まさしく二の句が継げ

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    2025年11月21日