外尾悦郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレサグラダファミリアで彫刻家として35年働いた外尾悦郎さんが書いたエッセイ本
サグラダファミリアの構造や時に資金難、社会情勢などにより破壊、突然のガウディの死がありながらも、現代まで思いを繋ぎ、再現していったのか等知れて、サグラダファミリアに対しての見方がより変わった。
書いたのが2006年で当時53歳くらいで現在は引退されている。
当時、まだまだ出来上がりには遠かったようだが、メインタワーである「イエス・キリストの塔」が、アントニ・ガウディの没後100年にあたる今年とうとう完成予定だ。
聖堂全体が完成するのは、2034年頃になる見込みで完全完成まではあと少しかかるけれど、携わられた方々の思いが -
Posted by ブクログ
サグラダ・ファミリアほど多くの人々が関わり、世代を超えて思いを受け継ぎながら建築され続けている建造物はない。
見た目の圧巻さは言うまでもなく、技術や工夫においても驚くべきポイントがいくつもあることを本書で知れた。
そして、産業革命後、アナーキストが台頭して不安定な時代に建築家たちを取り巻いていた過酷な環境を知り、今まで疑問だったなぜそんなに時間がかかるのが理解できた。
構造やデザインは、常に機能と象徴を豊かにするように考えられていて、彫刻が構造を強くする役割を担っているのには驚いた。
自然を観察する少年だったガウディが、自然界には無駄のない関係性が存在していることを理解し、そこからヒントを得