東菜奈のレビュー一覧

  • おばあちゃんのおにぎり

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    自分が読んできた、さだまさしさんが書かれたお話は、今まで外れたことがありません。このお話も然り、でした。
    芯にあるメッセージ性がとても心に響きます。
    『ぼく』の誕生会でおばあちゃんが『ぼく』のためにぼくが大好きなものをプレゼントしてくれるといった、そのプレゼントとは。

    子どもが考える好きなものとプレゼントへの期待、おばあちゃんが考えた『ぼく』の好きなものとのズレに『ぼく』は気分を害しますが、時間が経つにつれ、おばあちゃんの気持ちを想像し考えるぼく。

    『ぼく』は、さだ氏ご本人でした。
    大人になってから分かる色々な事情。
    『ぼく』とおばあちゃんの気持ちそれぞれにそれぞれの思いがあって、子どもが

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    2025年10月30日
  • ふうせんのはか

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    まさしが童話?ふうせんのはか?どこかで聞いたことあるなあ。ふうせんのはか---そうか,あのお祭りの話だ。泣いた赤鬼の話だ。ピンときた。お祭りに行ったとき,2人のお兄ちゃんが小さな妹のため,ふうせんを買ってあげる。妹はうれしくてはしゃいで,でもいつしか疲れて,お兄ちゃんの背中で眠ってしまう。家に着いたとき,ふうせんはもう天にのぼってしまった後だった。泣きじゃくる妹・・・。
    この話のいいところは,ここから後だ。わんぱくでやさしいまさしの弟は,ぷっといなくなる。そう,ふうせんを手に入れるためだ。でも彼にはお金がない。弟は,腕を組み,ふうせん売りのおじさんをにらみつける。「さっき買ったふうせんがとんで

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    2019年01月05日
  • おばあちゃんのおにぎり

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    さだまさしさんの大好きなおばあちゃんの思い出。初めてお友達を招いての7歳のお誕生日会で、おばあちゃんからのプレゼントは、塩おにぎり。それは、ぼくが一番好きと日頃から作ってもらっていたものであって、お誕生日会のご馳走の中では残ってしまう。そして…
    苦しい戦争時代をロシアで過ごしたおばあちゃん。「厳しい戦いを生き抜いた人ほど、自分の戦いの壮絶さを他人(ひと)に見せたがらない。」これが、さだまさしさんのおばあちゃんの「語らなかった教え」と。

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    2013年05月19日
  • 23時間57分のひとり旅

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    新幹線や飛行機のおかげで、日本全国どこへでも気軽に行けるようになったけれど
    時間をかけてこそ味わえるものもあると思った。

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    2024年07月11日
  • 23時間57分のひとり旅

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    自分の用に読もうと思ったのに、子供と読んで楽しかった。せつない故郷への思い。子供心、一緒にドキドキした。

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    2014年07月02日
  • おばあちゃんのおにぎり

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    おばあちゃんが作る、様々な形のおにぎりが美味しそう。また、おばあちゃんの若い頃のエピソードにはびっくり!

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    2013年07月10日
  • 23時間57分のひとり旅

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    昭和の昔の人情!この頃は、人の情にいつでも触れられたのかな!今は振り込め詐欺とは人の情に漬け込む卑しいやつが多すぎる。一期一会を大切に人とのつながりを大切にしよう!

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    2013年07月06日
  • おばあちゃんのおにぎり

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    ネタバレ

    歌手さだまさしのおばあちゃんの思い出話。

    ロシアで生まれて豪傑だった若い頃の話と、自分のお誕生会の時のエピソード。おばあちゃんのおにぎりが大好きだったぼく。
    お誕生会でお母さんがいろいろなご馳走を用意してくれて、友達から素敵なプレゼントをもらったぼく。
    おばあちゃんは「一番好きな物をあげるよ」って言ってくれたから期待したのに、誕生会でだれも手をつけなかったおにぎりがプレゼントなんて!はじめは怒ったぼくだけど、おばあちゃんが心をこめて作ってくれたおにぎり。
    食べなくて、ごめん。全部わかって、「無理して食べなくてもいいよ」と言ってくれたやさしいおばあちゃん、ありがとう。

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    2013年03月22日
  • ふうせんのはか

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    2011年の本、50冊目。

    たまには児童文学にも触れようかと。
    さだまさしの本には、古きよき日本人像への回帰、
    というテーマが貫かれている気がするんだけど、
    これもまさしくそんな感じ。

    縁日に行くのに、兄弟3人で100円だけ、という、
    貧しさがなくなったのか、情緒がなくなったのか。はてさて。

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    2011年11月13日