山岡淳一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルを見て即買い。
内容も実に示唆に富んで面白い一冊だった。 対談相手もトップバッターが山田太一、締めが池澤夏樹。それだけでも読みたいと思えた本だった。
鬼海氏の作品は「PERSONA」が雑誌などで取り上げられ、その一部を目にしている程度。写真集を通してじっくり眺めたことはなかった。近々拝見しようと思う。
その「PERSOAN」も印象的なキャプションが付いているのが面白いなと思っていたが(写真そのものは、あまり好きたタイプじゃないけど)、その妙味がどのように培われて来たか、氏の思考、指向を知るには絶好の対談集。
タイトルにもあるように、鬼海氏が本書で写し取っているのは「ことば」だ。「ことば」のメッセージ性や、アートに対する姿勢、思想を、カメラを使わずに人との会話の中で切り取っていくような、実にスリリングな対話の応酬だった。
期待していた山田太一、池澤夏樹ら鬼海さんと世代の近い人たちとの対談よりも(それはそれで含蓄に富んで面白かったが)、道尾秀介、堀江敏幸ら若手との会話が良かったなあ。世代が違っても、生き生きと会話が弾むのは素晴らしい。
写真とは、フィクションとは、アートとは・・・ 様々なテーマを「ことば」の達人たちと縦横無尽に語りつくす。そして浮かび上がらせるのは、氏がモチーフとする「人間」そのものだ。
「人間っておもしろいもので、よしっ見てやろうと居直るとその場所にいられるんですよ。一方的にいじめられても、鎌首をもたげて見ていたら、呼吸しやすくなる。」
ほんと、人間って面白い。その面白さを映し出せるか否かは、撮る(見る)側の感性、心のフィルター、心のフィルムの質や感度も大事なんだな。
被写体(対談相手)の良さをどこまで引き出せるかは、こちらの感性のセンサーの解像度に関わる。
己の感性を高めないとね!! -
Posted by ブクログ
本書は、その木下サーカスの創業期から現在に至るまでの歴史をとりまとめたノンフィクションです。
木下サーカスは1902年に中国・大連で旗揚げされ、今日まで約100年以上の歴史を有し、今でも年間120万人を動員するなど、根強い人気を誇ってます。
しかしながら、その間、決して順風満帆だったわけではありません。
数々の困難を歴代の経営者をはじめ、多くのスタッフが困難に向き合い、乗り越え、今日に至ります。
困難を乗り越えるにあたり、さまざまな苦労話がありますが、共通しているのは、「お客さまに感動をお届けする」
という、ぶれない熱い想いです。
これは環境や分野が違っても、共通する大事なポイントだと思います。
そういう意味で、仕事を進めるうえでも、多くのヒントを与えてくれました。 -
風と土のカルテ 色平哲郎の軌跡
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