榊邦彦のレビュー一覧

  • 100万分の1の恋人

    ハンチントン病

    恋人の難病に、向き合う主人公の姿が、健気でした。もし、自分の好きな人が、難病だったら、どうするだろうか、考えるきっかけになりました。
  • もう、さよならは言わない
    号泣ーーー(;TДT)
    菜緒子さんと年齢が近いし、妻や母としての思いを
    考えただけで、読んでて辛くなった。
    翼くんが無邪気で素直だからこそ、
    余計に読んでて苦しくなっちゃったよ。

    最後、旦那さんはアドレスのないメールの中で
    「どうして、僕は『ありがとう』って
    届けなかったんだろう。」
    っていう言葉...続きを読む
  • もう、さよならは言わない
    榊先生の本を初めて読みました。
    とても心が温まります。「ありがとう」って素敵な言葉ですね!改めて思い出させていだだきました。
    ありがとうございます
  • もう、さよならは言わない
    末期の胃癌にかかり、亡くなってしまったSEの妻から記念日に届くように設定してあったメールが届く「Re:」の他、息子の幼稚園の先生と新しい関係を築く第一歩を踏み出すまで。
    「子供が死を理解できるのは何歳くらいからなのでしょうか」
    には、はっとさせれられました。
    特に「忘れられないおくりもの」は、私も幼...続きを読む
  • もう、さよならは言わない
    読み終わるのがもったいなくて、もどかしくて、なかなか進めない。
    苦しさもかなしさも悔しさも、うれしさもたのしさもあたたかさもぜんぶ触れるかのように感じられる、とてもすてきなおはなしに出会えました。この出会いに感謝。感謝の言葉、ありがとうを。
  • 100万分の1の恋人
    自分の大切な人がこんな境遇だったら、僕はそれを受け止められるだろうか。

    人とお付き合いすることの意味、価値を考えさせられた。

    2011.3
  • もう、さよならは言わない
    余りにも切ない別れからの、運命的な出会い。

    章立てが効果的で、一気に読み進められる。

    2011.4.24
  • もう、さよならは言わない
    いまだかつて、こんなに泣いた本があっただろうか。
    家族を失い悲しむだけの物語ではない。
    残された夫と子供が、そのなかで、幸せに生きていく。
    温かくて、優しい家族の物語。
    温かい涙が途切れることなく流れました。
    この本を読むと、まわりにはたくさんの優しさがあふれていることに気づくはず。
    「ありがとう」...続きを読む
  • もう、さよならは言わない
    届くはずない、でも届く亡くなった愛する人からのメール。
    と聞くとファンタジーだがそうではない。

    愛する人に亡くなった後に届けれるものの少なさ、
    でも確実に届くものにはっとした。

    何が残したいんだろう。
    私もこの方法で、誰に何を残したいだろうな。
    少し考えました。
  • もう、さよならは言わない
    じんわりと胸に響いてくるような、そんなあたたかさがある気がします。
    普段何気なく居る家族に「ありがとう」って言いたくなります。
    ありきたりな言葉ですが、居なくなってからじゃ遅いんですよね。
    俊ちゃんと洋子さんのこれからが気になります。
    翼くんも良い子で・・・想像するだけで理想な家族像です。
    だけどこ...続きを読む
  • 100万分の1の恋人
    「世界の中心で愛を叫ぶ」系の設定だが、こちらのほうがもっと社会や家族について追及していて考えされられて、読み応えがあると思う。
  • 100万分の1の恋人
    恋人が大きな病にかかるという可能性があるとき、あなたならどうしますか?
    好きだから別れない。
    しかし、それは単なるエゴであり相手からすれば迷惑なことなのかもしれません。

    純愛を感じる、感動の一作です。
  • もう、さよならは言わない
    身近なところで、この主人公に似た境遇の人がいるので、現実感を抱えながら読みました。いずれ訪れる死と子供、その後も生きる人達。普通にあることでもあり、静かに考えるきっかけにもなった。
  • 100万分の1の恋人
    「ハンチントン病」は知念実希人さんの「螺旋の手術室」(ブラッドライン)で読んでいて知っていた


    う〜んいいところまでで終わっている

    この先これから…

    好きなだけで2人がうまくいくのか、発症後ミサキがけんちゃんに対して、社会に出ていることに嫉妬しないか…

    自分だったら遺伝子検査を受けるか、彼と...続きを読む
  • もう、さよならは言わない
    涙活。
    素直に泣けた。
    よい人ばかりが登場し、翼が良い子で、洋子先生も良い人。

    父子の暮らしは現実にはこんな余裕はないだろうし、こんな良い人がそばに居て、都合よく互いに好意を持ちながら、踏み込まず、支えて、待つ、なんて、きれいな話はないかもだけど。

    それでもこんなに理想的な死別後の沢山の奇跡があ...続きを読む
  • もう、さよならは言わない
    電子書籍。 奥さんを亡くした俊一、奥さんの菜緒子、息子・翼が通う保育園の洋子先生の、3人の視点で交互に語られる。 とにかく最初は最愛の妻が亡くなった後、プログラミングされ記念日ごとに送られてくるメールと、そのメールに翻弄される俊一が読んでいて最初は読んでいて辛かったが、段々と温かい気持ちになれた。 ...続きを読む
  • 100万分の1の恋人
    純愛だと思うけど、私がみさきなら、好きな人の為に身を引きたい。どんなに辛くても、相手に苦労や後悔をさせたくないので!
    自分がケンだとしても、結婚は諦めると思う。やはり普通の幸せが欲しい!
    現実は厳しい!
  • もう、さよならは言わない
    大切な人を亡くすのは悲しくて辛い。
    でも、ストーリーとしては大切な人を想う日々を綴っていて、終始あたたかくてやさしい。ずっと穏やかな気持ちで読める。ありがとうって、言葉に出すこと、大事ですね。
  • 100万分の1の恋人
    主人公である僕は結婚を考えていた恋人に、父親が「ハンチントン病」だと告げられる。それは遺伝性のある病気。
    ハンチントン病とはなんなのか。それを知るごとに僕の中で様々な想いが交差する。
    ハンチントン病に関する描写と、それを目の当たりにした僕の心情に惹かれた。
  • もう、さよならは言わない
    涙を時折、堪えながらノンストップで読み終える!…正直に泣ける。飾らない使い馴れた素直な言葉使い、表現だから余計に沁みてくる。真っ直ぐで優しいストーリーで、ハッピーを匂わせて終わる。キーは「ありがとう」の言葉! それにしても、翼くんが好いねぇ♪