榊邦彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
号泣ーーー(;TДT)
菜緒子さんと年齢が近いし、妻や母としての思いを
考えただけで、読んでて辛くなった。
翼くんが無邪気で素直だからこそ、
余計に読んでて苦しくなっちゃったよ。
最後、旦那さんはアドレスのないメールの中で
「どうして、僕は『ありがとう』って
届けなかったんだろう。」
っていう言葉に涙が出てきました。
私も旦那には今まで、「ありがとう」っていうのが
好きじゃなくて…でも旦那は「ちゃんと、ありがとうって
いわないといけないよ!!」って言ってくるタイプの人で…。
なんとなく、「ありがとう」って言っとけばいい、
って思うところもあった。
なんか、わざわざ「ありがとう」って言うのが、
なんか言わなくてもいいじゃんって思ってて。
でも、私が長期入院してるときに、
他の患者さんから「ありがとう」って言われるのが、
本当に嬉しかった!!
「ありがとう」の大事さに気づかされたよ。
だから、身近にいる人こそ、「ありがとう」の言葉って
大事なんだよね!!
そのことが詰まった一冊だと思ったよ。
スーザンバーレイの「わすれられない おくりもの」
私も大好きー!!
ちなみに、個人的にスポーツ振興センターのことが
書いてあって、衝撃的だったなぁー!!
詳しい!!!?って思ったよー笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレ末期の胃癌にかかり、亡くなってしまったSEの妻から記念日に届くように設定してあったメールが届く「Re:」の他、息子の幼稚園の先生と新しい関係を築く第一歩を踏み出すまで。
「子供が死を理解できるのは何歳くらいからなのでしょうか」
には、はっとさせれられました。
特に「忘れられないおくりもの」は、私も幼少期に母に読んでもらった思い出があり、大切な一冊です。
レビューにもよく書かれているように、扱っているテーマがテーマにしては、全体的に、すとんすとんとパズルがぱちぱちはまっていく感じでとても読みやすいお話です。読みやすいから特に、感情移入できるのかなと思います。辛い状況描写よりも、感情とか思考に重点を当てているので。
最初の方に、洋子先生が、雨の日のお迎えの時に、翼君が風邪をひいているからタクシーで帰らないといけないと言い張って、翼君を抱えてタクシーまで走ったら携帯を水たまりに落とすシーンがあって、正直、もちろん息子の体調はとても大事だけど、代えられないという点では、携帯にあった大量の保存されたメールの方が大事だっただろうと思われて、保育士にあんまり良い印象は持てませんでした。私だったら恨んじゃうかも。他人のせいにして心が狭いな。でも、その後にビデオを渡してるから、ある意味とんとんなのかな。そういう風には考えちゃいけないのかもしれないけど。
友達に意地悪言われた時に、「お母さんは死んでない」って答えた翼君。そう答えないと「お母さんがかわいそうだったから」と思って、敬老の日に自分の大事なウルトラマンの人形達を遺影の前に並べて、意地悪されたお母さんから、(こちらこそ)ごめんなさいって言われたことを聞いて泣いた翼君は本当に賢くて優しい息子だな、と心が痛くなりました。
自分に余命いくばくかしか遺されていなくて、息子が、子供がいたら私はもっと取り乱してしまうだろうと思う。
有川浩のストーリーテラーもやっぱりパソコンに手紙が入っているっていう話だったっけ。
小さい子供を遺していかなければならないというのは、悔やんでも悔やみきれないだろうと思う。
でも、彼の中に少しでも自分を思い出すパスワードが遺ったのならばそれはきっと自分が生きた理由だと思うんだろうと思う。
最後の「Re:Re:」は一体どうやって戻ってくるんだろうと思っていたけど、秀逸でした。 -
Posted by ブクログ
今作も前作と同じく切ない物語。
同じように主人公の男性が愛する女性を病気で失う。
今回は幼稚園から小学生へ少しずつ成長する子供が
居るところが決定的に違うかな。
このコがとってもかわいいんだよね~
子供欲しい度がまたさらにUPしちゃいましたよ。
本の帯にある言葉は、、、ちょっと違うかなぁ~
きっと、君は二回泣く。
愛しい人を、失くした時と、
愛した人を、忘れる時に。
たしかに切ない物語で、わたくしも涙したところが
いくつもあったけれど、うん、やっぱ違うな。
泣いてるのに笑顔だったような気がする。
はたから見たら変人!?(笑)
闘病。この辛さはあまり生々しく描かれていないので、
ちょっと綺麗にまとめすぎてる感はあるけど、
個人的にはちょうどよかったな。
とっても上手く構成されててすらすらと読んでしまった。
湖にボートを浮かべて穏やかな波の上下を楽しんだかのよう。
読んでてなんだか感情が落ち着きました。
エピローグやスピンオフがまだまだ書けそうなくらいに
含みを持たせた終わり方になっていますが、きっと読者が
自分でその後を楽しんでくださいってことなんだろうな。
そろそろ梅雨。雨降る午後、窓際で珈琲でも飲みながら
のんびり読むのにぴったりの本ですよ。