榊邦彦のレビュー一覧

  • 100万分の1の恋人

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    結婚を意識した相手は、遺伝による進行性で死に至る神経難病の発生を秘めていた。彼女の告白で始まり、検査で結果を求めない…知らない権利の決意をお互いに尊重し合う。現在~未来の幸せ、絆を誠実に繊細に見つめ、苦悩する二人が切ない。選んだ答えは"自分たちらしく信じる、痛みを共生していく"かな?生きる事に真っ直ぐな著書。

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    2012年07月05日
  • 100万分の1の恋人

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    ネタバレ

    「私のどこが好き?」
    と聞いて
    「存在」
    と答えてもらえた時の歓びはどれ程のものだろう。

    そういう人と、巡り会いたい。

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    2011年09月14日
  • 100万分の1の恋人

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    ネタバレ

    何気なくタイトルと表紙に惹かれて軽い気持ちで借りたら…まさかのシリアス!
    結婚を前提に付き合っていた彼女が半分の確率で不治の病かもしれないことを知った青年の純愛ストーリー。

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    2011年06月19日
  • 100万分の1の恋人

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    主人公は大学院修了し、高校教師への道も決まり、付き合っている彼女と結婚しようとしていた。しかし、その彼女ミサキから彼女の父親がハンチントン病を煩っていると告白を受ける。ハンチントン病は遺伝性があり50%の確率でミサキもかかるかもしれないという。

    主人公が「ミサキの笑顔が好きだ」と言ったことに対し、「病気になったら笑顔ではいられなくなるのよ」とミサキから言われて反省する場面がすごく切なかった。「ミサキの存在が好きだ」という言葉が凄くいい。

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    2010年11月22日
  • もう、さよならは言わない

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    妻が癌で急逝して2カ月、僕に不思議なEメールが届いた。それは余命半年を宣告された妻が、自分のいない家族に宛てたメッセージだった。僕は届くことのない返事を書くが…。逢えない2人の思いが交錯する、永遠の恋愛小説。
    -紹介文

    わすれられないおくりもの

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    2010年01月29日
  • もう、さよならは言わない

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    可愛い盛りの一人息子をのこして胃癌で亡くなってしまう母親。
    亡くなる前の家族、亡くなった後の家族。
    涙なくしては読めない物語。

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    2009年10月04日
  • 100万分の1の恋人

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    最初、不治の病をネタにしたお涙頂戴モノの話かと思ってたけれど、ぜんぜん違った。そう思った自分が恥ずかしい。遺伝子検査を受けず自分が陽性か陰性なのかを知らないまま、「灰色の私を生きる」と言うミサキ。そして調べたミサキの兄。発病したら人格が変わってしまう恋人に、「どこが好きなのか」と聞かれて、人格だと答えることができずに悩む主人公。感情移入や共感とかせずに、ハンチントン病について、遺伝性の病気について、それに向き合う姿勢について、真剣に考えた。泣かせようとしている話なのかは知らないが、その点でいうと、うちは全く泣かなかった。だけど、得たものは大きかった。

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    2009年10月07日
  • 100万分の1の恋人

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    07年4月。
    久々に再開したみさきと付き合い始めて、
    みさきの父が50%の確率で遺伝するハンチントン病であることを打ち明けられる。
    みさきは遺伝子を調べ、病に罹る可能性を調べることを拒否。
    僕は結婚も考えていたが…

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    2009年10月07日