関根眞一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「そこまでするか!モンスタークレーマー」3
著者 関根眞一
出版 講談社
p55より引用
“お客様の常盤様は、以前も購入した婦人服
について「肩口に糸が出ている」と苦情騒動
になったことがある。
そのとき、ハサミで切れば何ともないこと
なのに、「変な人だな」と思った。”
世の中の商売に励む人達を悩ませる、苦情
をつけることに喜びを見出す人達の例を紹介
する一冊。
買った商品の返金からピザの重さについて
まで、読んでいて気が滅入ってくるような
例が挙げられています。
上記の引用は、駐車場で車を凹ませた人の
ケース。
糸が出てると文句を言う前に、進んで自分で
切りましょう。ま -
Posted by ブクログ
中古本屋で、タイトルと帯のコメントが気になり手に取りました。
帯から引用:「どこにでもいる だれもがなりうる」
本文引用:【基本的対応】
1.非があれば、真摯な態度で謝罪をする。
2.お客様の申し出は、感情を抑えて素直に聞く。
3.正確のメモをとる。
4.説明は、あわてず冷静に考えてする。
5.現場を確認する。
6.対応は迅速にする。
7.一般の苦情客を、クレーマーに仕立てない。
8.苦情対応は平等に。
実際、ここまでのクレームに直面したことはないですが、
⑧の「一般の苦情客を、クレーマーに仕立てない。」
意識して、気を付けたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
同期が買うというので読んだら貸してね、と言って借りました。面白かったです。
自分も小売業の端くれなのでお客様との接客でああ、こういうこと困るよねえ…とかなり切実に読みましたが自分が果たしてこういう対応を取れるかと言うと… まず第一にバックアップもないし… ただ非常に勉強にはなりました。まあひとつ言えるのはお客様の要求に副えるのは楽だ、と言うことです。『かなうは良し、かなえたがるはなし』ということでしょう。きっと。
会社の方針で時間をかけてもお金で解決せず、誠意で対応する、と言う教育が出来ているのは立派だと思います。昨今無理難題を吹っかける人がおおいです。正直。 -
Posted by ブクログ
百貨店のお客様相談室の室長として苦情対応をしてきた著者による、モンスタークレーマーの事例と対応内容をまとめた本。
よくもそんなクレームを、と思うクレームが盛りだくさん。クレームされた内容だけでなく、どの様に対応したか、そしてどの様な結論となったかまで物語形式となっているため、対処法の参考になる。
ただ物語形式が故に、本書に掲載されている事例数は15ケースとなっており、クレーム事例のみを期待している人にとっては少なく感じるかもしれない。
本書が参考になる部分は、クレームの対処法だけではなく、そのクレーマーが何故その様なクレームをするのか、という理由の部分まで掘り下げているところ。 詐欺