ジョンソン祥子のレビュー一覧
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アメリカ・ミシガン州に住む人間の男の子・一茶君と、柴犬の男の子・マルの日々を綴るフォトエッセイの第4弾。写真とエッセイは一茶君の母、ジョンソン・祥子さんによる。
ミシガンの美しい自然。かわいい男の子。ハンサムな柴犬。
スタイリッシュな写真と心温まるエッセイ。
シンプルだけど大切なものを思い出させてくれるようなシリーズである。
前シリーズでは赤ちゃんだった一茶君ももう4歳。立派な幼児である。
表情もずいぶんとお兄ちゃんぽくなり、マルを追いかけていた小さな子は、すっかり庇護者の雰囲気を漂わせている。
それでも2人の間に流れる信頼感は変わらない。
ぼくはきみが好き。きみもぼくが好き。
ことばにな -
Posted by ブクログ
『ことばはいらない』の続編、というか姉妹編である。
前作はほぼ写真のみだったが、本作では母・ジョンソン祥子さんのエッセイが付く。
時系列的にはこちらの方が前に当たる。赤ちゃんである一茶くんが家族の一員となり、成長していく1年間が綴られている。
少し変わった毛色で凜とハンサムなマルは、赤ちゃん誕生の前からジョンソン家にいた先住犬だった。祥子さんは一茶くんの出産にあたり、マルが赤ちゃんを受け入れることが出来るよう、さまざま気を配る。
マルは「不思議な生きものが来たよ」とばかりに、やや警戒し、そして焼き餅を焼く。
少しずつ心を開き、赤ちゃんに近付いていく犬。
初めは怯え、だが次第に興味を持ち、仕舞