白井恭弘のレビュー一覧

  • 外国語学習の科学 第二言語習得論とは何か

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    第二言語習得研究という新しい学問の成果を紹介した本です。

    第二言語習得研究とは、外国語の学習のメカニズムを、言語学、心理学、脳科学などからのアプローチによって解明する学問分野で、第二次大戦後のアメリカではじまりました。当初は、言語学と心理学のそれぞれの分野で当時の主流だった構造主義言語学と行動主義心理学に基づく外国語習得論が提唱されましたが、これらの理論は言語学や心理学の理論からトップ・ダウン的に導かれたものであり、学習者に対して十分に目を向ける態度が欠けていました。

    その後の第二言語習得研究の主流は、実際の学習者の詳しいデータに基づく実証的研究へと移っていきました。本書は、この新しい学問

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    2018年11月18日
  • 外国語学習の科学 第二言語習得論とは何か

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    概要: 言語間距離(日本語と英語は遠い、日本語と韓国語は近い); 言語転移(母語の知識が外国語に影響); 臨界期仮説(思春期をすぎたらだめ):生理的な問題か人との関係の質の問題か不明; 適性はまあある; 動機付けも影響; インプット+アウトプットの必要性: 頭の中でアウトプットをリハーサルする; 流暢さと正確さはバランス
    感想: 自分の勉強法の参考になるかというといまいちだった

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    2018年01月01日
  • 外国語学習の科学 第二言語習得論とは何か

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    一番驚きだったことは、アウトプットよりもインプットのほうが重要ということでした。もちろんインプットする際も、ただインプットするだけではなく、インプットされたものがいったい何なのかをしっかりと理解しなければいけないということでした。ですので、漠然と外国語の本を読んだり、音声を聞いたりするだけではNGということでした。やはりダイアログを通じて自分の中のデータベースを増やしていくことが重要、ということで、いわゆる暗記力により習得に差が出るというのが・・・。暗記は苦手な私は人一倍努力せねば、と痛感しました。

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    2017年09月24日
  • 外国語学習の科学 第二言語習得論とは何か

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    外国語習得の本というと、著者が実践してきた方法・信奉してきた理論を説くのがほとんどであり、それはそれで有用だと思うのだけど、こういうスタンスの本もまた有用。
    現在「科学的に」わかっている・有力である外国語習得の理論を幅広く紹介してくれている。できるだけ客観的な立場にいようとしていることがよくわかる筆致も、誠実さを感じる。

    「インプット理論」なんて、魅力的だなあ。僕もこれからシミュレーションで頑張ってみるか。

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    2015年03月07日
  • ことばの力学 応用言語学への招待

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    応用言語学って名前はよく聞くけれど実際にはどのような分野を指すのだろうか?という疑問に対して考えるヒントを与えてくれる書。方言について研究している学者が事件の解決の重要な切り札になったという事実は興味深かった。言葉を聞いただけでどこ出身でなどがわかるから驚きだ。コンピュータ言語は今後どのような進化をしていくのかも面白い。カウンセリングが必要な人専用に作られたプログラムもあるということは、今後は話す人がいなくてもコンピュータと会話を楽しめるような時代になっていくのだろうか。。。Siriなどはすでにその域まで達していることを暗示している。

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    2013年10月11日
  • ことばの力学 応用言語学への招待

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    言葉というのが社会にも、自分の行動にもずいぶん大きな作用をするのは当然なのだけど、それが何故かということを、剥がしていくような本。方言のこと、バイアス・推測のこと、そしてまさか手話が出てくるとは思わなかったし、コンピュータ処理のことまで。応用言語学への招待、というサブタイトルですが、まさにウマいこと招待された感じです。

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    2013年08月22日
  • ことばの力学 応用言語学への招待

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    たくさん勉強させていただいた。
    思い込んでいたこと、勘違いしていたことも、しっかり訂正してもらった。
    特に「手話」が自然言語であったことは知らなかったし、日本語対応手話とは違うこともはじめて知った。

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    2013年04月13日