林修のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ2006年頃河合塾で彼の授業を受講しておりました。当時はまだテレビにも出ておりませんでしたが、授業は大盛況で爆笑の嵐でした。
本書を読んで驚いたのは、当時から本人が口酸っぱく言っていたことが多く書かれていることでした。デブの話や、勝てるところ勝てという話や、銀行退職の話。授業の中ではもっと面白おかしく喋ってましたが、内容は同じです。
この本は先生の人生観が詰まっていると思います。それは「先生いま売れてるので、本を書いてください」と言われて思い付きで書いた内容ではなくまぎれもなく本人が何年も何年もずっと発信し続けてきたことが詰まっています。きっと受講生は授業を振り返るかのごとく一つ一つの格言がよ -
Posted by ブクログ
20150520
林先生はやはり賢い。予備校の講師という枠を越えて、人間として、社会人として素直にリスペクト出来る部分が多々ある。こういう本物は、一発屋のように消えていくことはないだろう。
本書で特に気になった点
・やりたいこと、やるべきことは記録する。
・メール、電話、会うの使い方
・正しい方向でなされた努力は裏切らない。
・仕事の努力は努力ではないと考えている。
・楽しいからやっているのではなく、出来るようになったから楽しい。
・人間には一段上のギアが隠れている。
・前向きに努力するトップ派と、足を引っ張るほどほど派がいる。
・相手の予想以上に早く行動する。
・相手が見えなくなるまで -
Posted by ブクログ
著者の人生哲学について知りたくて読書。
現在も予備校講師である著者。テレビ話している姿は拝見しているが、どんな人生哲学を持っているのか興味があり読書。
高校からギャンブルを始めて大学、社会人とギャンブルに熱中していたのは、正直意外。それで東大法学部なんだからすごい。
孤独な時間を持つ。
友だちは少ない方がいい。
無意味にイベントへ参加しない。
人を見る目を養う。
皆と同じことをしない。
自分は何を達成したいのか。何を実現できれば満足できるのか。自分の人生だから自分の成功の定義は自分で決め、逆算して今必要なものは何かを常に考える。
悪口を糧にするスキルの下りは、なるほどと思う。悪口を糧 -
Posted by ブクログ
もっと早く読めば良かった。
逆算の哲学がとても印象に残った。
与えられた時間の中でベストを尽くすこと、すべての行為は「完全」ではなく、「満足」のために行われている。
①まず想像力を駆使して成功のイメージを作り上げること
②そのイメージに向かって「満足のバランス」を考えながら物事の順序づけ行う
未来の1点から今の自分を見つめ、そこから逆算して今の自分を考える。
5年後の自分の姿を想像せよ!!
来年は手帳に目標を書いて、現状との差を見てみようと思う。
その目標を達成する為には、今何をすべきか、それを自分の頭で考えるのが大切だと思う。
おすすめの本を聞くな、には、共感。
自分で読みたい本を見つけられ -
Posted by ブクログ
林修が「受験」というシステムについて、もっと本質的なこと言うと勉強ということについて語った本。テクニック的なことではないので、受験生が読んでも問題ない。
受験に限らず、林修の思想や生き方がギュッと詰まった本。ボリュームをかさ増しさせるためか、後半は自伝的な内容になっている。
受験勉強については、まさに自分の考えていたことの言語化をしてくれたって感じ。まぁこういう結論になるよね。それにしても、林修は東進に恩義はありながらも、大多数の講師と大勢の生徒のことは嫌ってる感じが明らかでオモロイ。
やっぱり彼のラディカルな論理的思考は大好き。本当に、林先生の授業を最初に受講したときの衝撃が思い出される