山脇由貴子のレビュー一覧
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モンスターペアレントが生まれる背景にはまず1つ目に私たちが教師とはお金をもらっている職業だと言う意識を持っている事です。
自分の子に問題が起きた場合に教師用同じコースが出る同じ子育てをする仲間としてみるのではなくお金をもらって仕事をすると言う見方から子供たちに問題が起きた場合に教師がしっかりと仕事をしていないからだお金をもらっているのだからしっかりと子供を育てると言う気持ちが生まれてしまいます
また現代社会では人と人との関わりが希薄で頑張って貯めてきたお金が一瞬で地震や事故で亡くなったりまた一生懸命子供のことを考えてがんばってもその子供が幸せになれると言う保証はどこにもないから大人も疲れている -
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モンスターペアレントだけでなく、昨今のモンスター○○は、どれだけいかれた思考回路とどれだけ鈍い羞恥心の持ち主なんだろう、一般の人、少なくとも自分が子供の頃の親が持つべきモラルを全く持っていない人間なんだろうと思っていたけど…これを読むとモラルや人間性の問題だけじゃないんだなって思った。
「思いやりは、器から溢れた水と同じ。まず自分が愛情で満たされないと、周りへの思いやりは出来ない」これは名言というか、憶えておきたい。今後、私が家庭を持ち、子供を持ったら、家族を愛情で満たせる妻・母になりたい。
自分が満ちる前に相手を満たすことはとても難しい。だから、愛情が枯れない家庭であることが一番理想的。でも -
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2016年とやや古い本であること、人口が多い分扱う件数も多くなる東京ならではかもしれない、という二点は気になるが、児童相談所の実態とその要因について分かりやすくまとめられていた。
・児童福祉司は資格をもつ児童心理司と異なり地方公務員が異動してきたに過ぎない。
・専門知識がなくても児童福祉司になれるうえ、「児童を保護する必要がない」と判断すれば管理職に報告する必要もなく、保護にあたる手続きより圧倒的に楽になる。
・子どもや親の支援という融和的な仕事と、時には「職権保護」として親から引き離す強権的な(当然親と決定的に対立してしまう)仕事を同時に行わなければならない。
・そもそも一時保護所が(地域に -
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男性と女性では結婚に求めるものが違う。女性の方が結婚に求めるものが大きい。
夫婦のすれ違いは結婚前から始まっている。
調査結果から見えてくる女性の本音。仕事や自由を犠牲にして、家事育児をこなすことになっても、それでも良いと思う相手に巡り合えたら結婚したい。
そのため、女性は結婚生活のための努力を惜しまないが、男性は結婚によって生活を変えられるのを嫌がる傾向にある。
女性の方が孤独に弱いため、一緒にいるのにかまってくれない(夫がゲーム、スマホばかりやってるなど)という不満を抱きやすい。
男性は放っておかれることを好むため、妻のことを放っておいても良いと思っている。悪気あるわけではなく善意でや -
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さるころさんの夫婦エッセイ。
毎度のことながら参考になる。
私もこういう、心理テストとか興味あるんだけど、今、特に家族関係にも人間関係にも困ってないので、受けてもなー、とずっと思ってる。
なんなら、子供の頃の方が人間関係に苦労した記憶……。
発達障害グレーゾーンかなー、とも思うけど、特に困ってないので……。
(心療内科の先生にも、「特に困ってないならまあ……」と言われた。)
けど、こういう本を参考にしつつ、自分で工夫して上手くいってるならいいのかな。
あと、多分うちの夫は、一般的な男性よりも自分の感情や生い立ちを喋るし、共感力も高い方だと思うんだけど、それは生育環境の影響なのか……と思 -
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児童福祉司の実態に唖然とする・・・。
それなのに児童心理司より立場が上ってどういうこと?
組織も中身もめちゃくちゃで、これじゃあ虐待死が無くなるわけないし、いくら通報したって無駄じゃないかと思ってしまうような酷い状況で、まったくもって虚しい気分になる。
本書の著者のような人が専門のオフィスを立ち上げることは素晴らしい。でも、そこへたどり着けないような人を救う手だてはないし、虐待されている子供のへの対応が悲惨すぎて頭を抱えてしまう。
確かに、粗暴な親と対峙するのは怖いし、敵対することは避けたくなる。でも、だからこそ専門家が必要なのに。
警察や他の機関ともっと協力することはできないのだろうか?