菅原晃のレビュー一覧

  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    国家レベルの経済について、
    要領よく、その要所がつかめる内容でした。
    いったい、政府がやっている財政政策ってどんな意味があるんだ?
    と思うことがしばしばな人は僕自身を含めて多いと思うんですが、
    その大きな道筋を教えてくれる本です。

    といいつつ、
    僕は経済学士(IS-LM分析が懐かしかったです)。
    とはいえ、まあ不真面目な、なんちゃって経済学士レベルです。
    文系に数えられる学問のうち、
    経済学が自分にもっとも向いていないのではないかと
    大学一年のときにイヤになってもいるのですが、
    学び直しとして今回手に取った本書が、
    とても良書だったのです。

    まず、GDPの説明から始まります。
    ご存知のよう

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    2020年05月13日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    経済学のまさに「学」の理屈をわかりやすく説こうとしている。冷戦後の日本経済を例にとって説明しているのでとっつきやすい。貿易は黒字だろうが赤字だろうが自由に行われれば、お互いにとってよい結果を生む、とか、国債は国民の資産であり自国貨幣の根拠になるものである、とか、「理屈」のレベルで納得がいく。ただそれが誰にとってのよい結果であるのか、とか、国民の資産というがそれを占有しているのは国民のうちの具体的に誰なのか、とかいうことについては触れていない。著者にしてみれば、それを論ずる前の理論的前提について説明しているということなのだろうが、それだけで、アベノミクスを高校生にかたるのはまずい気がする。

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    2022年10月29日
  • 中学の教科書から学ぶ 経済学サク分かり

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    北海道の高校の先生が「経済学の教科書ダイジェスト版」

    1.国際収支は出色
     モノの貿易と金融収支が複式で計上されている仕組みは初めて
     金融収支は単年度だけではなく、金融資産・負債としてストック計上される
     為替も貿易ではなく、資本取引で動くと言うこと →納得!
    2.国債破綻はない、社会保障制度の破綻は確実 2025年問題
     この整理の仕方は半分納得程度 財政破綻と一体のように思う
    3.「比較優位」116 経済学最強理論! 全く同感
    4.アベノミクスに高い評価(206)
     ここは全く折り合わない
     フローの経済はまずまずかも知れないが、それを可能にしているのがストックの負担
     国債・財政問題

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    2018年11月10日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    いずれにしても高校生に経済を"実感"させることは難しいのですよね。

    なので高校生のころの自分に読ませることができても、いま自分が学んだようには理解できなかったんじゃないかなと思います。

    しかし、この本の価値が低いと評価するわけではありません。むしろ★5つ付けちゃうくらい良書だと思います。

    タイトルは読む動機づけになるので、このままでOKだと思いますが、「高校生が読むと良い本」ではなく、「高校生知識レベルの社会人が読むと良い本」なのだと思いました。

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    2015年08月25日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    タイトル通りで分り易い。
    比較優位論や貿易収支など、今まで若干勘違いして理解していた部分を訂正できたので、個人的にはとても良かった。

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    2015年06月24日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    高校で政経を取ることもなく、理系に進んだために今まで経済のことに全く知識の無かった自分には、目から鱗な本だった。

    特に貿易の収支とその意味について、今まで誤解していたことがわかり勉強になった。
    比較優位論は理解できるものの、実際にそれが成り立つのか納得できていないので、
    他の書籍を当たってみようと思う。

    「高校生からわかる」とあるように、平易な説明で基礎から説明してあり読みやすかった。
    引用が多いのが少し独特な印象を受けた本であった。

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    2014年10月10日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    一般人だけじゃなく経済新聞も一部の経済人も勘違いをしている「貿易赤字と国の借金に対する誤解」をページの大半を使って解いている。マクロ経済の領域である金融政策と財政政策、ISLM分析の説明もある。

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    2014年11月08日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    ネタバレ

    高校の「政治・経済」「現代社会」の教科書の説明や経済書の一部を引用しながら、貿易赤字、国債残高、アベノミクスなどに対して世間にある誤解を分かりやすく説明してくれる。
    リカードの比較優位論についてもよく分かった。経済的には貿易自由化を進める方がよいけれど、政治的には生産者の保護もポイントとなりうるという説明に納得した。
    14-40

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    2014年04月05日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    経済学部でありながら何度も挫折した経済学。何度目かの挑戦で出会ったが、入門書としては最良ではないだろうか。初心者に分かりやすく、体系的に理解できるようになっている。

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    2014年01月04日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    わかりやすかった。
    というか疑問点を差し挟めるような知識がそもそも無いのだが。
    具体的な話はとても理解しやすく、タイトルの印象を裏切らない内容。
    ま、おバカな自分としては式とグラフが出た途端に理解度が急降下していくわけだが。。
    貿易黒字(赤字)の見方はもちろん、財政政策とは、金融政策とは、量的緩和とは、国債、その買い入れとは、などなどリーマン以降特にニュースにのぼる事の多い言葉について繋がりある説明がわかりやすくされていて良い。
    人に説明できるくらいまで理解を深めたくなる。

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    2013年11月20日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    わかりやすくとっつきやすい経済学の本だった。正直なところ、読み終えてもまだ狐につままれたような気分のところもあるが、他の本へ向かう導入としてはよかったのではないかと思う。ひとまず経済への物の見方は少し変わった。

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    2024年04月12日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    分かっているようで案外分かっていない経済学について勉強になった。特に貿易黒字と赤字の考え方について理解できた。忘れないようにその箇所だけでも適宜再読しようと思う。

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    2022年10月12日
  • 中高の教科書でわかる経済学 マクロ篇

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    「未来が現在を決める」をキーワードとして、経済学がどのように進化してきたのかの歴史について詳細に書かれていた。数学的な面はほとんど出てこない。

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    2020年09月24日
  • 中高の教科書でわかる経済学 ミクロ篇

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    FXで役立つマクロ経済学を学ぶ前に読む。
    経済学でイメージする難しい数式やグラフはほぼなく、読み物的な感じの内容。
    グラフからの考察箇所では理解するのに難しいところもあったが、読み続けられる。
    「なるほどな」や「聞いたことあるな」という内容で、ミクロ経済学とはこんな感じの内容なのか?というのが読み終わった感想。
    読みやすかったので、この星。
    別著のミクロ経済学に期待。

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    2019年06月27日
  • 中高の教科書でわかる経済学 ミクロ篇

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    中高の教科書ではわからないが、世の中の事象を経済学の原則(&ゲーム理論)にあてはめて解説してある一冊。

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    2018年06月26日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    話題の書籍ということで、一読してみましたが、アベノミクスなど時事の話題も織り交ぜて、かなり初心者にも馴染みやすい内容でした。
    経済学は、理系の私には非常に難解に感じますが、この本は珍しく読み進めるスピードが速かったと思います。
    ただこの書籍を読んで思うのは、経済学には様々な主張・理論があるので、何を重視して学ぶべきなのか非常に悩むところです。
    従って、本書においても、所々で著者の主観を感じた次第です。
    まさに普遍化の渦中にある学問という意味でも、今後も様々な書籍が乱立するのでしょう。

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    2017年05月07日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    ほとんどの高校生はわからないと思う。従来の経済学教本よりは断然わかりやすい。入門書としては良いと思う。
    ただし、経済は人によって考え方が異なるので、この本の内容を鵜呑みにするのは危険。

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    2014年09月11日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    ネタバレ

    経済学の歴史は間違いの歴史とも言える程、さまざまな理論が現れては消えてゆく。というより、実体の経済がどんどん変化していくので理論が常に後追いになるのかもしれない。ルーカス、フリードマン、ヒックス、マンデル…といったノーベル賞学者でさえ、そのひとつの理論で経済のすべての局面を説明することはできない。

    アベノミクスの「三本の矢」はそれぞれ「マネタリズム」「ケインズ政策」「サプライサイド経済学」というそれぞれ相反するもので、それぞれが欠陥を抱えている。

    その矛楯があるが故にその効果は非常に限定的になるのではないかと思える。

    リカードの「比較優位論」ではどの国も得意な分野の生産にっ集中した自由貿

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    2014年03月27日
  • 高校生からわかるマクロ・ミクロ経済学

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    赤字・黒字という価値観を含んだ言葉を表面的に理解したつもりになる危うさを気付かせてもらいました。錆びついた頭に喝をいれます。

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    2014年01月03日
  • 中学の教科書から学ぶ 経済学サク分かり

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    タイトルの通り経済学を公民の教科書などから引用するかたちで説明する本。分かりやすいと感じる反面、例えば国債の部分のように単純化させすぎな部分も目立ちます。

    導入としては良いと思いますが、ここの記述を信用しすぎるのはだめですね。

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    2023年07月15日